…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

長野市立博物館に、ひづみ地震計のパネルが‥‥、

2012年07月11日 | ニュース

  昨日・今日と、日中は暑い一日でした。 午後には、 33 ℃の数字が温度計に見えましたので、少しクーラーを入れました。 で今日は、昨日午後 12  時 48 分に、長野県北部で起きました地震に関係したお話しです。

  

  ここ長野・松代は震度 3 くらいで大したことがなく、無事でしたが、中野や木島平地域は、震度 5 弱でガラスが割れたり、屋根の瓦が落ちたりと、被害が出ているようです。 被害に遭われた皆様には、お見舞い申し上げたいと思います。  昨日、私も午後からまた出掛ける段取りでいましたら、「ドン!!」と大きな音と共に揺れがきました。 でも、その揺れは短く、一瞬のような感じでした。

-

photo  1

20120624j

-

photo  2

20120624l

  

  上の写真 1 は、先日ご紹介しました、「川中島古戦場・八幡社」のちょっと奥にあります、「長野市立博物館」です。 ここには、長野盆地の歴史と生活の諸々のものが展示されています。

  

  展示室は、1 階、 2 階 とありますが、まず目に入ってきますのが、写真 2 の「気象庁精密地震観測室・松代地震センター」の「ひづみ地震計」の大きなパネルです。 この「ひづみ地震計」は、長さが 100 m にも及び、各 1 m 間隔に配置されている地震計の伸縮によって、それを感知しているということです。

  

  私も、何年か前に、ビデオ撮影の仕事の折に、この「ひづみ地震計」を実際に見させていただきましたが、地下の奥深く掘られた穴の中で、静かに地震観測をしていました。 

  

  第二次世界大戦時の「松代大本営」跡地が、こういった形で、有効活用されているとは、恐らく地元の人間くらいが知っているだけだと思います。 私も、子供の頃、象山(ぞうざん)山の中にも掘られていたトンネルの中を、古タイヤに火をつけた灯りを頼りに、端から端まで、冒険気分で歩いたものでした。

  

  今は、象山地下壕(ぞうざん・ちかごう)としても、松代の観光の目玉にもなっているようですが、そこそこ観光バスに乗られた方々を見受けることがあります。 

-

photo  3

20120311c

  

  ここが、その「松代地震センター」ですが、この観測室の後ろにみえる山の地下深くに、先程の「ひづみ地震計」やら、ほかの地震計が設置されています。

   

    それだけ、この辺の地盤が固い!!

          

             っていうことなのでしょうね。

-

-

  


最新の画像もっと見る