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恐ろしいことが起きそう!「暗いマックス」か?

2009-09-21 22:33:52 | スポーツ

 我が巨人軍。独走のまま、セ・リーグ優勝が目前となっている。今日現在で、二位と9ゲームの差がある。三位の阪神とは23.5ゲーム差。優勝マジックが3となっているので、今週中の優勝が予想される。
 しかし、クライマックスシリーズに勝たなければ、日本シリーズに出られなPhotoい。リーグ優勝チームは、第二ステージで、アドバンテージとして一勝を与えられるから3勝でよいということになるが、相手が4勝すれば、そちら が優勝となる。短期決戦なら充分起こりえる。まして、阪神が出てくれば、後半戦は勢いのあったチームだ。互角以上に戦ってくるような気がする。我が巨人軍の「あの独走は何だったんだ」となる結果を恐れている。今は、巨人のセ・リーグ優勝を前に、ワクワクする気がしない。恐ろしいことが起きそうな予感がする。「阪神、怖い」。
 後半、失速したヤクルトが三位になることを、祈りたい。

 クライマックスシリーズ制の元では、リーグ三位のチームが日本一になる可能性がある。このままだと、セ・リーグの三位チームは勝率5割に満たない可能性が充分考えられる。負け数の方が多い4割台の勝率で、ゲーム差が20以上も離されたチームが日本シリーズに出て、しかも「勝ってしまったら」と考えると、日々、リーグの試合は、個人記録のためにあるような気がする。
 そもそも、クライマックスシリーズは、リーグ優勝できなくとも、日本一になる機会を得ようとすPhoto_2 る「巨人の陰謀」だったのではないか、巨人ファンの私でさえそう思える制度だ。その逆の立場になりそうで不安だ。
 晩酌しながら、プロ野球観戦しようにも、中継がない。日本シリーズならテレビ観戦できるだろうと思うが、セ・リーグが巨人でない可能性だってあるのだ。
 「阪神」対「楽天」もあり得る。それも、面白いかも‥‥‥! 

 「クライマックス」が「暗いマックス」、いや「暗い幕引き」にならないよに祈ります。


こんな決勝戦、見たことがない。

2009-08-25 22:37:56 | スポーツ

 夏の楽しみのひとつ。全国高校野球選手権大会Photo_3 、いわゆる、「夏の甲子園」が終わった。
 決勝戦の神がかり的な試合展開は、野球の醍醐味を充分味合わせてくれた。やっぱり野球は素晴らしい。
 
 西東京の予選では、都立日野高校がベスト4まで進んだ。最終的に準決勝で日大三校に負けたが、これまで相手校を粉砕、コールド勝ちで進んできた同校に、わずか1点の僅差で負けた。しかも、途中まで勝っていた。日大三校は決勝でも大差で勝ったくらいだ。日野高校の強さは本物だ。
 
 夏になると、少年野球のコーチをしていた頃の子供達が、どの高校チームにいるか、地方予選前に確認しているが、今年、確認できたのは日野高校のK君と、日野台高校のO君だけだった。他の強豪校に知っている名前がなかったので、今年も、私が応援で甲子園に行ける可能性は、日野高校以外ないと思っていたから、予選が始まってからの展開には、祈るような気持ちだった。勝ち進むK君の日野高校は、次女の母校でもある。今夏は第3シードだ。
 今年は、予選の応援には行けなかった。K君は第二投手だった。新聞で、予選の好投を確認した。準決勝での敗北は、20年近く前の私の母校と同じだ。最終的には優勝した高校に終盤での逆転負けだった。あの年は、春も選抜候補になっていたが選ばれず、その点も、今年の日野高校と全く同じだ。

 K君は、体こそ小さかったが根性があった。お兄ちゃんが先に野球を始めたが、気持ちは負けていなかった。私から
 「もう練習しなくてPhoto_2みよい。帰れー!」と、叱られて、グランドから出て行った(実は帰っていなかったが)のは、この子だけだった。普通は、そう叱られると
 「がんばります」
 「ごめんんなさい」
となるのだが、この子は違った。
 お父さんもコーチをしていたが、一度すねると、後が大変なのか、慌ててK君を捜しに後を追った。少し、離れたところで泣いていたそうだ。一緒に帰ってきて
 「コーチ、ごめんなさい」と謝り、再び、練習に参加した。
 このK君は、私の冗談が大好き?で(半ば信用していた)、小学1,2年生に頃は、私が巨人軍の選手だったという話を信じていた。
 「コーチが、巨人にいた頃、誰がいたの?長嶋?王?」と聞くから
 「えーとねー、コーチがいた頃は、栃錦とか鏡里(かがみさと)が一軍にいたな」と、からかいで言ったが
 「えーっ、そんなの、俺、知らねーよー」と、チームのみんな(低学年チーム)に
 「ジャイアンツにいた、トチニシキって知ってる?」と聞いていた。

 少年野球チーム「日野ロイヤル」で一緒に野球をやっていた子供達。これまで、甲子園へ行ったのは二人。8年前が最後だ。それ以来の、甲子園応援は叶わなかった。
 コーチをやめてから、そろそろ6年。知っている子が、後1,2年で高校を卒業してしまう。
 今年が、最後のチャンスだったかも知れない。


球春が来た。ジャイアンツ絶好調?

2009-04-07 23:06:56 | スポーツ

  WBCの優勝で活気づいた野球。プロ野球も始まった。
 我が、ハラ監督率いるジャイアンツ。開幕戦を落とした。

 WBCでの采配Photoを誉めそやされたハラさんの選手起用法。韓国との決勝戦では、同点打を浴びたダルビッシュ投手を使い続け、最後は押さえきって優勝した。名監督に一歩近づいた、い や仲間入りしたとまで言われた。結果的に優勝したのだから、采配は悪くはなかったのだろう。

 今年は評論家が、こぞってジャイアンツの優勝を予想する。そして今年は、WBCで実践した采配が期待されている。
 ところがどっこい。開幕初戦は、「グライなんとか」が6失点で負けた。開幕投手に指名したくらいだから、今シーズンもエースと期待しているのだろう。
 ハラさんは
 「6点グライ、なんでもない」と言ったかどうか。
 翌日は、押さえのマイケル中村の乱調で落とす。マイケルが巨人に来ていたのを知らなかった。巨人では、マケル中村と名乗るのだろうか?
 そして翌日は、ストライクの入らないクルーンを使い勝利を逃す。勝利の方程式は狂ーンとなった。

 そうか。分かった。WBCでは一流選手を使えたから名采配となったのだ。決勝戦の押さえは、藤川でも、幸運に恵まれたハラ監督だから、きっと結果オーライだっただろう。むしろ、9回を無得点で押さえて、感激シーンのイチローの決勝打Photo_2 を見ることがなかったかも知れない。

 昨年も、快進撃の阪神を大逆転してセリーグ優勝。ハラさんの采配を苦々しく思っているのは、きっと私の我が儘、無知なのだ。
 グライシンガー、クルーン、マイケル中村、豊田。よそのチームから来た投手陣。旬の過ぎた感が否めない投手陣。起用は、かなり難しいのでしょう。
 ダルビッシュ、岩隈、松坂、藤川、杉内、渡辺、マー君たちなら、それほど考える必要がなかったのではなかったか。

 それでも、イチローの決勝打。最後のバッターを三振に仕留めたダルビッシュ。痛快な見せ所を作ったのは、ハラ監督に他ならない。