ようやく稲の穂が出ました。色づくにはもう少し時間がかかるでしょうが、もう1ヶ月余で稲刈り、です。色んな野菜の実りはうれしいものですが、また、稲刈りには何にも変えがたい喜びがあります。
今年の田んぼには、ヒエが目立ちません。合鴨さんがしっかり働いたということもあるしょうが、例年、この時期にはヒエが多すぎて、半ばあきらめの境地です。
ひょっとして、と思うことがあり余す。次の写真を見てください。
ジャンボタニシと、その卵です。昨年までのなのはな村の田んぼにはいなかった、新しい侵入者です。ついに来たか、と思いましたが、合鴨がいるからと知らぬ顔をしていました。ところが、近所の田んぼは大変です。稲を食われてしまう、と、タニシと卵の撲滅運動にいっせいに乗り出しました。あまりの皆さんの熱心さに、「福岡辺りでは、ジャンボタニシのことを稲守貝と言うそうですよ。」という言葉を飲み込混ざるを得ませんでした。
稲の幼苗のときを乗り越えれば、後は外の草を食べてくれると、聞きました。合鴨はヒエを食べません。タニシがヒエを食べてくれたのではないかと、フジサキは密かに思っているのです。
どんなものでしょう。 フジサキ