きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

◆NHK国会中継(参院予算委)14:42枝野答弁

2011年06月10日 15時00分19秒 | 20mSv/年、原発

放射線量の高い地域でございます。例えば、飯舘村等については、あ~計画的避難区域ということで、時間が経ってから避難をお願いいたしました。これは、放射線による、放射線物質による被曝のリスクというはまさに、爆発等があってですね、短い時間に大量の被曝をする、このことによるリスクと、それから、そうした結果として、放射性物質が地表等に降り積もっている、そこから出る放射性物質を長期にわたって受けることによる健康被害のリスクと、この2種類のものがございます。そうしたことの中で、残念ながら広域に渡ってですね、こ~お~原発事故の直後のときの被曝についての被爆量という問題ではなくて、長期に亘って地表にある放射性物質からの被曝についての健康被害の怖れがあると、いう可能性の地域があったものでありますから、時間、長期に亘ってそういう地域にいるということによっての健康への影響ですから、それについてはできれば健康への影響がないのであれば、あ~従来の生活を継続というのお当事者の皆さんのご希望でもございますから、あ~、どの程度、の、健康へのリスクがあるのかということをしっかりとモニタリングをした上で判断をしたものであります。現在、ま、所謂ホットスポット、私がホットスポットと言う言葉を使ったかどうかは記憶をしておりませんが、現在、部分的に避難地域以外のところでも放射線量の高い地域がございますが、ここについても同じような観点で、安全に健康に影響を与えることがないように対処しているところでございます。

 さらっと内部被曝について「大量の被曝をする」なんて語っていますが、これについての周辺住民の影響評価は一切発表していませんよね。これって、『避難が間に合わなかったから大量被曝してますよ。でも、その調査はしませんよ』と白状しているような答弁でしたね。そこを突っ込んでもらいたかったが、時間切れで追い出されてしまいましたぞ。

 外部被曝については「モニタリングをした上で判断した」なんて言っちゃうんですね。試算がとっくにできていたのに、モニタリング結果を待って時間が経ってからって、被曝を上積みさせてから避難させたわけですね。そして、ホットスポットに対する対応を聞かれているのに、このような答弁をするということは、『ホットスポットも、もう一度モニタリングをしてから避難してもらうかどうか判断します』という意味ですよね。すでに積算放射線量20mSvを超えている人たちに対して、「もうしばらく被曝しろ」と言うわけだ。
 とてもじゃないけれど、「安全に健康に影響を与えることがないように対処」なんてできるわけないじゃないですか。

 

はああ、もうね、内閣総懺悔を早急にしてもらいたい。

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