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◆「犬と鴉」田中慎弥

2012年01月27日 05時55分55秒 | 読書とか

「犬と鴉」田中慎弥 2009講談社

「犬と鴉」
『群像』2009年07月号
 戦争、空の鯨から降りてきた犬たちに襲われる人間、《病気》、父親、図書館、悲しみで空腹を満たしたい

「血脈」
『群像』2006年05月号
 竜骨、本、六代目

「聖書の煙草」
『群像』2008年02月号
 働かない息子、甘やかす母親~刑事の聞き込み~聖書を破る

《鮮烈な比喩》って言うやつについていけないわけですが、べつにかまわない。
「聖書の煙草」 で「図書準備室」や「蛹」に戻りましたか、なんか安心。

幸不幸は逆転し、その存在は充実感という生きている実感に転換される。それと同じように悲しみは喜びになり、人はそれを求めていく。視点を変えるとそこに説得力も生まれてくる。いや、それこそが真実だと気付かされる。なんてことを言ってみたくなったけど、やっぱりわかんないや。


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