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成果があるの?聖火リレー

2008-04-24 13:56:32 | 日記・エッセイ・コラム

 世界各地で、聖火リレーが騒動を起こしている。
 コースが変更になったり、コース自体未公表になる。コースが公表されても一般の人は遠くに隔離されている。バスで運ぶに到っては聖火リレーの意味がない。
Photo
 いよいよ長野に来るが、当初のスタート地点が変更になった。善光寺が、騒動を避けるため、そして同じ仏教徒の立場から、チベット問題への抗議を明確にするためと理由を説明した。
 今朝は、オーストラリアでの聖火リレーが行われたニュースを見た。各地から動員された中国人留学生が、現地住民より、はるかに多い様子が映し出されていた。
 中国国内では、チベット問題への報道規制がなされているようだし、世論は、政府が操作できる体制下にあっては、真相を知る人も少ないだろう。新聞に書かれていることは、政府の見解でもあると認識している人も多いようだ。
 毒入りギョーザの問題でも、日本国内の報道は、日本政府がけしかけていると判断している人がずいぶんといたようだ。それでいながら、世論は自分たちで作っていると思い込んでいる。
 なんでも自由に書け、読めるはずのインターネットでさえ管理・規制されていることを知らないのだろうか。
 私が、昨年まで勤務していた会社名は、チベットの首都(中国の立場なら自治区の州都)と同じ名前が付いている。むろんチベットは関係ない会なのだが、上海にある営業所とのメール送受信に時間がかかっていて不思議だった。すぐ、検閲を受けているのだと確信するようになった。

 1950年代の私が子供の頃、チベットからダライラマが亡命したというニュースを聞Photo_2いて、意味が分からなかった。人民解放軍が、チベットを解放しないために兵を出した戦闘の画像も、当時は見た記憶がない。しかし、明らかに不法侵略が行われていたのだけは、知っていた。周囲の大人が憤慨していたからだ。
 ダライラマの次の地位にあるパンチェンラマが利用されていたことも何となく知っていた。そういえば、現在のパンチェンラマの消息が伝わってこない。十数年前、まだ子供のパンチェンラマが紹介されるテレビ番組があったが‥‥。
 
 留学生なら、過去から現在までのチベット問題の本質に触れる機会が多いだろうに、「中国とチベットは、ひとつの中国」「チベット問題は外国のねつ造」と本気で叫んでいるとしたら、恐ろしいほどのナショナリズムだと感じてしまう。


長生きは損、長寿は不幸な時代が来た。

2008-04-18 16:15:21 | 日記・エッセイ・コラム

 年金問題がほぼ暗礁に乗り上げている中で、後期高齢者医療制度がスタート。
Photo_3  厚生労働大臣までが、対象者の多くが保険料が安くなると言っていたが、テレビの街頭インタービューでは、「高くなった」と応える人が多い。低収入の人は安くなるというのも、そうではないようだ。自治体の援助が廃止されたことなどが影響しているようだ。
 テレビで、政府の立場を代弁しているようなコメンテーターが、「東京でインタービューすれば、そのような結果になる」と言っていた。39自治体で、ほとんどの人が保険料が上がることになる。それ以外の地域でインタービューすれば、違う答えが返ってくると言う。
 39自治体には、東京23区、仙台市、川崎市、名古屋市、神戸市、金沢市などが含まれている。人口比率から言えば、安くなる層が絶対的にに少ないことが分かる。それを「東京でアンケートをとるのがおかしい」と言わんばかり。

 最近、空き缶拾いやゴミを収集するお年寄りを多く見かけるようになったと、仕事で街頭を歩く機会が多い友人から聞いた。月5万円、いや3万円にも満たない年金暮らしのお年寄り夫婦、あるいは一人暮らし老人も多いようだ。生活費の足しに空き缶を拾う。
 そう言えば、車を運転していると、リヤカーで金屑や缶を運ぶ人が多いことに気づくようになった。リヤカーなら少しは商売として成り立つかも知れないが、友人が言う「空き缶拾い」とはやっとの思いで袋を担いでいるそうだ。なんとか持てる量でも、たいした金にならない。それでも、生活費の足しにしたい。
 こんな人の年金から天引きする医療制度。
 「長生きするな、と言われていると感じる」
 「長寿が損をする時代になった」
 多くの対象者の言葉だ。
 年金がおかしいまま、年金からの天引きを実行する。金を取るときは張り切る厚労省。変な役所だ!Photo_4

