小説書いてます

小説を書くことで、自分と違う人間になれるのを楽しんでいます。

思い出の竹林

2014-02-10 | 花と野草

2月8日鳥の写真を撮りに行ったついでに、若かりし頃、春になると筍堀に行っていた竹林に行ってみました。昔この山で道に迷って以来行ったことはなかったのですが、懐かしかったです。樹木の森と違って竹林は常にいろんな音がしていて、怖いと思って聞けば相当に不気味です。風にしなう音、竹と竹とがぶつかり合う音など、すぐそばで大きな音がすると思わず身が縮みます。

竹林入り口 手入れは行き届いていませんが、真竹が見事でした。

筍を掘るのはこの道をさらに奥に登ったところです。

見上げると竹の葉の間から空が見えています。葉擦れの音や風にしなう竹の音がひっきりなしにしていました。

道に迷って竹林を必死で徘徊して、やっとこの出口に通じる所まできたとき、思わず走り出していました。今は懐かしい思い出ですが。ここを真直ぐ下ると開けた畑地に出ます。