夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

政治の連立はなぜ難しいのか

2011年06月09日 | 政治問題
 連立構想が打ち上げは華々しいが、一向に実を結ばない。なぜなら理屈ばかりが先行している。やれ、方針の合意だ、何のと言っている。それぞれに自分勝手な党ばかりなんだから、方針の合意がそう簡単に行かない。そうしたそれぞれの党の身勝手があるからこそ、連立構想が出てきたのではないのか。
 連立と言うのは、みんなが一致団結して現在の困難な情況に当たろう、と言うのが目的のはずである。それなのに、連立を組む、と言う事がまず始めの障害になっている。本末転倒ではないのか。与党だの野党だのと言っているからまとまる話もまとまらない。だからこそ一つの内閣にしよう、と言う話ではなかったのか。

 結局、みなさん自分の立場を守る事に必死になっている。今必死にならなければならないのは、大震災からの復旧であり、福島原発の処理である。だから庶民のみんなからそっぽを向かれている。呆れ果てられている。それでもまだ気が付かない。テレビなどに登場してとくとくと自分の立場を主張している政治家達は、良い事を言っているつもりなのだろうが、結果としては馬鹿さ加減を披露しているに過ぎなくなる。何で目先の小さな事しか見えないのだろうか。
 多分、政治家の立場を離れたら、個人的にはちゃんとした人間であり、常識もあれば思いやりもある人達なのだろう。つまり、政治家と言う立場が魔物なのだ。なぜ魔物になるのかと言えば、政治家には名誉とカネが付いて来るからではないのか。名誉とカネ、世俗の最たるものである。だから高潔な政治家が存在しないのだろう。

 お詫びを一言。最近、ブログの休みが多くて申し訳ありません。さぼっている訳ではないのですが、どうにも忙しくて、ついつい目先の事に追われています。それにブログの調子が悪くて、本文のプレビューが出来ず、コメントの管理も出来にくくなっています。何とかしないと。