公務員試験、数的処理の軌跡

公務員試験の数的処理を解説

立方体の切断。2019年度奈良県教員採用試験小学全科9

2019-11-12 11:27:00 | 切断
1辺が6cmの立方体ABCD―EFGHがある。辺BFの中点I、頂点A、Gの3点を通る平面でこの立方体を切ると、切り口は四角形になる。その四角形の面積として正しいものを、下の1〜5から1つ選べ。
面と面が平行なら、切り口と切り口も平行になります。                  左側の面と右側の面は平行なので、右側の面はAIと平行に切れていきます。正面と裏側の面も同じです。
切断面は、ひし形ですねえ。                  正方形ではありません。なぜでしょう?                  それは、対角線の長さが違うからです。                  ところで、直方体や立方体の対角線の長さを求める公式は大丈夫ですか?念のために確認します。
本問は、1辺が6cmなので、対角線の長さは6√3cmです。                  それに対して、もう一方の対角線の長さは6√2cmになっています。                  2つの対角線の長さが違うので、切り口は正方形ではなくてひし形なのです。
ひし形の面積は、対角線×対角線÷2ですから、切り口の面積は、                  6√3×6√2÷2=18√6平方センチメートル。正解は、肢4です。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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