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やらない警察のやり過ぎ?

2009-04-26 23:25:06 | インポート

 草彅剛君の「公然わいせつ」事件については、私の周囲でも、依然、話題になっている。
 草彅君に同情する意見ばかりだ。鳩山総務大臣のように、口汚く非難する意見は皆無だ。Photo 近隣に迷惑をかけた。大人気なかった。だらしがない。それらは共通している。しかし、そんな例はいくらでも見ている。自分にも近い経験がある。みんながそう言った。私も別なブログに書いた。
 そして、納得できない思いも共通している。

 その要点は
1,「公然わいせつ」といっても、真夜中の公園だ。子供や未成年はいない(と思う)。人通りの多い道路、駅などでのストリーキングや女性の前で性器を露出したのではない。人に「性的興奮、又は刺激させ、かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」のが「わいせつ罪」の定義だそうだ。全裸の男性を見たら、同性でも羞恥心を覚えるだろうし、不愉快でもあろう。しかし、真夜中の公園だ。見たくなければ目をそらせ、通り過ぎれば良い。わざわざ逮捕する必要があるだろうか。むしろ、泥酔で心身喪失状態なのだから、注意して保護すべきではないか。

2,全裸になった「公然わいせつ罪」で、なぜ家宅捜査が必要なのか。猥褻ビデオなどを持っていたのなら、「もっと他にもあるだろう」という家宅捜査も納得できるが、「裸・大声」で、家を調べる必要があるのだろうか。

3,釈放理由は「逃亡と証拠隠滅の恐れがない」だが、逃亡はともかく、どうやって証拠を隠滅するのだろうか。超が付く有名人だ。逃亡出来るわけがない。その理由だけで充分だ。

 以上3点が、皆、共有する納得できない「こじつけ理由」だ。
 確かに、「公然わいせつ罪」は成立するだろう。
 「警官に、かなり抵抗したから逮捕されたんだろう」と言う人もいたが、警察発表でさえ「手足をばたつかせた」なのだから、酔いつぶれていて、子供の「いやいや」程度だったと推測する。抵抗したのなら、警察発表の決まり文句「抵抗して暴行してきた。危害を受ける可能性があった」となるだろう。
 とにかく、公平さに欠ける扱いと、針小棒大の捜査方法と発表の仕方が問題なのだ。
 マスコミも騒ぎ過ぎる。釈放されたとき、記者の一人が「みんなが心配してNoますよ」と声をかけていたが、それまでは、大きなニュース源として、喜び、張り切っていたくせに。

 「公園で騒いでいる男がいる」という通報で駆けつけた警察官は、相手が芸能人だったので、すぐに覚醒剤を連想したのだろう。SMAPの一員だ。抜群の話題とニュース性で、待ちに待った大手柄と張り切っただろう。
 酒の臭いで泥酔状態だと分かると思うが、保護するより前に 、身柄確保を考えた。すぐに家宅捜査の手続きに入る。無論、覚醒剤・麻薬の捜査だ。本人の薬物反応の結果を待たずに、家宅捜査が出来るということは、「こじつけ」で、警察がなんでPhoto_3も出来るとということだ。
 建前は
 「家宅捜査で、公然わいせつの常習性を捜査」などと発表していたようだが、外で裸になる癖は、なにを見つけたら分かるのだろうか?
 家宅捜査は30分で終わり、押収物は無かったという。捜査直前か捜査開始後、直ぐに薬物反応が出なかったことを知らされ中止したのだろう。
 最近の警察は、捜査のやりやすい事件への執着心が目立つ。過剰反応による捜査の行き過ぎ、弱者への不公平が目立つ。
 それでいながら、桶川の女子大生ストーカー殺人、栃木の連れ回しリンチ殺人、坂本弁護士 の行方不明(オウムによる殺人)など、ちょっと思い出しただけでも、腰を上げなかった事件が列記できる。面倒な事件は、事件として扱わない。
 ストーカー被害者など、保護を求めた人が殺される事件も多い。保護を求めた人には24時間の気配りが必要なのに、やらない。やれない。警察に訴えた直後に殺され、挙げ句、「落ち度は無かった」と言い訳する姿勢は「警察に保護を求めても筋違い」と言っているに等しい。

