夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

記事のタイトルを入力してください(必須)

2011年06月29日 | 社会問題
東京電力の株主総会で原発撤退は否定された
 何と9千人を越える株主が集まったが、89%が原発撤退に反対した。当たり前である。株主の圧倒的大多数は大企業である。
 日本トラスティサービス信託銀行
 第一生命保険
 日本生命保険
 日本マスタートラスト信託銀行
 東京都
 三井住友銀行
 みずほコーポレート
 三菱UFJ銀行
 ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー

 以上、大手だけを挙げたが、これだけでもほぼ25%を占めている。庶民の株主の意見などが通るはずも無い。我々はこうした株主の名前をしっかりと覚えておく必要がある。上記は東京都を除けばすべて保険会社と銀行ではないか。
 株式投資は安全で利益率の高い会社に投資するのが常道である。企業の方針に賛成して投資するなんて、素人ならあっても、こうした大企業がする訳が無い。すべてカネ儲けの手段としてである。彼等は利益が出さえすれば、どんなに庶民が不安に思っていようが全く無関心なのである。
 そして彼等が原発撤退に反対した事実を肝に銘じて置くべきである。