次の表は、名古屋港、千葉港、横浜港の取扱貨物量の推移をまとめたものである。この表から判断できることとして、最も妥当なのはどれか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/10/069aac4514479a5bc2bae4ea74f55e75.jpg)
これは、少し危険な問題です。①2006年から、2007年にかけては、名古屋港208→216。千葉港167→169。横浜港138→142。対前年増加率は、
対前年増加率が最も大きいのは名古屋港です。②この数表は、「取扱い量」であって、「取扱い額」は分かりません。単位が百万トンとなっていますね。 ③確かに、2008年から2009年にかけて、横浜港は、かなり減少しています。しかし、名古屋港も同じくかなり減少しています。減少率を調べてみると、
やはり、名古屋港の方が、減少率が大きい。 ④千葉港と横浜港は、いずれの年も千葉港の方が多く、その差は、3300万トン、2900万トン、2700万トン、2300万トン、2900万トン(表の単位が百万トンであることに注意)なので、これは正しい。 ⑤どの年も10%未満であることは明らか。 よって、正解は肢④です。 始めに、少し危険な問題だといったのは、肢②は引っかけなので別にして、肢①と③を検討する前に、肢④を検討しないと、少しロスタイムが生じてしまうということです。④は、引き算で解決できるものなので、こういう肢を優先的にするべきです。 えっ?他の肢は考えなくてもいいの?という声が聞こえてきそうですが、もう一度落ち着いて肢④を眺めて見て下さいよ。他の肢について考える暇があったら、もう一度、引き算を間違えてないか確かめる方が速いのではないでしょうか?![PVアクセスランキング にほんブログ村](//blogparts.blogmura.com/parts_image/user/pv01489797.gif)
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