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公務員試験、数的処理の軌跡

公務員試験の数的処理を解説

国家一般職(高卒)の数的推理 1

2022-08-14 10:31:00 | 国家一般職(高卒)
2021年出題。                   A、B、Cは、3人合わせて345万円の所持金を持っている。                   Aは12%、Bは10%、Cは8%の年利率で全所持金を銀行へ預けたところ、1年後に、Aの利息とBの利息とCの利息の比は、3:2:1となった。                     このとき、A、B、Cが受け取った利息の合計はいくらか。                  ただし、利息に係る税金は無視するものとする。(選択肢省略)                 A、B、Cの所持金を、それぞれa万円、b万円、c万円とすると、こうなりますね。A、B、Cが受け取った利息の比は、0.12a:0.1b:0.08cですが、これをできるだけ簡単にしましょう。

これが3:2:1なので、6a:5b:4c=3:2:1。                      これは、6aは4cの3倍、5bは4cの2倍だという意味ですね。

つまり、
3人の所持金の合計は345万円だから、
これで3人の所持金が分かりました。

利息の合計は、
正解は、36万円です。                 (補足)a:b=c:dのとき、a×d=b×cとなることは、よく知られていますが、a:b:c=d:e:fのときはどうなるのでしょうか?                        これは、覚える必要はないと思いますが、こうなります。                    a×e×f=b×d×f=c×d×e。              ちょっとこれを使ってみましょうか。          所持金の比が6a:5b:4cだったところから先をやってみますと、