たまには実用的な文章でもと、以前、住宅の結露のことを書いたらアクセスが多かった。今日はその続きではないが、また窓のことについて書いてみようと思う。
最近の住宅はペアガラスを使っているところが多い。というか、標準的な仕様になっている。メーカーの住宅など、ある程度モデルが決まっているものはよいが、完全に注文住宅の場合、気をつけなくてはならないことがある。
窓の大きさである。知り合いの友人の大工さ . . . 本文を読む
先日、ウェブで、将棋の羽生善治さんのことでいろいろ調べていると、動画で将棋特集のページに行き着いた。そこであれこれ将棋関係の動画を見ていて、面白いものに出くわした。
NHKの将棋の放送の盤面解説で男性の棋士が、解説中に聞き役の女性棋士に愛の告白をした動画である。一度見て、おっと思い、何度も繰り返し見た次第である。
解説の調子がなんだか変で、どうしたのかなと聞いていると、いきなり「これが間違っ . . . 本文を読む
K・グリムウッドという作家の作品に『リプレイ』というのがある。何十年か小説を読んでいるが、ベスト一〇ぐらいに入るほどの、うなるような物語である。
もっと若い頃思ったことがあることは、「人生をやり直すことができたら」という素朴で幼稚な夢想だ。およそ人生というものは、選択の連続である。数え切れない選択が、その人をそこの場所まで進めてきたのである。
誰しも、人生で、あの時ああせずに別の選択をしてい . . . 本文を読む
中学二年の子供が小学五年のときであるから、三年目である。何が三年目かというと、スモモである。去年から、折ごとにスモモスモモと書いているのでお気づきかと思うが、私はスモモが大好きで、その苗を三年前に植えたのである。二、三年で結実するということで去年ぐらいから期待をしていた。残念ながら、去年は結実しなかった。
が、今年は、ついに、「やったあ」なのである。三月に花も咲き、四月には花が散って若葉が萌え . . . 本文を読む
したいなあ。たまにはゆっくりと。連休はそうするかなあ。心はすでに連休に飛んでいたりして。
そういえば、去年買った本で、とっておきで残してある本をまだ読んでいない。『もう一日』ミッチ・アルボムだ。正月に読む予定であったのだが、他の本を読んでいて忘れていた。皐月の午後にでも読んでみるかなあ。そういえば、(脱線するが)なぜ皐月賞は四月にあるのに卯月賞でなくて皐月賞なのだ? 「皐月」賞はダービーだろう . . . 本文を読む
手でものを作るというのは本当に面白いものだ。わたしが今すべての条件がそろったら造ってみたいものは、里山風庭園と東屋である。日曜大工、日曜造園である。ただし、条件は全然そろわない。土地がない、お金がない、暇がない、以上の三つの完全なそろわない条件のために、私の夢はほんとうの夢である。寝言と言ってもいい。ははは。
でも、まあ、頭の中でいろいろと想像して楽しむのは勝手なので、架空のプランなどを考えて . . . 本文を読む
うほほーい(アラレちゃんだ)、もうすぐ、連休だ、連休だ、連休だよー。季節は春、外はぽかぽかして、仕事や学校は休みということになれば、いったい何をして過ごそうか、という話になる訳である。
私の希望は、お気に入りのガーデンパーク及び温泉施設かなあ。子供らは、遊園地か買い物と言っていたが。ここはひとつ、家長の威厳で…、いやそんなもの、なかったか。おまけに、家長は私ではなかったかもしれないし。(…涙) . . . 本文を読む
こうやって、イケメンの南日本海人、毎日ブログを書いている訳であるが、今日は書くということについて、一言書いておこうと思うのである。といってもたいしたこと書くわけではないので、念のため。
中学校の頃、南日本海人、作家になりたいと思ったわけである。本が好きだったし、文章を書くのも楽しいと思った。その頃、学校の国語の女の先生がそういう私にとても目をかけてくれて、いつも声をかけて下さった。
そういえ . . . 本文を読む
数少ない視聴するテレビの中で、最近見ているものは『篤姫』である。落ち着いて見られるドラマで、純粋に楽しんで見ている。
この前の放送で、花見をテーマにした場面があった。その中で、島津斉彬こと高橋秀樹が、西郷隆盛に「今年の花、去年(こぞ)の花にあらず」という言葉から一節語るシーンがあった。
咲く桜の花は同じようにみえて、去年の花とは違うものである。今年の花は今年の花であって、人生も今日を大事に生 . . . 本文を読む
春とはいえども、菜種梅雨が続き、今日などは嵐である。春の嵐は始末に悪い。冬であれば、心の準備が出来ていたり、最初から構えも防衛体制であるのに対し、春のそれは「オープンマインド、いい陽気ですよお」といっている傍から、ビューっとくるのである。まるでサラリーマンだと思っていた人が、その筋の人で豹変するのによく似ている。
最近頭の中が、ミックスサラダのようになっているので、今日は本当に思いついたことを . . . 本文を読む
春になって、半ボケの頭で考えるのであるが、昔あった虎舞竜の歌で、そういうのがあった。なんでもないようなことが、幸せであると。
毎日家族と一緒に夕飯を食べて、くつろいで寝られること、それが一番の幸せだ。日々細かな悩みや不満、試練、いさかい、笑い話、焦り、などいろいろとありはするが、こうして毎日子供や家族の顔を見ながら生活できるということは、たいへん有難いことである。
先日、風邪をひいて寝込んだ . . . 本文を読む
小さな頃からのSFファンであるので、文学のなかで小説が一番と思っているし、小説の中でSFが一番面白いと考えている。SFのなかで一番すごいなという作家が山田正紀である。小松左京大人ももちろん尊敬しているが、山田正紀はその小松左京の先の道を見つけて進んだ感がある。
『想像できないことを想像する。』なんとまあ、わくわくするような言葉ではないか。実際、彼の小説の本格SF(?)は、さながら彼の想像力と読 . . . 本文を読む
♪あらよ。とかく人生ほことたて、何がなんだかわかんねえ。春になったら春ホルモン、出るとはいうが、気配なし。心うきうきわくわく春ホルモン、出ても物事変わらない。
♪あらよ。とかく子育てほことたて、どうするんだかわかんねえ。一生懸命やるこたやるが、育てりゃ育てるほど離れてく。これは立派なほことたて。
♪あらよ。とかく人間ほことたて、何がなんだかわかんねえ。すべき、したい、した方が…、どんな尺度で . . . 本文を読む
イスラム社会では、断食月というものがあり、その月には夜明けから日没までは食べものを口にしてはいけないのだと言う。飽食の時代、国にあって、この断食というものがすこぶる興味深い。
現代人(先進国にすむ人)は本来が、食べすぎ、飲みすぎである。飲みすぎはともかく、食べなくてよい量を毎日摂っている。肥満が問題になるのは当たり前である。
実は胃弱の私にとって、断食という概念はとても誘惑がある。実際に飲ま . . . 本文を読む
前に少し紹介した本に無能唱元氏の『得する人』というのがあったと思う。アラヤ識のことで少し触れたのだが、他にもこの本はいろいろとためになることが書いてある。
その中の一つ、「正気」ということにについて今日は少し考えて、脱線していきたいと思う。
無能唱元氏が言われるのは、正気と狂気の状態の間に、狂気には至っていないが「正気でない」という状態があるということだ。私は以前これを読んだときに、目からう . . . 本文を読む