 今の時代、国民の半数以上が75歳を迎えるだろう。故に、医療制度の維持を優先すると、こうなると言いたいのだろうが、こつこつ働き、子供の養育、学業などで蓄えなどする余裕のなかった人たち。老人だけの世帯になってしまった人たちへの思いやりが、かけらも感じられない。「備えをしてこなかった者が悪い」とでも言うのだろうか。
 医師達も、後期高齢者に、これまで同様の医療を続けることは無理と言っている。
 すぐ、廃止して検討し直すべきだ。コイズミ改革が、弱いものだけに及んできた典型の制度だ。 


芦ノ湖が中国に占領されていた!

2008-04-18 15:55:34 | 日記・エッセイ・コラム

 妻と、フラの仲間数人、そこに男は私だけが加わり、箱根へ出かけた。
 二日目は雨が予想されていたので、回るべき所は初日に出かけた。Photo_2
 登山電車、ケーブルカーと乗り継いで進むほど、外国 人が増えていく。芦ノ湖での遊覧船(箱根山中でなぜ欧州風海賊船なのかは不明)に乗ると、もうそこは、中国であった。
 飛び交う言葉は、中国語。右も左も中国人だ。平日なので混んでいないだろうという予想に反し、船中は満席だ。そして、乗客の8割以上が中国人だろう。欧米系の人は1割にも満たない。残りが、多分日本人だろう。
 出発地、桃源郷の対岸、箱根港で、ほとんどの中国人が降りていった。船を降りるための集合の様子を見ていると、4、5団体ぐらいのグループのようで、それぞれが知らない人たちのようだった。
 まだ驚きは続いた。入れ替わりに箱根港から乗り込んできたのは全て(多分)中国人だった。老若男女、子供、みんな「チャイニーズ」だ。
 船室も甲板も、私には独特の大声に聞こえる中国語が飛び交っている。日本の親子連れが唖然としていた。どこに座ろうか、あきらかに居所に迷っていた。

 子供の頃、船乗りになるのが夢だった私は、ほとんどの時間、上甲板にいて、風に吹かれながら蹴立てる波を見ていたが、先の、唖然としていた親子が甲板でずっと立っていた。この家族と、一人で湖岸にレンズを向けていた若い娘さん以外は、全て中国人だった。

 軍国時代の日本人が、わがもの顔で中国を闊歩していた時代、中国国内での日本軍人達は、こんなものではなかったようだ。中国へ出征していた父からよく聞いた、帝国軍人の振る舞いを思い起こした。
 まして当時は、中国から来た一般人が、集団で日本国内を旅行なんか出来なかったろうと思う。Photo

 芦ノ湖観光業界は、中国景気でしばらく安泰だ。
 中国では、日本の観光というと、富士箱根が目玉のひとつなのだろうか。山に囲まれた湖なら中国のほうが名所名跡は多いだろうにと、不思議に思えた。もうひとつ不思議なのは、芦ノ湖周辺の乗り物や土産物店で、あんなに大勢いた中国からの観光客。どこに消えたのだろう。箱根温泉街周辺では見かけなくなった。
 チャイニーズパワーを実感し、圧倒された一日だった。

 翌日は雨。静かな箱根を満喫した。


私は前期高齢者?

