南日本海人、将棋、公開告白に大ウケ

　先日、ウェブで、将棋の羽生善治さんのことでいろいろ調べていると、動画で将棋特集のページに行き着いた。そこであれこれ将棋関係の動画を見ていて、面白いものに出くわした。
　ＮＨＫの将棋の放送の盤面解説で男性の棋士が、解説中に聞き役の女性棋士に愛の告白をした動画である。一度見て、おっと思い、何度も繰り返し見た次第である。
　解説の調子がなんだか変で、どうしたのかなと聞いていると、いきなり「これが間違っていたら○○さんをあきらめます」と、隣で聞いている○○さんに言ったのである！
　かなり、大した勇気で、拍手ものである。見ているこちらの顔がかーっとほてるような感じである。なんとなく、高校生のときに女の子に告白した感覚を思い出して、気恥ずかしくも、心地よい気がした。
　しかし、何も公共の放送中に、しかも将棋の盤面解説のときに告白しなくても良いだろうと言われる向きもあるかもしれないが、彼にとってはこの時が、数少ない告白のチャンスだったに違いない。たぶん、普段は雑談とかはできない性格で、二人で落ち着いて話す機会がなく、ここだと思ったのだろう。
　それにしても、聞いているこっちが恥ずかしい。恥ずかしいが、快感でもある。彼の一生懸命さが伝わってきて、なんとなく応援したくなる。
　このあと、二人の関係はどうなったのか、非常に興味のあるところである。続きのやつはないのであろうか。
　こういう面白いことがあるのなら、将棋の放送も見ないといけないなあ。いや、これは違うか。めったにないだろうからなあ。もしかしたら、この後、ＮＨＫの担当者が、解説をする棋士に、解説中に告白をするのはやめて下さいね、と事前に注意をしているかもしれないし。じゃないと、真似をして告白する奴がいっぱい出てくるかもしれないしなあ。
　いやあ、しかし、長い間こういう感覚は忘れていたなあ。告白も告白されることも。今日ぐらい配偶者の方に告白してみるかなあ。で、いったい何を？