また増加。詐欺Ｃメールに気を付けよう！

　二つ前のブログ（料金未払いのサイトが！振り込め詐欺？）で書いた、使ってもいないサイトの使用料督促Ｃメール（詐欺と断定します）。
　私のブログも少しは役に立っているようだ。
　９月１０日～１２日まで、私のブログにアクセスが集中し、その後３日ほどの小康状態。そして16日からは、これまで以上に激増している。まだ諦めず、詐欺Ｃメールを配信していることが分かる。
 本来、このような督促は、文書で来なければ無視するに限る。郵便で、しかも「内容証明」「配達証明」付きで来なければ、詐欺を疑うに限る。該当者が「受け取りました」という証拠となる郵便で来なければおかしい。むろん配達証明の詐欺郵便も来るので、内容がデタラメだったり、心当たりがなければ注意が肝心。この場合、相手が特定できる可能性あり、対処しやすい。
　以前、裁判所内の郵便局から来る郵便なので信用して詐欺にあった事件を思い出す。この郵便局で投函すれば、中身がアダルトであろうと「裁判所郵便局」の消印が押されるから、裁判所から来たと勘違いする。

　メールで送ってくるということは、もし、本当の督促だとしても（個人の借金督促、あるいは法人から支払い案内・催促ならあるが、法的処理に訴える前提の督促ではあり得ない）、
　「督促なんて受け取っていません」
　「知りません」
と言われるのを覚悟している。すなわち裁判を起こす気なんて毛頭ないということだ。督促をした証拠、そして、相手がそれを受け取り、内容を承知したという証拠にならないのだから。
　まして、Cメールだ。電話番号でできるメール。送られてきたメールに、個人名○○○○様など書いてない。明らかに不特定多数。受信の保証もない。もし受信しても気づかず、読むかどうかも分からない。
　詐欺メールを送って、相手を信用させるならＥメールを使うのが常識だったが、複雑なメールアドレスを解析する必要がある。最近は迷惑メール対策で、数字、英字を組み合わせたアドレスが多く、コンピューターで、ランダムにアドレスを組むのは難しく、相応の知識がいる。その技術はない連中だ（情報では３人ぐらいではないかとのこと）。そこで、簡単に済ませることのできる１１桁数字のＣメールにしたわけである。これなら人力でも出来る。Ｃメールにした理由は、ただそれだけなのだ。
　「どこで私の番号を入手したのか不気味だ」
というコメントも寄せられたが、順番にダイヤルしているだけ。使われていない番号だったり、auでなかったりして、ヒット率も悪いはずだ。
　送信先は、メールを送った番号が誰だか分かっていない。返事が来たら、名前をうまく聞き出すだけだ。詐欺に引っかからなくても、名前と番号を知らせてしまうことになる。次にどう利用されるか分からない。だから絶対に電話しないこと。
　試しに、電話するなら、アタマに１８４を入れる番号非通知ですること。非通知なら詐欺グループも出ないだろう。もし出たら、デタラメな携帯番号を言って偽名を使う。相手はいかにも、「▲▲▲さんね。登録されています」ぐらい言うだろう。そこで
　「でたらめだ。インチキ野郎」と言ってから切ろう。そうしないと、たまたま嘘の電話番号を使われた人にメールが来るからだ。
　０１２０－１８５－０９５　
　（株）ＷＩＮ　（同名のちゃんとした会社もあります。多分、大迷惑を受けていることでしょう）
　　がキーワードの詐欺メール
　０１２０－１９２－１６５
　（株）MAXとＫＤＤ、ＫＤＩ　など、いかにもそれらしい社名が出てきました。
詳しくは二つ前のブログ「料金未払いのサイトが！振り込め詐欺？」を読んでください。