小説書いてます

小説を書くことで、自分と違う人間になれるのを楽しんでいます。

意地悪なカササギ

2013-11-13 | 

昨日はいつもの池に行ってみました。そこで見たカカサギ。

カササギ 番でしょうか仲良く柿を啄んでいます。

一羽が飛び立ちました。

腹いっぱい食べたからちょっと運動でもしてこようか

下の木の枝に止まりました。何か遊ぶものはないかな。

「おや! 下にキジバトがいるじゃないか。こいつをいたぶってやろっと」

カカサギは猛然と追い払いにかかりました。「おい!突然何をするんだよ!」不意を突かれたキジバトは驚いて逃げ回っています。

カササギは追撃の手をゆるめません。

たまらずハトは逃げ出しました。

「ふーっ、とうとう逃げたか。手間かけおって」とカカサギが言ったかどうかはわかりませんが、そんな様子でハトが飛んで行った方角を見ていました。「君も意地が悪いね何も追い払うことはないんじゃないの」とは私のつぶやきです。