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あんたが言っちゃあ、おしまいよ!

2009-03-26 00:04:13 | 日記・エッセイ・コラム
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 民主党の小沢代表が、秘書の起訴を受けても、なお、続投を表明した。
 「政治資金規正法での逮捕・起訴なら、もっと巨悪があるだろう。不公平だ」
 「記載ミス、あるいは記載方法のちょっとした違反。それなのに、この時期に、ここまでやるPhoto のは自民党政権に肩入れをした国策だ」
という思いがあるからだろう。
 私も、正直、そう思う。
 新聞に次々と検察からのリーク記事が出る。政権側の違反では、ここまでやらないと、驚くことが多い。
 「政党支部が受け取る形にすれば、なんの問題もなかった(程度の問題)」
などの発言から、小沢代表の油断と慢心が見られる。狙っていた検察に「今だ!」の機会を与えた。その辺りを心得た、もっと悪質なワイロには、かなり臆病な検察側の、今回の熱意は異常だと感じる。批判をかわして起訴するため、世論を見Photo_2方にするリークの方法には必死さが垣間見える。

 ただ、小沢代表の言い訳はみっともない。
 「何故、俺なんだ。小さいことを取り上げて。もっと悪いのがいる だろう」と聞こえる弁明は本人が言うべきではない。空き巣狙いのこそ泥が「強盗をしたわけじゃない。もっと悪いのを捕まえないのは、なにか意図があるんじゃないか」と言っているのと同じだ。
 記者会見の涙は白々しい。見ている方が恥ずかしくなる。これまでの氏の強引さを見慣れた目には、あの教鞭は辟易する。
 さすがに、「秘書のやったこと」とは言わないのは、他の政治家と違う。しかし、秘書を、黒子にさせているように思っている人が大多数だ。世論調査だと、まだ民主政権を望む人が自民政権を望む人と伯仲している。だから小沢さんは「辞めない」と言うだろうが、いざ選挙になったら、現政権党に有利になるだろう。それが権力だ。
 総理の可能性が見えてきたところでの国家権力の横やりに、憤っているのだろう。総理への未練は捨てて、きっぱり代表を辞めるべきだ。
 たとえ、強盗などの巨悪でなくとも、こそ泥は許せないのが国民感情だ。
 検察・国家権力にしてやられたとしても、違反者に総理は任せられないと判断するのが国民感情だ。氏の光と陰。どちらも明らかにすべきだ。このまま、陰ばかりが印象に残ることになるのは不本意だろう。
 潔く辞任すれば、同情が出てくるだろう。本気で自民政権を潰す気があるなら、辞めるべきだ。


野茂に感謝!

2009-03-24 22:26:16 | 日記・エッセイ・コラム

 今日、WBCの決勝戦があり、見事、日本が優勝した。
 ドキドキの連続で、テレビ中継を全て見たわけではない。ピンチになれば、甲子園中継にチャンネルを回し、「そろそろ大丈夫かな?」と恐る恐るチャンネルを戻す。
 あらゆるスポーツの中で一番好きな野球だ。我を忘れて熱中する。テレビに向かって怒鳴ることは当たり前。テレビを蹴飛Photoばして壊したことさえある。
 娘が一緒にテレビを見ていた頃。監督の采配に対し「馬鹿だ、ちょんだ」と言っていると
 「お父さん!あの監督や選手は、お父さんより才 能があってプロの選手になったんでしょ。お父さんはプロ野球に誘われるような人じゃなかったのでしょ」と、痛いところを突いてくる娘だ。
 「お父さん、本当に巨人ファンなの?」とも追求してくる。
 「巨人の選手の悪口以外、聞いたことがない」からだそうだ。

