リッスン・トゥ・ハー

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その余波

2011-02-05 | リッスン・トゥ・ハー
「もう余波がすごいね」

「余波ですか」

「どんどんやってくるからね」

「きてますか」

「もうアライグマも餌を洗わなくなる始末」

「余波の影響で?」

「そうそう」

「アライグマまで影響があるなんて信じられませんが」

「私も信じられへんわ」

「何でアライグマは影響を受けるんでしょう」

「仲間やと思っとるんでしょう」

「力士と?」

「力士と」

「ずいぶん生態は違うと思いますが」

「アライグマは力士のことあんまり知らんからね」

「知らないならなおさら仲間とは思わないんじゃ」

「それがアライグマの柔軟なところよ」

「その柔軟さを別の方向にもっていけばいいのに」

「まあとにかくアライグマが洗わなくなったと」

「へえ、たいへんですね」

「そうでもないけどね」

「そうなんですか?」

「だって洗うって言っても2、3回ほこりを払って水をつけるだけやし」

「人の洗うとは丁寧さが違いますね」

「そんなもんカールを洗う時は、払って水つけたらどろどろやがな」

「アライグマ、カール食べるんですか?」

「主食がカール、かっぱえびせん、ポリンキーあたりやね」

「アライグマスナック菓子三昧」

「洗わなくなって逆に美味くなったって」

「そうでしょうね」

「結果オーラーイ」

「オーラーイ」

C'mon C'mon/TEAM ROCK/くるり

2011-02-05 | 若者的図鑑
彷徨っていたい空間にぼくは迷い込んで来たのだ自分の意志で。

もわんもわんと左右から鳴っている音、家紋家紋、言ってます。
家紋家紋のみですね。音を楽しむと書いて音楽です。

揺られていましょう。そうです、ただ揺られていましょうか。
倶楽部ミュージックですわね。DJによわせてもらおうじゃありませんか。さあ。

その空間は日常に潜んでいて、いつでも出入り可能だと言われていたんで、ええ、黒ずくめの犬に、野良犬かなに、言われてたんで、それを信じてじゃあ入ってみるかな、って入ってしまいました。めくるめくは風車にみとれて時間の経過なんてそんなもん知らんし、家族心配してるかな、そろそろ帰ろうかな、よくわからんかったなあ、って出口を目指すわけです。しかして、全然見つけられませんけどこれどこあるんすかね。黒ずくめの野良犬おらんし。だんだん不安になってきて、こりゃ嫌な予感がするんで、いったん休憩させてもらっていいですか?天にむかってお願いしましたら、天もいいよって。

宿屋にて、おいしい食事をとります。まあなんておいしいんでしょうか。

正確に打たれるリズムなのに、この不安定さは、くるりとして創り出すグルーブのアンニュイさ。
なんて不正確な言葉でしょうか。言葉なんていらない。聞け聞け。それだけでわかるって。

当時の倶楽部シーンは震撼したと言う。
いや、せん、って。

加速する考え

2011-02-05 | リッスン・トゥ・ハー
オセロが苦手です。もう圧倒的に苦手でまず一手ごとに考える時間が10分要る。10分考えたところで、玄人から見たら一番避けたいような手を指してしまいます。歯がゆい歯がゆい。ああもう、って変わりたくなってしまうでしょう。オセロなんて単純なゲームなのに、どうしてこんなにもあたしは弱いのでしょうか。理由があるのかもしれません。考えすぎることがいけないのかもしれません。と全く考えずに指したら完封されました。コンピューターめ!なんなの、あたしをいじめているのかもしれない、もしかしたらいじめているのかもしれない。あたしはそんないじめには屈しませんよ。決して屈しませんからね。

オセロのコツを考えます。ひっくり返すゲームです。白黒つけるゲームですよね。相手の手を読まなければならないということです。読む?どうやって?考えることです。それしかありませんよね。うーん、しかしけっこうあたしは考えています。現状ですでにけっこう考えているのです。だからどうしよう、これ以上考えなければならないのですか?そこまでオセロのために時間を浪費したくありませんよ。時間は貴重なのですから。あたしだって大事に使いたいですもの。とすればとすればとすれば。

考えます、考えます、考えます。