生きているって
こんなにも簡単で
ただ人並みな
生き方をしていれば
充分
心地よい
空気を吸っていられるかも知れないのに
生きているって
こんなにも難しく
一つの言葉さえ
あなたに届けるのが困難で
心から
あふれる言葉の代わりに
あなたに
そっと手を合わせた
ありがとう
言葉も交わせないあなたに
私の心など
届いたのだろうか
(azumi)
声をかけてあげようかな、私が声をかけるのはお邪魔虫?
そんなことを思っているうちに、時間も季節も過ぎてゆく。
またもや、列島を荒れ狂って横断した台風15号。
大きな爪痕を残したようだ。
今年はどうしたのだ。
季節の変わり目。
心を通りすぎる風が寂しい。
私は人を押しのけるのが苦手。出席した会で言われた言葉。azumiはでしゃばらないで、そっと傍らで人の話を聞いている。自分を出すこともない。そこが、いいとこなんじゃないの。そう思ってきた奴が、ここにも何人もいるよ。そうだろうか、そこが欠点の一つのような気もする。目立ちたくない。地味。表とは裏腹に、自己主張が強い内面。
昨日の台風には参った。
大雨警報が出る。
夕方の魚野川は濁った水が満杯状態。
このまま降れば、7月末の土砂崩れが再び襲いそう。
台風が直撃した関東の妹の一人は自宅脇の物置が壊れたようだし、もう一人は高速道路を走らなければならないとメールを寄こした。
落ち着けずにいたが、絶え間なく降っていた雨は小降りになり、ぴたっと止んだ。
台風状況を確認して床に就いた。
朝止んでいた雨が、また降り出した。
お彼岸、父の仏壇にあたたかいものをあげる。
「しょうたれそうめん」にした。
しょうたれ。方言である。 不潔、不精者の意味。
「しょうたれそうめん」というのは、ゆでてそのまま水にさらさないで、醤油などをかけて食べることで、「じごくぞうめん」という所もある。
集落の会合や青年会の役員会などの数名の集まりや、学校の先生方の残業など、夜遅くなると、何か夜食が食べたくなる、
そんな時、最も手軽なのが、この「しょうたれそうめん」である。どんぶりに盛り、醤油をかけ、熱いのを吹きながら食べる気分は格別である。鰯の缶詰でも切れば最高である。(「しみわたり 魚沼の方言」 南雲源二著から引用)
亡き父は「しょうたれそうめん」が好物。
よく自分で作っていた。
旨そうに食べていた姿を思い出す。
明日は彼岸の中日。
「おはぎ」用の小豆を煮ておいた。
近所からのお裾分け。イチジク6ヶをジャムに。シナモンをパラっとふりかけた。美味。
今朝の散歩途上。つかのまの雨上がり。