 そんな性格だから、日韓戦などは冷静に見ていられない。心臓の悪い私には、生中継は合わない。球場なら、他のファンもいるので落ち着いて(仕方なく)見続けることは出来るが、家では駄目だ。
 イチローの決勝安打は見ることが出来たが、試合終了の瞬間は見ていない。9回に同点にされたときも見ていない。ピンチには目をそらす。高校野球にチャンネルを替えた。優勝したのは高校野球中継で
 「WBCで日本が優勝しました。今の球場の拍手は、WBC優勝の電光掲示が出たからです」
と言うアナウンスで知った。すぐチャンネルを戻した。

 その後は、ニュースばかりを見て、目をうるうるにしている。

 大リーガーが増え、日本の野球のレベルが上がったのは、実質的な大リーガー第一号の野茂選手がいたからだと思う。
 少年野球のコーチを始めた頃、サッカーに取られた「ちびっ子」たちが、野球に戻ってきたのは、野茂の活躍があったからだった。オリンピックに野球が採用された頃、非協力だったプロ野球界に対し、再びサッカーに子供を奪われていった野球を見るにつけ、「日本の球界は、自分の首を絞めた」と憤慨したものだ。
 今は、プロ野球界が一丸となっている(1チームを除き)。野球ファンが増え、球場に足を運ぶようになるだろう。中日選手の辞退は、選手のコンディションということになっているが、球団や親会社の中日新聞に遠慮したからだ(圧力か?)というのが、野球仲間の常識となっている。読売に反発して、ということらしいが、小さな了見で、日本の野球のことを考えていなPhoto_2い。

 韓国の強さには舌を巻く。日本の球界は総力で対抗しなければ、もう簡単には勝てない相手だと認識すべきだ。中日球団関係者以外に「おめでとう」「ありがとう」と言いたい。
 そして、「野茂を忘れるな」とも叫びたい。

 ところで、「やっぱり頼りになるイチロー」で、ニュースを賑わしているが、もう一人の一郎もニュースになっている。
 秘書が起訴された。政治資金規正法で起訴。これで起訴されるなら、自民党の議員さん、とっくに数十人が逮捕されているんじゃないかと思うのは、私だけではないらしい。
 今日は、一日、イチロー、一郎でした。


女房はいずこに?きんと雲に乗って!

2009-03-15 23:33:54 | ハワイアンバンド

フラダンサー出演
 3月11日(水)、中野のZEROホールで行われたフラのイベント。妻が2ステージ出演した。Zero_3 仕事・家事の合間だから思うようにいかなかったかも知れないが、この2ヶ月ほどは、とりつかれたように練習していた。普段、練習している地元のモアナフラハレというハラウ(フラグループ・教室)とは違うハラウの中に入って出演するために、電車で小一時間かけて毎週練習に通っていた。こちらも入れて、週2回のフラ練習はハードなはずだ。

カメラマン出動

 いよいよ、本番当日。
 「しっかり写真を撮ってよ」と言われて、私も会場へ。
 モアナの人たちや妻の友人も大勢、応援・見学に来ていた。モアナから出演するのは妻を含め4人。同じ先生のグループは4曲あるが、そのうちの2つに出る。
 ところが、そのうちのどれに出るのか、よく分かっていないことに気づいた。プログラムを見て1曲は分かった(14曲目)が、もう1曲は分からない。
 プログラムの6曲目が、妻の先生の最初のグループだ。
 4人の仲間のうち、一人Mさんの顔が見えた。この中にいると確信し、妻をさがす。

20枚は撮ったから万全!
 「いた!」
 急いでカメラを向ける。デジタルカメラなのでシャッター音はしない。ストロボを光らせるお客さんもいるが、迷惑と言うよりも、「あれでは良い写真は撮れないな」と思いつつ、ノンストロボで撮りまくる。動きが速い時はブレてしまうが、奥行き感を出すには、ストロボが逆効果になる。隣の席の人は、ピカピカ光らせている。チラッと見 ると、手前の人に露出が合ってしまい、ステージは暗くなっている。自分の写真は、暗い客席と明るいステージの対比がきれいに撮れていると満足したが、4人のうち、他の2人が見つからないので、数だけは撮った。どこかにいるはずだから、大きな画面で見れば分かるだろう。
 次のもう1曲は、動きが速いのと、躍る位置が後ろだったので、ほとんど撮れなかった。

