雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の日記から「幽霊新三、はぐれ旅」あらすじ

2015-05-04 | 日記
 猫爺の連続小説、第一シリーズは、「能見数馬」。 水戸藩士能見篤之進の次男能見数馬の短い人生の内、たった一年間の出来事を描いたものだった。この中で、一番彼の運命に関わったのは、守護霊新三郎との出会いであった。新三郎は、生前木曽の生まれで、彼が世話になった江戸の材木商木曾屋孫兵衛をやくざに襲われた窮地から救うが、木曽の鵜沼に於いて騙し討に遭い殺されたのであった。
 第二シリーズでは、「佐貫三太郎」。 数馬が死んだ日に信濃国上田藩士佐貫慶次郎の長男として生まれた佐貫三太郎がヒーローである。彼は、能見数馬の記憶を引き継いで生まれた。数馬の志を受け継いだ彼は、阿蘭陀医学者、ことに「心医」なるべく長崎へ向かう。江戸の捨て子、三太少年との関わりは…。
 第三シリーズは、「池田の亥之吉」。 突然数馬や三太郎とは関わりの無いように見える池田の亥之吉という旅鴉が登場するが、彼は浪花の雑貨商福島屋善兵衛の元に働く番頭で、その末娘お絹の許嫁という烈輝とした堅気である。道中合羽に三度笠に身を包んだ彼の目的は…。数馬や三太郎との関わりは…。
 第四シリーズは、「幽霊新三はぐれ旅」である。ここで守護霊新三郎が取り憑いたのは、捨て子の三太である。
 彼は、能見数馬が生きているものと思い込み、態と阿弥陀如来を怒らせ、新三郎の墓がある江戸の経念寺に舞い戻るが、そこで会った昔なじみの亮啓和尚から数馬が死んでいたことを知らされる…。
第一シリーズ 能見数馬・・・・・・「第一回 心医」へ
第二シリーズ 佐貫三太郎・・・・・「第一回 能見数馬の生まれ変わり?」へ
第三シリーズ 池田の亥之吉・・・・「第一回 お化けが恐い」へ
第四シリーズ 幽霊新三、はぐれ旅・「第一回 浄土を追われて」へ
   -続く-   (原稿用紙2枚)