なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

年の瀬に、この二つ。

2010-12-19 21:20:48 | 映画
最近、良かったという本と映画のお話。

まずは、本から。
木皿 泉という謎の脚本家、初のエッセイ「二度寝で番茶」。
なんで謎かというと、なんと夫婦で共同執筆しているらしく。
しかもあの「すいか」や、「野ブタ。をプロデュース」、
古いところでは「やっぱり猫が好き」、最近で言うと「Q10」、
なんかもそうらしい。どれもこれも、一味違う。

二人とも、飄々と、笑いに交えながらも、熱い。
やっつけ仕事どころか、どうもいつも戦ってるらしい。
戦わないと、本物なんて出来ない世の中なんだなぁ。

二度寝で番茶
木皿 泉
双葉社



映画は、「その名にちなんで」。
ジュンパ・ヒラリの有名な小説が原作だけれど、
本で挫折した人(私)にも、ぜひこちらをオススメしたい。
遠い異国で、故郷を想い、彼らのコミュティを作り、国の儀式にならう。
それは閉鎖的なんかじゃなく、とても素敵な事。
ちなみにインド特有の、いきなり踊りだす様な映画ではございません。

その名にちなんで (特別編) [DVD]
カル・ペン,タブー,イルファン・カーン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


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