後はゆっくりハワイアンミュージックを味わう
 もう妻の出番はないので、安心して、私が一番興味のあるバンドに見入り、聴き入っていた。
 顔なじみ、マカハサウンズのムーンさん。チンキマホエさん。シャリーキャンベルさん。そして今回、もっとも感心して、聴いたのはギターリストのケハウ?さん。1拍ごとコードを変えるような弾き方、そのモダンなコード進行はオシャレだ。しかも男性とは思えない高い声で、歌いながら、なんの苦もなく弾いている。

フラ、いやハワイアンミュージックを満喫した
 充分満足して、その後、妻たちと「打ち上げの乾杯」をして 楽しい帰宅にZero_2なるはずだった。
 ステージで躍った4人。応援・見学の5人。男は私一人。予約してあった店で
 「かんぱーい」
 「お疲れさまー」
 それが、暗転するには、さして時間がかからなかった。私の撮った写真をみんなで確認。ところが、妻ばかりか、他の3人も写っていないと騒ぐのだ。

非難の嵐を浴びて
 「紫のドレスで踊った写真は、どこにあるのだ!」
 「私たちが、最前列で舞った写真はどこへいった」
 写っているわけがない。それは17曲目のプログラムだった。もう、写真の心配をしなくてよいと、カメラのキャップを閉じて、ポケットにしまった頃の曲だった。
 「女房の顔も分からないの!」
 「信じらんなーい」
の大合唱を浴びた。
 「Mさんと、うちの奥さんは分かったけれど、NSさん、KSさんは分からなかった。いっぱい 撮ったから、きっと写っているよ」と、乾杯の前に言った言葉が空しかった。
 「そりゃあ、見つかるわけないわよ。そこには、いないんだから」とNS、KSのご両人。

私の言い訳 「孫悟空がたくさんいたんだもん」
 「私が練習していた曲、知ってたでしょう。分からなかったの?」と言われても、自分が、今月だけでも、演奏するステージが5日間。延べ110曲もあるので、もう全てが「ごっちゃ混ぜ」になっている。そしPhotoて舞台映えのする?化粧や、額(ひたい)を出す髪型が同じようなので、背丈・体型が似ていたら、もう分からない。
 間違えて撮った他人の写真を息子に見せたら「これは、お母さんだろ」と言っていた。
 今回の妻たちの化粧は、京劇の孫悟空みたいだったので、お手上げだ。如意棒を持って踊り、「きんと雲(きんとうん)」に乗って出てくれば、分かったかも知れない。 


職場は閑散として寂しい

2009-03-04 23:09:01 | 日記・エッセイ・コラム
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 私の周りにも、じわじわと景気悪化の影響が出てきているような気がする。
Photo_3
 給与所得に限らず、商店主・自営業の売り上げが減り続けている。学生さん向けのアパート経営者の私も、親御さんも、収入減で苦労されるだろうと、気になる。私の楽器教室、妻の料理教室などの、趣味の習い事には、間違いなく影響が出てくるだろう。

 本日、衆議院で、定額給付金が再可決された。
 テレビのインタビューで使い途を聞かれた主婦が、「お米などの生活必需品を買う」 と言っていた。この人は、「多少でも、生Photo_4活費にプラスになって助かる」と思える人だろう。
 しかし、景気浮揚に、どの程度役立つかが疑問となるインタビュー結果だ。どちらにしろ、いずれは購入しなければならない生活用品だ。「買えなかった物が、やっと買える」なら景気浮揚に効果が出るだろうが、とてもそんな状況ではない。
 景気浮揚を叫ぶなら、我々が安心して消費ができるようにすることが先決だ。その為には、所得が増えること。少なくとも減らないことが重 要だ。そして、 老後、病気への心配が無いことが不可欠だ。

 若い人が夢を持てない。車を持てない。家を持てない。家庭を持てない。
 老人は、さまざまな負担増と不安で、必要最低限の支出しかできなくなる。
 働き盛りの年齢層は、収入の目減りと雇用不安で、消費するのは気力と体力だけ。
 これで、景気浮揚なんかするわけがない。今一番の成長産業は「振り込め詐欺」だけだという現状を打破するには、どうしたらいいんだよー!

