夜の接待

寒い日曜日の夜

外はシトシト雨が降っている

明日お洗濯できるかしらと心配になってくる


ひとり寂しく夜ご飯を食べたあと「ビフォーアフター」に続き

「行列の出来る法律相談所」を見ながらブログを更新している

今やカリスマセレブのＴＫが出演しているが

ホントにゴージャスな美しさだ

ニューハーフが憧れる顔立ち

昔、まだ彼女がアイドル時代末期に

井森美幸がテレビでこんな事を言っていた

「この間六本木を歩いていたら向こうから毛皮を着た派手な女が

　コワモテの男と腕組んで歩いてたんですよ

　イモリ～！って声をかけてくるから誰かと思ったら

　ＴＫちゃんだったんですよ」

確かこの頃は武田もテレビとかにはあまり出ていなくて

ギロッポンで夜の接待に精を出していたのかも…


夜の接待と言えば

当店の某お客様の最近のエピソードを思い出す

彼にＮさんとしておこう

彼は吉祥寺のクラブによく出向いて

最近では某店の２０歳のＲちゃんをご贔屓にしていた

彼女は昼間は学生で夜は週に２回ほどの出勤

大きな瞳と長い黒髪が印象的な美少女だ

しかも性格は大人しいお嬢様タイプ

Ｋさんは惚れ込んで彼女に入れあげていたのだ


ある時、Ｒちゃんからこう切り出された

「脚の脂肪吸引をしたいのでお金を貸して貰えませんか？」

決して太くはないし

むしろムッチリしてて男には堪らないシルエットなのに

本人は気にしていたらしい

「何年かけても返しますから…」と言う

Ｋさんは条件を出した

「ではお金を貴方に投資しますから

　交換条件として…」

援助交際と言う形を提示したのだ

Ｒちゃんは即座に「それは絶対にイヤです！」と拒否

Ｎさんは「絶対に…」と言う言葉に傷ついた

これまでＮさんはＲちゃんを娘のように可愛がっていた

しかしそれは男と女

彼女を性的対象に捉えていても不思議はない

でなければ「援助交際」を提示しないだろう

お父さんのように思われていたとしても

そこには男としての部分も感じて欲しかったのに

「絶対に」と言う一言が

「あなたとそんな関係になる事は有り得ない」と拒絶された様で

Ｎさんは大変落ち込んでいた


私の知っている高級クラブの中には

「夜の接待かかって来んか～い！！！」

「マクラ上等」の店がある

だからと言ってその店のキャストは決して蓮っ葉な雰囲気ではない

え～っ、こんな子がホントにィ～？

てな具合である

Ｎさんにそのお店を紹介してあげようかしら…