昨日の続き…
お盆のさなか店を営業したが
思惑はハズレ激ヒマだった
店前でキャッチをするも人通りはまばら
こんな時は久々のお客様に電話してみる
調布のお店の時からの男性で
最後に顔を見せてくれたのは3年くらい前だった
九州に帰省しているかもとダメ元でかけてみた
何回目かのコールで「もしもし…」
電波状態が悪いようで音が途切れ途切れ
彼の声の後ろでは賑やかな音がしている
何処かのお店で飲んでいるのかしら
懐かしい声は少し酔ってるようだ
もしかしたら誰かと一緒だったら悪いので
その旨を尋ねてみたら
電話が途中で切れてしまった
これ以上しつこくしても仕方ないので
そのままキャッチをしていたら
ケータイが鳴った
先ほどの彼からだった
今度は音がクリアに繋がっている
店を出たようだった
「もし時間があったら遊びに来てよ~」
何処に居るのか聞いたら明大前だと言う
井の頭線はまだ走っている時間帯である
「久々だから顔が見たいわ~」
甘い声を出してみるが
相手は笑っているだけだ
「もう部屋に帰って来ちゃったんだよ~」
「いいじゃん、今からもう一度出て来てよ~」
「シャワーも浴びちゃったし」
部屋で寛ぐモードに入っている
「近い内に行くよ」
もうこれ以上はどんなにせがんでも無理だと思ったので
「じゃあ近い内に来てね、待ってるわよ」
そう言って電話を切った
お盆だから久々の顔とお話出来るかと期待したが
その願いは虚しく消え去ってしまった
店前の通りは相変わらず蒸し暑く
人もほとんど歩いていない
ため息をつく私なのだった
お盆のさなか店を営業したが
思惑はハズレ激ヒマだった
店前でキャッチをするも人通りはまばら
こんな時は久々のお客様に電話してみる
調布のお店の時からの男性で
最後に顔を見せてくれたのは3年くらい前だった
九州に帰省しているかもとダメ元でかけてみた
何回目かのコールで「もしもし…」
電波状態が悪いようで音が途切れ途切れ
彼の声の後ろでは賑やかな音がしている
何処かのお店で飲んでいるのかしら
懐かしい声は少し酔ってるようだ
もしかしたら誰かと一緒だったら悪いので
その旨を尋ねてみたら
電話が途中で切れてしまった
これ以上しつこくしても仕方ないので
そのままキャッチをしていたら
ケータイが鳴った
先ほどの彼からだった
今度は音がクリアに繋がっている
店を出たようだった
「もし時間があったら遊びに来てよ~」
何処に居るのか聞いたら明大前だと言う
井の頭線はまだ走っている時間帯である
「久々だから顔が見たいわ~」
甘い声を出してみるが
相手は笑っているだけだ
「もう部屋に帰って来ちゃったんだよ~」
「いいじゃん、今からもう一度出て来てよ~」
「シャワーも浴びちゃったし」
部屋で寛ぐモードに入っている
「近い内に行くよ」
もうこれ以上はどんなにせがんでも無理だと思ったので
「じゃあ近い内に来てね、待ってるわよ」
そう言って電話を切った
お盆だから久々の顔とお話出来るかと期待したが
その願いは虚しく消え去ってしまった
店前の通りは相変わらず蒸し暑く
人もほとんど歩いていない
ため息をつく私なのだった