 身分の安定した正社員が産業を支える仕組みに戻さない限り、景気浮揚、ひいては企業の復活はあり得ない。派遣社員は、特種技能職・専門職にだけ許されるように戻さなければ、労務費を、ひたすら安くするだけのみに利用されるだけだ。


フルシチョフはバカだった!?

2009-03-03 21:15:13 | 日記・エッセイ・コラム

与謝野蕪村(よさのぶそん)は、どうしようもない人物だった!?
 学校の授業で、先生が
 「与謝野蕪村は、俳人で画家だった」と言ったのを、ある生徒がノートに記入したのは
 「与太のぶそんは、廃人でバカだった」
 この生徒は、ぶそんさんが、与太者で、アホで、どうしようもない人物だと、しっかり脳裏に刻んだ。

 私は、この手の小話やジョークを話すのが大好きだ。

フルシチョフの馬鹿さ加減は国家機密だった??!!
 きっかけは、若い頃に、旧ソ連の体制を皮肉ったロシア小Photo_3 話を、いくつか読んだときだろう。比喩と揶揄、ウィットに富んだ海外のジョークは、その後、自分の会話にどんなに役に立っただろうか。ジョークの入れ方のコツを、かなり掴んだと思っている。
 特に、記憶に残っているのが、当時のソ連首相で党書記長を兼務していた「フルシチョフ」をからかったものが多い。

 「フルシチョフは馬鹿だ」と、外国でしゃべった男が逮捕され、シベリアでの重労働20年の刑を言い渡された。刑の内訳は
 「最高指導者を侮辱した罪で1年。国家機密を漏らした罪で19年」

倦怠期にはチキン料理を
 こんな本を読んだ影響で、それまでは、知らない人がいると口を開かない、くそおもしろくもない男だった私でも、会話の輪に入ることができるようになった。
 30年もPhoto_4前、初対面の人がいる中でも
 「うちの夫は帰宅が遅くなり、私の料理を食べなくなった。早く帰りたいと思える料理を教えて」と愚痴を言う主婦や
 「それが倦怠期夫婦の典型よね」と応える妻たちの会話に割って入り
 「そんな時は、チキン料理ですよ」
 と、私は毅然と言い放った。「なんでエ」と、真剣に質問する妻たちに
 「ケンタイキのフライドチキンって宣伝してるだろう」

 この数年後、お笑いコンビが同じネタを言っていた。もう新鮮味もないジョークだが、当時はとっさに出たジョークだった。四六時中、ジョークを考えていると思われていた。

急場をしのぐのはお得意

 ジョークで急場をしのぐ。冗談で場を和ませる。それは皮肉が強いほど効果が高い場合がある。綾小路きみまろ氏は、その才能を遺憾なく発揮している。

 私は、議論する人や講釈する人との会話は苦手だ。政治・経済などの話題が続きそうな時は、ジョークではぐらかせ、話題を変えるに限る。ジョークは会話を転換するのにも役に立つ。

 最近も、また話題にPhoto_2なっている「チェ・ゲバラ」から「カストロ」の話になり、経済封鎖が続くキューバ国民が豊かな生活をしていることを「奇跡だ。すばらしい」と褒める友人から
 「アメリカが敵視して、封鎖で締め付けたのに、どうやって復活をしたのか知りたいねエ」
と聞かれ、この話を終わりにしたい私は
 「キューバをしのぐのがうまいんだよ」と、この話を封鎖した。

 「その話、いただく」と喜んでいた友人が、自身のブログに、このジョークを紹介していたが、自作のようになっていた。