不在通知

仕事帰りのトンカツ屋でカツカレー食べながら更新している

昨日新しいパソコンが私の部屋に配送される日だった

いつもは倉庫と化してる部屋の片隅で寝ているが

玄関から離れているのでピンポンが聞こえない

仕方ないので居間を必死で片付けて布団を敷くスペースを確保した

ピンポンを聞き逃さない様に玄関から続くキッチンへの引き戸も開け放した

前日一時間しか睡眠が取れてなかったので即爆睡


午後２時過ぎに目が覚めて玄関の郵便受けに不在通知の紙片がないか確認

見当たらなかったので配達はこの後なのだと思い文庫本を読みながら待っていた

しかし出勤時間ギリギリまで待ったが音沙汰がない

仕方なく出掛け様とドアを開けたら何かが床に落ちた

細く折られた紙片は宅配業者からの「不在通知」だったのだ

部屋の中からでは確認出来ないドアの隙間に小さく折られて挟んであった

気付くわけないじゃない、そんな所に挟んでちゃ

しかも私が寝た後すぐの９時１０分に配達に来たらしい

あと３０分起きてたら…

他の業者なら郵便受けに紙片を投げ込んで行ってくれるので

見つけ次第、再配達の手続きが出来たのにと悔しいやら眠いやら

睡眠不足で朦朧とした頭のままバス停まで走る私なのだった