 警察官による不祥事・犯罪をあげつらっても仕方ない。警察官も人の子だ。芸能人だって普通の人間だ。酒も飲み過ぎ、羽目も外すだろう。
 
 「罪を作ろう」「罪人を生もう」が、昨今の警察の姿なのか?もっと悪質な犯罪。強制わいせつなどを見過ごすな。訴えには耳を傾け、まじめに本気で捜査してくれー!!!! 


「酒の上で‥」 あまい警察が変わった?

2009-04-23 23:09:58 | 日記・エッセイ・コラム

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 SMAPの草なぎ君が、今日からは「草なぎ容疑者」と呼ばれている。

 「草なぎ」で、草壁皇子(くさかべのみこ)を思いだした。天武天皇の子で若死にしている。和歌もほとんど残していないようだ。ここに挙げたのは、石川郎女(いしかわのいらつめ)に贈っPhoto た歌で、調べても、これ以外、資料に出てこない。石川郎女は大名児(おほなこ)という字を持っている。

 さて、草なぎ君。
 地デジ普及PRのメインキャスターとして、また、数社のコマーシャルに起用されているのに、この時期の逮捕で、イメージダウンは大きい。酒の上の失態だとしても、一般人とは違うだけに、本人だけでなく、スポンサーが受ける影響は計り知れない。

 酔っ払いが裸になったり、大騒ぎをすることは多い。
 十数年前のこと。近所の若い男が、自室で数人の宴会をして、大騒ぎの挙げ句、外で裸踊り。注意した私に対し脅迫めいたことを喚く。駆けつけた警察官は、及び腰で
 「注意しておきましたから」と、自室に戻しただけ。

 サラリーマンが、酔っぱらって裸になる事件を起こしても、仕事を失うまでにはいかないだろう。無論、女性の前で、自分のいちもつを見せるような破廉恥行為は別だ。
 夜中に、公園で騒いで裸になったのでは、公然わいせつ罪が適用されても仕方ないが、多分、一般人なら、留置(逮捕もあるか?)され、しょげかえったところで、散々の説教を受け、起訴猶予となる可能性が大きいのではないだろうか。近所のにいちゃんの時のように、寝かし付けて終わりというのも多いはずだ。
 会社に知られることもなく、「酒の上の大失敗」で終わり、その経験の反省が活Photo_2かせるかどうかで、その後が決まるが、裸の初犯で起訴され、出社停止、懲戒免職なんて、私は聞いたことがない。
 そういう意味では、草なぎ君に、同情したくなる。
 深酒を飲むような心境になる問題があったのだろうか。好感の持てる芸能人で、タレント優等生に見える人だ。強烈な、ストレスでもあったのだろうか。だからと言って、許される行為とは言えないが、他の例と比べると、著しく不公平に感じる。芸能人も、政治家、役人と同じ「公人」ということだろうか?むしろ、政治家だったら、表沙汰にしないで済まそうとするのではないか。
 それにしても、家宅捜査を行った警察の取り調べには驚いた。クスリの可能性でもあったのだろうか。悪意に考えると、「なにか出るだろう。もっと罪を増やしてやれ」と捜査したのではないかと勘ぐりたくなる。もし、そうなら、逮捕時や取り調べでの態度が尊大で、警察官が「この野郎め」と思ったのだろうか?

 見せしめ?やっかみ?話題作り?手柄話?

