きょう、なのはな村は休みですが、フジサキと遊楽調理士のMさんは朝7時の出勤です。思えば法人設立のとき国庫補助金が貰えず途方に暮れていたとき、都城JT産業の撤退を知りました。厨房機器が廃棄処分とお聞きし、諸手を挙げて廃棄責任者となりました。おかげさまで包丁に至るまで揃えることが出来て、フジサキは煙草をたしなみませんが、JT産業に足を向けて寝ることが出来ません。
ただ、この冷蔵庫も耐用年数が来て、ついに入れ替えることとなりました。些細なことかもしれませんが、フジサキにとって感慨深いものがあります。こんなことが、なのはな村の想いをつなぐ若い人たちに届くだろうかと、一抹の寂しさと、不安と、少しばかりの期待を抱きます。感傷と思わば、思え。
もうちょっと感傷的に言えば、国庫補助金は社会福祉法人にはもう出ない、と言われました。誰に? 誰かに、です。だけど、新しい社福で授産の機器まで国庫補助金で揃えているところは、結構あるんですよね。不思議な話がこの国には一杯あります。
冷蔵庫の入れ替えが終わったら、鶏さんのお世話と、畑仕事が待っています。これがフジサキの休みの日の正しい過ごし方です。フジサキ