霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

AC4のデザイン

2007年06月19日 20時09分16秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は本日かなり重度の鬱コモリに悩まされており、明日の必修に出られるかどうかが大変心配である。と言うか、正直マジで二年連続留年しそうだ。ヤバい。


さて、私が留年する話なんぞしててもつまらんから又AC4の話でもする。ちなみに私はAC4のオンラインは非公式戦オンリーである。公式戦はE防ガチの引きライフルみたいな中の人に「誇りは無いのか!」と言いたくなる仁義無き殺戮の荒野だからな。ゲームの仕様の関係上、腕でカバーできんしな。その点三国志大戦は動きで結構何とかなるから好きだ。


で。

ACと言えば、頭、胴体、腕、脚、それからジェネレータにブースタ、更に武器に至るまで自分の好きなパーツを選んで愛機を組み上げるゲームである事は周知の事と思う。判り易く言えばアクション版フロントミッションだ。

誰しも高性能を追求するものだが、やはり自分の分身であるからにはやはり見た目もある程度考慮に入れたいと思うのが人情であろう。

が、しかし。

シリーズ第一作からデザインを務めてきた河森に逃げられたのかそれとも首にしたのかは判らぬが、AC4は全パーツを一新したにも関わらず河森がデザインを担当しておらん。メカデザインが誰かは知らぬが、ともかく、ひとつだけ確かな事がある。

デザインセンスの欠片すら見当たらぬ。

例えば、パッケージに描かれOPムービーで暴れまわったNo1のリンクス、ベルリオーズの機体(シュープリス)は頭胴体脚腕といった外装をレイレナードのアーリヤシリーズで固め、ライフル等で武装している。

当然、OPに出ててパッケージにも出てるからには渾身の作であって良い筈だ。と言うか、そうじゃないと困る。





が、現実は非情だった。なんだこの何とも言えない失敗作は。だが、こんなもんはほんの序曲でしか無いのである。むしろこんな形でもマトモな方に入るのだからな。

例えば、『断頭台への行進』で出てくるミド・アウリエルの機体、「ナル」。ミドはオーメル社に所属するリンクスで、同社及び系列企業のローゼンタール社のパーツを装備している。





何だこのヤラレメカは。側面がキモいのみならず正面からが大変キモい。色んな意味で修正が必要である。

んで、今度は歯茎に見えると名高いインテリオルのパーツを装備すると





↑こうなる。特に太腿のあたりが実にキモい脚に始まり、歯茎に見える腕、更に胴体自体の形は悪くなくても顔が埋まってしまっておる。

これで前見えるのか。大丈夫なのかインテリオル。



まぁこんな具合であるから、外見もそれなりのレベルを維持しようとすると大変難しい。例えばGAの頭はダンボール箱でありしかも無駄に大きいから外見上のバランスが著しく崩れる。これが有澤頭になると最早東京タワーであり、どんな機体に載せてもキモい。

同じGA社の胴体は、何と言うか、こう、戦車の車体部分みたいな形をしており、余程考え込まないとこの胴体が全てをぶち壊しにしてくれる。胴体で言うと先程画像で紹介したインテリオルも、形そのものは決して悪くないのだが何故か首に当たる部分がへっこんでおり、余程巨大な頭を装備しないと首が埋まる。つうか、小さい頭を装備すると顔が見えなくなる。

他にも、軽量二脚の脚は悉く骨の様な形をしているのみならず、全てかなりのガニ股である為、脚が細いのとあいまって余程頑張らないと見るに耐えないものになる。

軽量級の機体を組む場合、何せ軽量パーツのメーカーは殆どがイクバール、オーメル、アクアビットだ。イクバールにアクアビットと言えば変態度において作中1、2位を争う企業であり、もうかなりの勢いで絶望的なのだな。

かと言ってじゃあ重量級はどうかと言われれば、流石にガニ股ではないものの今ひとつ没個性なパーツばかりで、どう組み替えても普通の機体、つまり普通のキモい機体になってしまう。



かようにAC4のデザインはまことに残念であるによって、次作では是非とも河森の復活を期待するものである。


2 コメント

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肉食え肉。ついでに野菜も。 (たかさん)
2007-06-23 06:22:27
河森監督は創聖のアクエリオンの人、というだけの認識だったのだが、出身高校を知ってびっくり。もしかして常識? 
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肉も野菜も食べてない (きりしま)
2007-06-23 22:03:02
マクロスでタッグを組んだ御樹本も出身高校はアレだったりする。意外とあの高校から各界の著名人が出ておるぞ。まぁ、一応日本最高学府の一角だしな。

一応。
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