今月も 長居植物園での観察会に 参加
クスノキ
同じ場所に生えてる クスノキですが
上と下の枝 違う木かと思うほど 葉の付きが違います
常緑樹とはいえ 葉の寿命は 一年くらい
ですので それぞれのタイミングで 古い葉から新しい葉へ
入れ替わっているそうです
トネリコ
ちょうど花の時期
これは 雄花の花序
ひとつの冬芽の中に 葉と 茎と 花序8個くらいが
詰まっているようです
キンカチャ
葉っぱも お茶の葉に似ていますが
ツバキの仲間です
同じくツバキの仲間ですが
葉も花も もっと小さくて 目立たないのが
キクカチャ
シキミ
これもちょっと 目立ちにくい花でした
シキミは 毒があるので 気を付けた方がいいようですよ
毒があるため 動物も食べない
なので シキミの実は ぎゅーっと縮んで
自分で 種を飛ばすらしい
オオシマザクラ
桜はいろんな種類が有り 識別も 難しいです
見分け方のコツ
葉と花が一緒に出るか出ないか
葉やガクに毛があるかないか
などを調べて見分ける参考にするそうですが
大変そうですね
オオカンザクラ(大寒桜)
モチノキ
雌雄が 別々の木に分かれています
左は雄花 右は雌花
雄花の木は たくさん花が咲いていましたが
雌花の木には あまり花は咲いていませんでした
蕾が少しあっただけ
だいたいは 雄花の後に雌花が咲くものだそうです
ただ モチノキは 性転換するそうです
まだ 木の研究はあまり進んでいないので
今後研究が進むと 性転換する木の種類が 増えていくだろう
とのお話でした
サンシュユ
遠目には 花がたくさん咲いているように見えましたが
ほとんど花は終わっていました
花後の蕊が残った姿です
小さい粒々 一つ一つが 花ですので
ひとつづつが実になります
赤い実がたくさん付いた姿も 可愛いですよね
クヌギか? アベマキか?
これらは良く似ているので 見分けが難しいのですが
今の時期は 一番見分けやすいそうです
↓
左 クヌギ 雄花の花序がたくさん垂れ下がった姿
右 アベマキ 葉とは長一緒に出てくるので 葉が目立つ
毎度のことですが 聞けば聞くほど
頭の中が こんがらがって 余計分からなくなってしまう
でも 聞いた時は 分かったような気になる
何度も何度も 聞いてるうちに 少しづつですが
身についてる気はします
今回も たくさんの方が 参加していました