毎月行われてる 長居植物園の観察会に
今月も 23日に参加してきました。
いつもながら大勢の参加です

いつも 優しく説明して下さる 長谷川学芸員さん 

【 ツバキ 】
ツバキ科 ツバキ属
先月 ツバキの冬芽から出た 花と葉の話を聞きましたが
そのツバキの葉が伸びた先に もう冬芽ができていました
左の茶色は去年の枝で その先に伸びた緑の部分が
今年の葉で その先端にちょこっと出来てるのが 冬芽です
この中に 来年咲く花と葉が一年かけて出来ていくんですね

ツバキの木のそばを通るときは チャドクガに 気を付けてください
モサモサの毛虫が十数匹くらいの塊でいるのを見かけます
刺されると かなりひどい症状になることもあるそうですよ 
【 アラカシ 】
ブナ科 コナラ属
ちょうど 小さなどんぐりの赤ちゃんができていました
頭に3本の柱頭があるのがこれからドングリになるもの
真ん中の 柱頭のない丸っこいのが 冬芽です
これから どんどん鱗片ができて芽を覆っていきます

アラカシの葉っぱ かなり広い範囲で
白っぽくカビのようなものが 広がっていました
うどんこ病ですが アラカシには よく見られるようです
アラカシの場合 薬剤散布とかしなくても 枯れることはなく
ここでも 何もしないでほっとくそうです

【 クリ 】
ブナ科 クリ属
クリの花がこんなにきれいだとは 知りませんでした

この白いひげのようなものが 雄花
雄花の中心辺りに ちょこっと雌花があるそうです

【 スイスチャード(フダンソウ) 】
アカザ科 フダンソウ属
これは ホウレン草の仲間です
ホウレン草の花は ほとんど見ることがないが
ほぼ こんな感じですと言って 教えていただきました
よくわかりませんが 雄株と雌株があるようです

【 オリーブ 】
モクセイ科 オリーブ属
大きな木がありましたが花が満開でした・・・といっても
教えられなければ 花が咲いてることさえ気付きません

小さな花が たくさんついていますが
これも雄花と雌花が 分かれてます

【 マテバシイ 】
ブナ科 マテバシイ属
下の方の丸っこい物は 去年の花が受粉したもの
これが今年の秋に シイの実になります
そして上の方に伸びてるのが今年の花

つまり マテバシイの実は 2年かかるっていう事です
マテバシイも 雄花と雌花があり
雌花は ごく一部だけにあります
たくさん伸びてる中央あたりにある1本に
雌花がパラパラと ついています
ただ 雌花だけのもありますが 雌花の穂先に雄花が付いたものもありました
【 モチノキ 】
モチノキ科 モチノキ属
花は終わり 実がたくさん

この実の中に 「モチノキタネオバナオバチ」が
入り込んで 卵を産み付けるようです
下の説明書きのように 花のあと と 虫の入り口があります

この観察会では 学芸員さんの声がよく聞こえない場面も多々
そのため アシスタント(?)の方たちが
説明を書いてくれたり 拡大写真を見せてくれたり
そして 横で説明してくれたりと とても丁寧です
【 クロガネモチ 】
モチノキ科 モチノキ属
ここはまだ花が咲いていました
意外とかわいい花で ちょっとびっくり

【 ヤマボウシ 】
ミズキ科 ミズキ属
右下の写真が ほんとの花

よく見ると 花びらとオシベメシベがありますね
















































































































































