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◆「手のひらの蝶」小笠原慧

2011年02月22日 02時39分34秒 | 読書とか

「手のひらの蝶」小笠原慧 2002角川書店

昆虫遺伝子で吸血鬼に!
脳に人間には無いはずの器官が!ひえ~!

専門の学者さんがどれくらいまでその可能性を認めるかわかりませんが、
技術的な解説によって素人にはリアルに感じられるのです。
(まあ、またお決まりの解説(謎解き)セリフは白けますが)

まあね、衝動が抑えられないとすれば怖いな。
なんだかポケーとして読んでしまいましたが、
そういったものになることへ憧れている自分を発見。怖いね。

小笠原先生は超人(新人類)願望がありそうですね。
「DZ」にもこの作品にも、その特殊な存在に第六感を超えたテレパシー的な能力保持を示唆している。
次世代人類になる可能性ということで、そういった超能力を期待するのかもしれませんね。
新人類には、我々よりも優れたものになってもらいたいと。
でも、その過渡期、誕生の瞬間はその社会では忌むべき存在になるであろうと。


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