リッスン・トゥ・ハー

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Doubt/L⇔R

2008-07-21 | 若者的図鑑
はいL⇔R、黒沢兄弟です。ハローイッツミーでプチブレイク、ノッキングオンユアドアーで大ブレークしましたその後の、人気も落ち着いてきた頃の一枚。

アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック、などポップさにブルースやらなんやら色んなルーツ音楽を混ぜ合わせてよくシェイクした佳作ですねえ。
終始はじけるようなスキップしてる歌い方で、甲高さ、底に潜む暗さ、それが合わさってなかなか忘れがたい声。

解散か活動休止かでソロになったあとのボーカル黒沢兄健一さんの楽曲も素晴らしいものがあります。
失わないでいたい。笑っていたいんだずっとね。

最近ライブ活動を再開したようですね。ポップミュージックの神様クラスに踊り出て欲しい人です。

情には流されずに笑う

2008-07-21 | 東京半熟日記
(天狗蕎麦長野編2)



長野城登った。
暑くなる。雲なくなる。

中で中国人団体客と混ざり合う。子どもが大変元気です。
やんりーやんりー、はうつあう、と聞こえる。
ふうふう、言いながら段差きつい階段を登る。

屋上の風を受けておいて、降りる。



さて、松本にも飽きたし、温泉でも入って眠ろう。

で、バスで郊外にあります温泉に向います。
歴史のある温泉街は寂れ途上にあり、人通り少なし、サビ多し看板の指示に従って、てくてく。小学生に聞いてみるこうこうこうの温泉どこにあるか知ってるかい?知りません、と答えよる。てくてく。わたしたち御一行は怪しい奴らだと思われたのでしょうか。
きっとそうでしょう。

なんとかついて、人少ないがしっかり経営している古い雰囲気醸す。
坂道の脇の溝に流れ出る下水、かすかなぬくもりを残したままどろどろの溝を行く。
温泉の匂いを発して、町は夕暮れ近づく。

松本城に住んでいた殿様も入ったとか言う老舗の温泉である。
古い家屋の旅館を兼ねているんでしょう、カウンターにあります鐘をちりんと鳴らしますと女将、あいおまちを、と小さいけれどよく通る声、そそくさといそいででてきました。
800円を払いまして温泉へ。

人少なし、で独占状態であります。
湯の流れる音、湯船は三種類ありました。露点になっている部分と、大き目のジェットバスとか、あわあわのところとか、マッサージようの勢いよく湯が出てるのとかあるところの湯船、そして、狭いながらサウナも完備です。それようの水風呂。
うむ、余は満足じゃい、と。堪能しました。水風呂があんなに役立つとは初めて知りましたよ。
長く楽しむには水風呂を経なければならないわけです。それをへておけば持つ。

水風呂もはじめは冷たくて死ぬわこんなことろに浸かったわ確実に死ぬわ、と思うんですけれど体はすぐなれて、沈み込みますと、ほのかな温かみが体の芯から沸き起こる衝動のように広がっていきます。太陽は沈み、オレンジ色の窓ガラス。天井に3本の太い梁、歴史を醸す。

ああ、天狗!