 公平感の持てる捜査・処遇を望む。


実刑の脅しに屈する可能性

2009-04-15 14:29:08 | 日記・エッセイ・コラム

痴漢裁判
 昨日、痴漢事件の被告となった防衛医大教授に、無罪判決が下った。
 当然の判決だと思う。被害者とされる女子高生の一方的な証言が唯一の証拠。被告は一貫して無罪を主張していた。被告の証言も、被害者の証言と同等の扱いをすべきだ。
 性犯罪など、この種の事件では、女性の証言が一方的に採用されることが多い。Photo
 「恥を忍んで証言しているのだから本当だろう」
 「立場の弱い女性を守らなければならない」
 「証言の矛盾は、混乱していた状況では、不自然ではない」
などが、その根拠だ。
 他の目撃証言など客観的な証拠が無い限り、もっと慎重な取り調べが行われるべきだ。「疑わしきは罰せず」である。今回は「疑わしいも、疑わしい」。

 今回、被告となった方は、一審二審で実刑判決を受けている。
 「罪を認めないのは反省心がないからだ」と、実刑を言い渡されたのだろう。これが一番怖い。
 これまで、この種の事件で、冤罪が明らかになった裁判を見ると、被告は
 「やっていない」のだから、当然、罪を認めない。
 そうなると、必ず
 「反省していない」という烙印が押されている。

罪を認めないと実刑になる
 
今回、特筆すべき点は、有罪が出てしまうだろうと予測していた節のある被告が、
 「実刑を受けるくらいなら、罪を認めて、せめて執行猶予を!」と妥協しなかったことだ。
 反省していないとされ実刑判決を受けた人、また、それを避けるために、泣く泣く罪を認めた人もあるだろう。
 取調べの段階でも
 「罪を認めれば寛大な処置がある」と、いかにも不起訴にするかのように誘導されるそうだ。罪を認めないと、保釈も認められない。被疑者が無実の場合は、常に「実刑」の脅しの中で闘うことになる。

痴漢事件は多い しかし、冤罪も少なくない
 痴漢の被害者が多いことも分かる。私の娘や知人の多くが被害にあっている。訴える事もできず、泣き寝入りしたり我慢する人が多く、痴漢常習者がほくそえんでいるだろう。しかも、その数字は表面化しているものより、ずっと多いと思う。常習者のほうが、逃げ方を熟知している。犯罪を減らそうと頑張る警察関係者が、犯罪を憎むあまり、訴えられたり突き出された「犯罪者かも知れない人」を、是が非でも「犯罪者」にしようとすると、冤罪を生む結果となる。

 「えっ!俺が痴漢?」と驚き、そのまま「あれよあれよ」で被告になってしまう人は、確実にいる。

特に印象的だった冤罪痴漢事件、二つ
事例1
会社の同僚達の協力で電車の中を再現し、被害者証言の矛盾点を証明して無罪を勝ち取った方(確か、出所後の再審だったとl記憶している)がいた。職場の仲間の協力を得られるなんて稀有の事例だろう。

事例2
 被害者が間違えて駅員に「この人、痴漢です」と通報。目撃者が、駅員に「あの方はやっていないですよ。間違えてますよ」と、真犯人はもう逃げた事を伝えていたのに、怠慢駅員は警察になにも伝えなかった。こうして生まれた冤罪事件は、後日、その裁判を知った目撃者が名Photo_2乗り出なければ、そのままだった。この被告となった方は、執行猶予を受けるために一時、罪を認める(認めた?)決心をしたと聞いている。


私も、やばかった
 
以前、満員電車の中で、大声で携帯電話を使っているOL風の女性に注意したところ
 「降りればいいんでしょう」と言いながら、降りかけに

 
「あの人、痴漢だよー」と指差しで叫ばれたことがある。
 この後、悲劇は私でなく、この女性の身に起きた。
 たまたま、その指先と目が合った酔っ払いが電車を降りて追いかけ、後ろから女性の髪を引っ張り
 「なにーっ、俺を痴漢だとー」とわめきながら、女性の顔面に唾を吐いた。
 そこで電車が発車したから、酔っ払いと女性が、その後どうなったか知らない。
 酔っ払いが痴漢にされたら気の毒なので(唾吐きは暴行罪になるから仕方ない)、翌日、武蔵小金井駅へ出向き、様子を聞いたところ、事件の扱いは何も無かったそうだ。


