リッスン・トゥ・ハー

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太陽/中村一義

2008-07-20 | 若者的図鑑
天才中村一義さんの二枚目。

難解さは程よく中和され、かけ、次作はさらに中和されるその中間の過渡期にある、アルバムですか。

魂の本、そこへゆけ、笑顔、らのシングルを収録し、なんなのいったい何が目的なの彼。わけわかんねえし。まあ勢いでがんがんいったらええねん。張り上げた声の尖った先がある人々の胸に突き刺さりました。
そしてこのアルバムを手にとり、唸るのです。
なんというとるのかようわからん、はっきりききとれん。

よくいいますが、意味なんてなくていいのだ。素晴らしいものを感じるだけで、詩のね、意味なんてねあってないようなものだから。うふふ、でも、あるのもいいよね。
あるように取り繕って必死に、何かメッセージを込めているみたいにしといたら、ええんでないの。
悦ぶでしょう。みんな。ていうしたたかさは頭のよさ。

わりとわかりやすい「日の出の日」はなんかぐっとくる。

ジャケット写真に中村さんのおばあさんが写っています。
これはなかなかいいです。