「車掌だけが知っている JRの秘密」斎藤典雄(JR東日本社員) 1999アストラ
期待しているような”秘密”は書かれていなかったし、後半はもう日記風でなんのことやら。
まあ、雑誌の連載(雑記)だったらしく会社側からの批判と圧力があったんだろう。
でも、そこに会社の体質と業務の煩雑さ複雑さが見られ、痴漢問題が騒がれる中でもなかなか女性専用車両が普及しない原因もそこにあるように感じられる。問題があってもそれを改善していくという姿勢が窺われない。(警察の天下りのために、痴漢が減っては困るということか)
この本で問題にしているのはJRの国労の立場と、民営化の時の約束の反故であるらしい。(中曽根元総理の「一人たりとも路頭に迷わせない」発言に対し、実際には1047人が採用されなかった)※2010年06月28日和解
当事者としてはそれなりの想いがあるのだろうが、傍から見ればやっぱり「わがまま」を言っている奴らのように感じてしまう。(それが危険なのかもしれない。信じることを不利益を覚悟で続けていく姿勢は見習わないといけないのだろう)
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