「ROUTE 134」吉野万里子 2007講談社
「うわ、面倒くさい女(主人公・悠里)と邪魔臭いやつ(モンキー間中)」と思いながら読み進める。
子供のいじめ・・・このレベルで!介入するか!
子供に言わせれば「邪魔くせー!」ウンチクセー>(゜∀゜ )( ゜∀゜)<ウンチクセーだな。
「いじめられるほうにも原因が」は当たり前。
子供の狭い社会での力関係、バランス。
救いたいのは過去の自分。間中のほうにもいじめ経験があったと思われる。
痴漢(五十嵐)の部分は「それでもボクはやってない」(2007年1月公開映画)の影響かな。「それでもおじさんは魔がさすことがあるよね、でも、それでも周りがその人を貶めるのは違うよね」って言いたくなっちゃったのかな。話にいじめを使っていたから。相手のいない場所でヒソヒソ( ´д)ヤダァ(д` )ネェ、キイタ?( ´д)オクサン(д` )アラヤダワァ貶めるような噂をするのはみっともないけど、痴漢をしちゃったならある程度は社会的に制裁を受けないとしちゃった本人(五十嵐)も”けじめ”にならないんじゃないのかとも思うのね。
離婚をした(大好き)夕輝と(大嫌い)翔子の復縁を、(大嫌いな)翔子と会って提案する場面は「(ヾノ・∀・`)ナイナイ、何だ、この女、自分だけ小学校の初恋モード、〔好きな人のために身を引いて嫌いな相手にも花を持たせるいい女〕的なかっこをして、本音は自分が初恋と嫌いになった土地とその思い出に「けじめ」をつけたいだけじゃないか」なんて思っていや~な気分になっていたが、それはあとから夕輝のセリフの中にちゃんと出てきてすっきりした。
あらあら~、嫌々読んだ割には刺激を受けているじゃないですか。
ひねた女の恋愛・・・メンドクセー>(゜∀゜ )( ゜∀゜)<ウンチクセー!
(せっかくのラブストーリーなのに、すんません。遥洋子さんの顔が浮かんでごめんなさい)