公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

東京消防庁1類no15のつづき

2017-01-18 08:49:00 | 速さ
前回の問題を、算数でやってみます。同じ距離を進んだとき、速さと時間は反比例します。比で言うと、逆比になるのです。簡単にいうと、速ければ速いほど、かかる時間は短くなる。そこで、前回の問題です。A君が往復した様子を図にすると、①→②→③→④の順に進みましたよ。まずは、①と④の部分だけ見て下さい。①は時速60km、④は時速40kmで、速さは3:2。どちらもA~Bという同じ距離を進んでいるので、かかる時間は2:3(逆比)となります。よって、次に、②と③の部分だけ見て下さい。②は時速40kmで、③は時速60kmで、速さは2:3。どちらもB~Cという同じ距離を進んでいるので、かかる時間は3:2(逆比)です。よって、全体を見てみます。問題文には、「往復に50分かかったが、そのうちの5分はC君の家に立ち寄っていた。」ということが書いてありました。だから、オートバイで走った時間は45分。つまり、そして、クライマックスを迎えます。図の②と④を消してみましょうか。見えてきましたか?したがって、①と③を消して、②と④だけを見て、同じようにしても、正解が導き出せますので、やってみてください。PVアクセスランキング にほんブログ村