なのはな村通信 (都城市 社会福祉法人なのはな村)

宮崎県都城市「社会福祉法人なのはな村」理事長・フジサキが発信するブログ。日々のよしなしごとを、つれづれなるままに。

香港の「雨ニモマケズ」

2011-04-03 13:31:37 | なのはな村日記

GH学会の山田さんからのメールを、添付いたします。
なのはな村も会員ですが、この「なのはな通信」を開いてくださる方の中には、GH(グループホーム)学会とは何ぞや、と思われる方もいらっしゃると思います。


震災と同時に、GH学会会員間をメールが、飛び交い始めました。「福祉」のなかで一番小さい部分、けれど障害のある方の地域生活を支えるには、一番重要で大きい部分。
震災の新聞記事で、障害者という言葉が出てきたのは随分立ってからだと思います。フジサキの認識では。
いま、GH学会では、空きのあるホームに被災した障害者を、という呼びかけが始まっています。山田さんが言われるように、入所施設風であろうと今は必要。ただ、普通の暮らしに戻す運動も同時にやっていく、という山田さんの言葉、多くのエネルギーを必要としますが、関西弁のノリは良いですね。

 

香港の「雨ニモマケズ」、フジサキ、気に入りました。みなさんも聞いてみてください。


GH学会の皆様へ


CNKネットから


宮澤賢治の「雨ニモマケズ」に香港人が節をつけて歌った被災地への応援歌
香港の友人が知らせてくれましたがちょっと驚き
http://www.youtube.com/watch?v=SooQIlusv8k
東北の詩に、香港の節がついて、それが見事にマッチ
いろひら拝



頑張りたい時こそ、しがらみを外して頑張ろう




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2011年4月
先月11日来、生活が一変した。いわき市・ふくいんの友人の支援要請メールに応えたいとPC・メールから離れられなかった。幸い長野県と長野県社会福祉事業団が素早く応えてくれた。
地域生活移行に伴い、半年前から空いていた寮と、敷地内自活訓練ホーム2階を丸ごと借り、74名のGH・CH・福祉ホームに暮らす人たちと5名の職員を迎えた。
経緯はどうあれ、入所施設が突然生まれた。その規模を運営する必要な人員は、5名の職員と京都府・奈良県・愛知県・山梨県・長野県から馳せ参じた連合チームが支える。
支援者の手配は・公的ルートと関西ルートと山田ルートをコラボした混成チーム。良さは、情報交換と、関西弁のノリ。そらもう、笑うしかおまへんねん。
利用者さんからは、いつ戻れるの…原発疎開。目に見えない故の恐れを振り払い、受け入れる準備と並行して、戻る準備に取り掛かる。ただただ普通の暮らしを取り戻すために。
季節は東日本大震災に関わらず進んでいく。打ち合わせのために、いわき市に向かうバスからは満開のこぶしが、亡くなった人たちの卒塔婆のように重なり涙腺が緩む。
これまで何度涙したか…。早く復興が成りますように。

東伊那住人 山田優
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