伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

2010年十大ニュース

2010年12月31日 21時43分53秒 | 国内サッカー

今日は、一年を象徴するようになんだかんだと忙しくて、十大ニュースをアップしようと思っていたのですが、結局この時間です。年が明けてはシャレになりませんからね。

午後は、恒例の高校サッカーを観るつもりが、やはりバタバタで、前半終わり頃に見始めたくらいで、そしてなんと、長野県代表の松商学園が、あの野洲をリードしているではありませんか!!

長野県と言えば、近年、必ず初戦で強豪校と当たり、そして消えていく事が多く、去年は作陽、その前は東福岡、そして今年はかつてはセクシーフットボールで一世を風靡した、滋賀県代表、野洲高校との対戦でした。

またどうせ大差でやられるんだろう・・・。そんな気がして、でも一応は観ないと・・・。そんな気持ちでしたが、うっかり忘れてしまっていたのでした。

まさか先制するとは。これはもしかして・・・。でも見始めて3分もしないうちに右サイドを個人技で破られて、あっさり同点に追いつかれました。あー、やっぱりだめなのか。そう思ったすぐその後、いつもと違う光景を目にしました。なんと今度は松商の右の選手が、鋭い個人技で野洲DFを手玉にとってゴール右隅に食い込むと、シュートのこぼれ球を詰めていたFWが見事に合わせ、2-1と突き放したのです。

これはいつもの長野県じゃない!?

久々に高校サッカーで力が入りました。前半は2-1でリードのまま、後半が始まり、後半立ち上がりも、素早いチェックから前線でボールを奪うと、右からのセンタリングに中央、ボレーで合わせて3-1です。絶好の追加点。

野洲は若いチームと言うことでしたが、さすがにこれはいけるだろう。そう思いました。しかし野洲の攻撃力は侮れないし、何とかこのまま終わってくれ、そう祈っていました。

その後、なんと運の良さも手伝って、4-1にまで点差を広げることができたのですが、相手には世代の日本代表が2人もいるようです。その選手にミドルを決められ、4-2,その後も入れられて4-3となりました。ヤバイなーと思っていたら、カウンターからGKと1対1になるチャンスに、松商の選手が、見事なループシュートを放ち、5-3と再度突き放しました。この時点でほとんど時間はなく、まあ、2点差だし、これはもらっただろうと、内心思いました。

しかし・・・。ロスタイム4分。この間に松商は2点失い、PK戦へともつれてしまったのです。

正直、なんでもっと時間を使っていかないんだと、いらいらしてしまいました。高校生だから、あからさまな時間稼ぎは良くないとは思うのですが、そうは言ってもあと2,3分で良いようにやられて2点も失うとは。

こういった場面でのボールキープは今や小学生でもやるし、そう言う指示があっても良かったのでは。指示はあったのかも知れませんが、事実として追いつかれ、そんなメンタルのまま、PK戦で松商は負けてしまいました。

おまけにサドンデスになってから、TV中継は終わってしまい、結果すらわかりませんでした。ツイッターで結果を知ったのですが、もう最悪です。大金星が両手からするりと逃げていきました。完全に勝っていた試合だけに、非常に悔しく、こんなことなら、大差で負けた方がまだあきらめがつく・・・・そんな感じです。

強豪に善戦したから、どうせ新聞とかでは褒め称えたりするんでしょうが、結局勝てなかったのですから、同じです。

でもこの試合は何かと参考になるので、TOP伊那の子供たちにも見せてあげようかと思いました。

さて、だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、今年の十大ニュースです。今年は何と言ってもW杯イヤーですから、W杯関連が多くなったような気がします。

1.南アフリカW杯で、マラドーナ監督率いるアルゼンチン代表、ベスト8
2.TOPSTONE伊那、全少初勝利&2回戦突破
3.岡田JAPAN、南アW杯で決勝トーナメント進出
4.上伊那3年生大会でTOPSTONE伊那、初優勝
5.ザックJAPAN、初陣でアルゼンチン代表破る
6.U17女子日本代表、W杯で準優勝
7.上伊那4年生大会、TOPSTONE伊那ベスト4進出
8.南アW杯、スペインが初優勝
9.松本山雅、JFLで善戦するも1年でJ2昇格はならず
10.長野パルセイロ、悲願のJFL昇格果たす

1位はやはり独断で、アルゼンチン代表です。選手より目立ってしまったマラドーナ。グループリーグは危なげなく勝ち上がったのですが、決勝トーナメントでは、またもドイツの壁が・・・。しかも完敗でしたね、あの試合は。マラドーナでなくても顔を蹴られたようなショックでした。メッシが無得点というのもね。それでも1位です。

2位はついに少年サッカーが上位進出です。悲願の全少、初勝利。2回戦も勝ちました。今まで先輩達がなし得なかった初勝利を、ついに挙げてくれました。

3位は予想に反して(?!)頑張った岡田JAPANです。本田や長友、長谷部など、新時代の代表が頭角を現した気がしました。それにしても俊輔はちょっとかわいそうでしたね。

4位もまた、TOP伊那関連。それもMenottiの関連している大会ばかりです。もちろん自分が采配を執っているというのもありますが、今まで観ていてもなかなか勝てない、決勝トーナメントまで進めない、という事が多かったので、ようやくここまで来れたのかな、という思いです。

5位は実際、さいスタまで見に行った試合なので、感慨深い物がありました。そして初のアルゼンチン敗北。日本が勝てたのは良かったのですが、この試合はちょっと複雑でした。

6位のu17は素晴らしい快挙であるし、もっと注目されても良いと思います。特に準決勝、北朝鮮戦で横山が見せたあの6人抜きゴール。マラドーナやメッシにも通じる物がありました。

7位もTOP伊那ネタですが、この大会は逆にもっと上が狙えたと思っています。来年こそはリベンジしたいと思います。

8位でやっとW杯優勝国の出番ですね。今年、スペインはすごく目立っていました。リーガでももちろんそうですが、バルサを観ているようで、ここにメッシが入ったら完璧バルサだなー。そんな感じでした。

9,10位は長野県のサッカー事情。山雅はあと少しでJ2が逃げてしまいました。そして、パルセイロのJFL昇格です。来年はおもしろくなりそうです。

以上のように決めましたが、来年は公私ともにさらに忙しくなりそうです。全少はもちろんですが、担当している学年の大会にも良い結果が出せるよう、良いサポートをしていきたいと思います。

そして来年も当ブログ

「伊那人のサッカーぶろぐ」
をよろしくお願いします。もう、あと1時間ちょっとで今年も終わります。

紅白はもう、お目当ての出番は終わったので、すでにBGMとなっています。
あとは、伊那ケーブルテレビで放送されるカウントダウンに、先日3、4年生達と出演したので、それを観ようと思っています。



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