公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

2019年国家一般職(大卒)11

2020-03-04 07:46:00 | 対応
A〜Gの7人は、Xの子、孫、ひ孫に当たる血族であり、次のことが分かっているとき、A〜Gの関係としてあり得るのは次のうちではどれか。ただし、Xの子孫は全員生存しており、A〜G以外にいないものとする。なお、血族とは血がつながった者どうしのことであり、配偶者は含まれない。                   ○AはDのおじである。                   ○BはGの祖母である。                   ○CはEのいとこである。                   ○GはFのおいである。                  ①CはAの親である。                  ②DはBのきょうだいである。                  ③EはAの孫である。                  ④FはCの子である。                  ⑤FはEのきょうだいである。                                    条件を順に図にしていきます。その際、「おじ」「祖母」のように、男女の判別ができるものは、男は○で、女は△で囲んでおきます。
3世代なので、まずはBとGの関係、さらにFとGの関係を考慮して、
ここに、AとDをどうくっつけるか?                   AとBが同じ世代でもよさそうだし、AがFと同じ世代でもよさそうだし、CとEがいとこというのもいろいろありそうで、どうもうまく決まりそうにありません。                  問題文も、「あり得るのは」「次のうちでは」などと、意味深な言い方ですう。こんなときは、選択肢を見ます。                  ①おいおい、CがAの親だったら4世代になるよ。                  ②DがBのきょうだいだとしても4世代だよ。                  ③アルカモネ                   ④FがCの子だとしても4世代だよ。                  ⑤アルカモネ                   ということで、実は2択になっています。とりあえず、③をめがけて作ってみます。EがAの孫だとしたら、AはBと同じ世代です。
CとEはいとこなので、

すると、Aの子供は誰?                 すでに7人とも出てきました。                 ああ、死んだのね。                 ところが、問題文には、「Xの子孫は全員生存しており」というただし書きがあり、ああ、そういうことか。と妙に納得。結局、選択肢③はありえません。選択肢⑤の場合は、こういうことになります。
これは一例で、Dの子供がGでも構いません。また、選択肢⑤にこだわらなければ、CとEが入れ替わってもいいです。ということで、正解は、肢⑤です。ここをポチッとお願いします。→
PVアクセスランキング にほんブログ村





最新の画像もっと見る

コメントを投稿