なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

その人、独身?

2009-12-21 10:53:50 | 

タイトルにつられて立ち読みしたら、これがめちゃめちゃ面白かった。
ただ、「負け犬の遠吠え」の続編であろうこの本は、読む人を選ぶ様。
レビューを見てると、「自慢が鼻につく」みたいな見方もある。
確かに著者は勝ち組だし、昔の彼氏の話とか、華やかな交友関係も出てくる。
でも、何もかも負けっぱなしの本気の遠吠えだったら、たぶん誰も笑えない。

一部抜粋すると、
・「その人、独身?」という常套句
・つまらない男に我慢ならないという哀しみ
・シモネタ好きは死ぬまでなおらない
・伊勢丹メンズ館に来る男
・いくつになってもクシュクシュされたい
・おばさん世界への恐怖と憧憬
・「不倫でクーポン」は是か非か
・オレオレ詐欺(未遂)にあいました

身に覚えがありすぎて、笑ってる場合じゃないかも?…フと冷静になったり。
でも前に何かの記事で、「自分のことを笑い飛ばせる余裕を持て」と。
もう、この一言に尽きる気がする。魅力的な人には、必ずそれがある。
負け犬であれ勝ち犬であれ、どんな状況であれ。

とにもかくにも、「負け犬が負け犬たる所以」を考える良い機会になった。
人のふり見て我がふり直そう