一昨日23日(火)夜、こちら長野市では、3年振りに「長野えびす講花火」が打ち上げられました。
2019年は、10月の台風19号で長野市が被害を受けて中止、2020年は新コロナ禍で中止と、ここ2年連続で中止になっていました。
また、例年でしたら、長野市・丹波島橋と長野大橋のあいだの犀川河川敷1ヶ所で打ち上げられていたのですが、今回は、新コロナの件で見物人の蜜を避けようと、市内4ヵ所(地附山、屋島、若里、安茂里)が打ち上げ場所になったようで、夜6時から始まり、市民の皆さんは久し振りの花火に、歓喜の声が上がったようでした。(地元TVニュースより)
自分は撮りに出向かなかったのですが、3年前の2018年11月23日の画像をご紹介させていただきます。
photo stock 1 長野えびす講花火(2018年11月23日)
さて、今日の本題に入りますが、最近気が付いたのですが、家の前にバイクが停まって、玄関先でどなたかがしゃべっている声が聴こえ、その後に郵便受けの閉まる「バシャッ!」という音があり、玄関に行って見ますと、ただ郵便物が入っているだけで、誰の姿も見当たりません。
その後、何度となくそんな状況が続いていたのですが、ある日たまたま玄関先で靴を磨いていたら、やはり玄関先にバイクが停まり、また男性の声が聴こえてきたので、ドアを開けてその男性をみたら、地元郵便局の配達員さんでした。
お若い郵便配達員さんでしたので、声を掛けてみました。
私「どうして、郵便物の住所や名前を声を出して読んでいるんですか?」とお聞きしたら、
その彼は「誤配をしないように、郵便物を確認しながら復唱しているんです。」と云った返答でした。
私「郵便局からの指示でやっているの?」とお聞きしたら、
その彼は「私、独自にやっています。」と云うことでした。
私「そりゃあ、感心です!まあ、頑張ってくださいね!」と言って、清々しい気分になりました。
その後も、何度となく郵便物が入る時には、彼の声が聴こえて来ます。
これから、寒い冬に突入していく長野ですので、バイクの運転に気を付けて、誤配の無いように頑張って欲しいと、心から応援したくなりました。
photo stock 2 松代郵便局
photo stock 3
photo stock 4
各町に郵便局はあると思うのですが、以前何かのクイズだったと思うのですが、全国にある郵便局の数と、コンビニの数とどちらが多いか?と云ったものがありました。ですので、ほとんどの人がこの郵便局を利用していると思います。
当、松代郵便局にはちょっとしたギャラリーがあり、そこで時々、写真展や絵画展なども行なわれています。
で、ある日、用事があったもので、郵便局へ行きましたら、新進気鋭の切り絵作家さんの切り絵原画展が行なわれていましたので、ブログの題材にもなると思い、知り合いの局員さんに相談して、その展示品を写真に収めて、ブログで紹介して良いのか確認して貰いました。
その後、数日後に「了承!」のご連絡をいただけて、喜んで撮影に行きました。
それが後に、切り絵作家:由香利先生とのご縁になるようになりました。
その時以来に撮りました画像です。
photo stock 5 切り絵作家:由香利先生のプロフィール本
photo stock 6 「真田六連銭フレーム切手原画」2016年版
photo stock 7 「科野探訪フレーム切手原画」2017年版
photo stock 8 「信濃の国フレーム切手原画」2018年版
photo stock 9 由香利先生作品展
photo stock 10 由香利先生作品展
photo stock 11
切り絵作家:由香利先生とは、展示会場でお目に掛かったり、長野灯明まつりなどでも、長野駅前に大きな行燈が展示されたりするのですが、その行燈なども制作なさっていらっしゃたので、その時にお逢いしたりしましたが、私ら一般人とも気さくにお話ししてくださり、心優しい作家さんだと思いました。
それで、切り絵作家:由香利先生の作品の中で、私が唯一大好きな切り絵が、こちらです。
photo stock 12 大蓮院 小松姫
真田十万石の城下町・松代藩 真田家の初代藩主:真田信之公の奥方:小松姫の切り絵です。
小松姫は、徳川家康側近の本多忠勝の娘さんで、真田信之公に嫁ぐに際しては、徳川家康の養女として嫁いだので、「葵の御紋」を背負ってのことでした。それをちゃんと逃さずに「葵の御紋」を入れるあたりは、さすがだと思いました。
画像では分かりにくいと思いますが、それぞれの切り絵作品は、近くで見ますと、繊細な線で表現されていて、素晴らしい切絵だと驚嘆せずにはおられませんでした。
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。
厚く御礼申し上げます。