親の金を貰い、家を建てましょう

2009-04-07 23:49:13 | 日記・エッセイ・コラム

 「相続を無税に」
 「生前贈与を大幅減税」Photo_3
 なんとも奇妙な政策案が出ている。
 「金持ち優遇政策」と言われるのに決まっている。富裕層の富を分配・還元するのが相続税だと理解している。相続税が高額で払えないというのは、 かなり高額の資産を持つ人だけだ。
 預貯金を持っている比率は高齢者が相当高いから、吐き出させようというのが生前贈与減税のねらいなのだろうが、年金への不安、医療費負担の増加、介護施策の空洞化を見たら、金も使う気にならない。高齢者の預金といっても、高額だとしても、せいぜい、普通の有料老人ホームに夫婦で入れるかどうか悩む額。その程度だ。悩むことも、考えることも出来ない、預金の少ない、あるいは全くない高齢者だって多い。
 超富裕層の資産世襲を打ち出す世襲政治家たちには、あきれ果てる。
 「親から貰って家を建てる。建設費と、それに伴う、家具、電化製品の購入で消費税が増える」
などの考えは、老後の心配のない人の発想だ。
 真っ先に、政治家が、地盤と資産を贈与し、その子息たちが恩恵を受けるだろう。


球春が来た。ジャイアンツ絶好調?

2009-04-07 23:06:56 | スポーツ

  WBCの優勝で活気づいた野球。プロ野球も始まった。
 我が、ハラ監督率いるジャイアンツ。開幕戦を落とした。

 WBCでの采配Photoを誉めそやされたハラさんの選手起用法。韓国との決勝戦では、同点打を浴びたダルビッシュ投手を使い続け、最後は押さえきって優勝した。名監督に一歩近づいた、い や仲間入りしたとまで言われた。結果的に優勝したのだから、采配は悪くはなかったのだろう。

 今年は評論家が、こぞってジャイアンツの優勝を予想する。そして今年は、WBCで実践した采配が期待されている。
 ところがどっこい。開幕初戦は、「グライなんとか」が6失点で負けた。開幕投手に指名したくらいだから、今シーズンもエースと期待しているのだろう。
 ハラさんは
 「6点グライ、なんでもない」と言ったかどうか。
 翌日は、押さえのマイケル中村の乱調で落とす。マイケルが巨人に来ていたのを知らなかった。巨人では、マケル中村と名乗るのだろうか?
 そして翌日は、ストライクの入らないクルーンを使い勝利を逃す。勝利の方程式は狂ーンとなった。

 そうか。分かった。WBCでは一流選手を使えたから名采配となったのだ。決勝戦の押さえは、藤川でも、幸運に恵まれたハラ監督だから、きっと結果オーライだっただろう。むしろ、9回を無得点で押さえて、感激シーンのイチローの決勝打Photo_2 を見ることがなかったかも知れない。

 昨年も、快進撃の阪神を大逆転してセリーグ優勝。ハラさんの采配を苦々しく思っているのは、きっと私の我が儘、無知なのだ。
 グライシンガー、クルーン、マイケル中村、豊田。よそのチームから来た投手陣。旬の過ぎた感が否めない投手陣。起用は、かなり難しいのでしょう。
 ダルビッシュ、岩隈、松坂、藤川、杉内、渡辺、マー君たちなら、それほど考える必要がなかったのではなかったか。

 それでも、イチローの決勝打。最後のバッターを三振に仕留めたダルビッシュ。痛快な見せ所を作ったのは、ハラ監督に他ならない。