夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

国会を福島原発に限りなく近い所で開く事をお勧めする

2011年06月18日 | 政治問題
 もはや国会が国民の幸せを守るためにあるのではない事は全国民が知っている。単に自分達の党利党略だけが考えられているに過ぎない。それはつまりは自分自身の保身のため、生活の糧を得るために過ぎない。もっともらしい事を言っているが、その実、何の中身も無い事が多い。自分が嘘をついた事は棚に上げ、嘘をついてはいけません、などと、いけしゃあしゃあと言う人など、顔を見るだけでも虫酸が走る。みなさん、自分が世間からどのように見られているかをまるで知らないらしい。それとも恥を知らないだけなのか。おそらくはそのどちらでもあるのだろう。
 自分達はのうのうと安全な所で贅沢な暮らしが出来ているから、被災地の人の事など真剣に考える事など出来る訳が無い。考えても所詮は頭の中だけの考えだから、そこには痛みも悲しみも何も無い。妻と二人の息子を残して自殺した酪農家の苦しみや絶望など、まるで分からない。

 だから、雲の上になど居ないで、降りて来て外に出て、しかも原発に限りなく近い所で考えたらいい。住む所は仮設住宅で良い。津波で家を失った人は別として、放射能汚染を避けて仮設住宅に住まされている人の身になるべきである。どの党の時に原発が推進されたのか、などは関係が無い。常に政治に関わって来た国会議員全員にその責任はある。もちろん、常に態度を明白にして原発反対に徹していた議員は除外する。ぞうではないのに、自分は原発の事故には関係が無いとでも言うのなら、国会議員であった期間の全給与と得た特権を全額返済すべきだろう。それが嫌なら、被災地の仮設住宅に住んでそこで国会を開くしか道は無い。
 雲の上に居るつもりだろうが、雲なんてあんな頼りない物は無いんですよ。落ちない内に早く心を改めるべきなのである。