2008-04-17 11:42:33 | 日記・エッセイ・コラム

 後期医療制度が始まり混乱。今月の年金から天引きが始まり、さらに大混乱。
 医療給付費を2Photo025年までに8兆円削減するのが目的だから、今後、団塊世代を含め、お年寄りは、これまでの医療内容が8兆円分も低下するということだ。
 少ない年金から天引きされ、憤りも大きい。
 小泉改革の代表的な政策の一つであることは忘れられている。
 高齢化社会で医療費を抑制することは、どだい無理なこと。個人負担が増えるのは仕方ないことかも知れないが、巨額な無駄遣いが次々に出てくる現状では納得いかない。
 「7~8割の人が安くなる」と発言した厚生労働大臣も「私個人の感じて言った」そうで、根拠はないそうだ。一人ひとりの条件により様々で、全く分からないのが現状だ。どうして安くなる人が多いと感じたのだろう。
 騒ぎの内容、矛盾をたくさん抱えてのスタートについては、もう書かない。小泉さんが「のほほん」としていることも、もうどうでもよい。
 ひどい名称について書きたい。

 75歳以上を後期高齢者と名付けたのはすごい発想だ。末期高齢者としなかったのが、いくらかの救いだ。最初は仮称と思っていたが、大まじめだったとは、驚きだ。「これはひどい」と「長寿医療制度」などという、おかしな通称を決めたようだが、「長寿は損だよ」と言っているような感じがする。
 
 私は、電車の中で、股を広げて座る人、足を組んだり投げだして座る人、二人分の席の真ん中で座って譲らない人、このような人に注意して、時には喧嘩になることがあPhoto_2る。
 私は、体格が大きいのと、怒鳴る声がドスが利く、そして怒る顔がかなり怖いらしくて、相手も退くことが多く、それ以上にはならないことがほとんどだ。それでも口では、かなりの反抗を受ける。別れ際などに、若い人からは
 「なんだ、おやじのくせに」
 「じじいは、うるせえんだよ」
 などと言われる。こちらも
 「ガキはガキらしくしろ」
 「ケツの青い小僧っ子はおとなしくしてろ」
 と応える。
 これからは
 「なんだ、前期高齢者」
 「後期高齢者より若いおじさんは、うるさいんだよ」
 と、言って欲しい。こちらも
 「中期若年者はおとなしくしろ」
 「後期幼児風性格、赤ちゃんお尻の若者は言うことを聞け」
 と応じることにするから…。


忙しかったー!会社勤めのほうが楽だ?

2008-04-02 22:53:58 | 日記・エッセイ・コラム

 4月になった。
 定年を迎えて一年経ってしまった。この一年間、音楽活動を主に、好きなことをやってこれた。
 しかし、この3月は今までにない忙しさだった。
 バンド活動は、これまでの3つから4つに増え、演奏機会が増え、それに伴い練習時間も増えた。
 主宰するウクレレ教室は、生徒さんが増え、不思議と他の先生から転向してくる中級以上の人が多くなってきたので、ふさわしい教材とレッスン内容を考える時間も取られるようになってきた。もっとも、これは、うれしい忙しさだ。
 妻の料理教室は、通常の教室以外、学校・幼稚園の卒業謝恩会用ケーキの注文に追われていた。
 経営するアパートは女子学生用だから、卒業・入学の入れ替えのシーズンだ。募集は不動産屋さんを通さず、ホームページでまかなっているから、インターネット有料広告の順位チェック、上位掲載の手続きなど、意外と手間がかかる。私のアパートは、2月中に入居者が決まったが、友人のアパートを紹介するため、有料広告を掲載し続けていたので、3月末までチェックは続いた。新規の契約と更新手続き。親の介護がなければ、優先して出来るのに、それが思うようにいかないもどかしさ。
 一番労力のかかるアパートの清掃は、ハウスクリーニング業者に任せても、入居者が気にするような所に手が行き届かなかったので、自分たちでやり直すことになった。
 確定申告は、ぎりぎりで間に合わせた。
 ブログも更新できない状態が続いた。
 やっと他にも時間を割けるようになってきた。
 部屋の掃除、片付けを、妻に言われても、逃げる言い訳がなくなってきたので困っている。