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子猫をうんだ!うんだか!うんだ!んだ、んだ!

2010-11-26 01:59:02 | 旅行記

 「うちの猫が子猫をうんだ」
 「うんだか」
 「うんだ、うんだ」
 「うんだども」
 「うんだ」

 これは私が、福島出身の友人や義弟 たちに好んで話す、お話しだ。
 どの会話が「生んだ」の「うんだ」で、どこが相づちのの「うんだ(んだ)」か分からない。むろん地元出身者同士の会Dsc08055話なら、アクセントの違いがある。私が話すときは、みな同じ語り口だ。

 先日、福島の「スパリゾートハワイアンズ」へ行ってきた。
 初めて、休日がらみで出かけたので、かなり混んでいた。子供が多い。休日(勤労感謝の日)に一泊。この日に帰る人が多いだろうと思っていたが、夕方まで大勢の人がいた。
 
 翌日の朝(10時前)には、地元の人だろう。行列を作って入場を待っていた。この人達が
 「うんだ」「うんだ(んだ)」と、会話していたが、猫なのか、犬なのか、牛なのか、なんの「うんだ」なのかは分からなかった。

 「スパリゾートハワイアンズ」は、フラのショーが見られる上に、硫黄の香りが漂う温泉が好ましい。しかも、安いので、年に2~3回は行く。海の幸が満喫できる伊豆の温泉宿の半額。それよりも、さらに安い。東京駅、新宿駅から無料バスで行けるので、本当に気軽である。
 地中海ムードというホテル「ウィルポート」のバイキングでは、そんな印象はないのだが、「ホテルハワイアンズ」の「なんとかキッチン」のバイキング料理は、はっきり言って美味しいとは言えない。外部のレストランでフラを見ながら食事をするコースもあって送り迎えして貰えるから、食事も楽しみたかったら、そちらを選ぶと良い。

 さて、いつも楽しむショー。今回、夜のポリネシアンショーが夜8時半からとなった。ドリンク付きの指定席もできて、SS席ならショーの後でダンサーと記念撮影ができる。時間ぎりぎりに行っても席が確保されているから落ち着ける。
 ショーは、特に、タヒチアンダンスが素晴らしく、どんどんレベルアDsc08060ップしているように感じた。「サモアの火踊り」も、若いファイアーマンが育ってきており、スピード感と迫力のあるショーとなって、感激さえするほどだ。
 演奏バンドの「エテネ・タヒチアンズ」には、同じバンドで一緒に演奏したことのあるmanome氏もいて、今回も会って話ができた。
 今回は、プールで遊ぶことはなかったが、のんびり保養できた。

 以前の「常磐ハワイアンセンター」時代は知らない。以前の名前のイメージで想像していたら、田舎の、ハワイを騙ったでっかいプール施設と思ったままだろう。
 温泉好きで、しかも、フラ・タヒチアン・ハワイアンが好きな私ら夫婦には、気楽に行ける格安娯楽施設である。
 「合宿所みたいだ」と妻が言うように、施設や部屋に豪華さを求めるのは無理だ。
 とにかく、楽しめるのに安いんだから、そこは我慢だよー!


人の命の惜しくもあるかな

2010-11-25 22:46:51 | 日記・エッセイ・コラム

 裁判員制度が始まって、死刑判決が出るようになってきた。
 今日は、犯行時、少年だった男に死刑判決が出た。
 最初に死刑が求刑された、いわゆる「耳かき店員殺人事件」では、予想に反して「無期懲役」の判決だった。
 死刑にならなかった理由に、交際を迫られた上Photo 、殺された被害者の祖母殺人については「偶発的な殺人」だった、すなわち、計画的な殺人ではなかった行きがかり上の犯罪だった、ということが挙げられていた。そして、間違いなく計画的犯罪だった「耳かき店員」への殺人行為については、「さんざん迷った挙げ句の犯罪」、すなわち逡巡を繰り返した上での犯罪と、いささか同情的な(私、筆者の感じたまま)判断が述べられているように思える。
 祖母には、計画性がない。片や計画性があっても、迷った末の犯罪だからと、矛盾する判断で釈然としない。
 偶発的と言えるのは、突然出会った祖母を刺してしまい、そこで、我に返り、次の犯罪を思いとどまった場合に、初めてそう言えるのであって、目的を達するまでに、邪魔な者は、蹴散らしていく行為は、計画的犯罪を構成すると、私ならそう考える。
 死刑に値するかどうかの判断は、自分にはできないが、死刑を回避する判断材料になるとは、どうしても思えない。全く納得できない。
 被告が逡巡している期間は、被害者となった方の重い恐怖の長い時間だったと言える。
 遺族は、その悔しさをも訴えているのだ。

 あの判決を聞いて、捕まってからでも、「反省の情を見せれば死刑を回避できる」と考えた人がいるのではないだろうか。逮捕され、裁判に臨んでから見せる反省は、捕まってしまったことへの反省が少なからずあると思っている。

 「裁判員が、重大な判断を求められている」とマスコミが騒ぎすぎて、裁判員が冷静な判断をできる状況かどうか、きわめて疑問だ。
 裁判員が悩む、人の命を左右する判断。被害者の命の判断は、被告一人が握っていた。そして巻き添えを含め実行してしまった。それを忘れてはならない。
 被害者や遺族の遺恨と、裁判員の悔恨は、どんな判決であっても残る。
 判決にあたって、言い訳的な理由付けは、して欲しくない。

 死刑にすべきだったと言っているのではなく、回避すべき理由に納得ができないのだ。


玄宗皇帝と楊貴妃

2010-11-18 23:16:54 | 日記・エッセイ・コラム

 なんだ、かんだ、忙しくて、ブログの更新もままならなぬ。
 今日も、明日の準備(ジャズバンドの練習のための個人練習)があるのだけれども、あまりの空白の長さに、こうして書き出した。
 好きな温泉もなかなか行けず、日帰り温泉やスーPhoto パー銭湯に出かけるが、これも10日に一回程度。一番近かった「多摩テック」のクアハウスが閉鎖されて、ちょっこと出かける機会と場所が減ってしまった。

 最近、出かけた「いこいの湯」多摩境店。知人達に
 「何処へ行ってるの?」と聞くと、ここを挙げる人が多い。
 確かに、お湯は良い。設備も良い。ラジウム岩盤浴も良い。ただひとつ、満足できないのは、休憩所だ。リクライニングのイスがあるものの、数が少なく、そして、空かないのだ。
 入用中に気づいたのだが、やっと歩くようなお年寄りを含め、高齢者が多いことだ。私が支えてあげて入浴できた方がいたくらいだ。平日ということもあってか、休憩スペースは、お年寄りが多い。
 後で気づいたのだが、この周辺には、各種の老人ホームや介護施設が多い。お年寄りが家族同伴ではなく、そしてたくさん来ているようなので不思議に思ったが、これでなるほどと思った。
 休憩場所が空かない理由も分かった。朝から夕方まで、のんびりと過ごしているのだ。
 ホームの近くに温泉施設があれば、なによりの憩いの場だ。
 

 風呂上がりに、昼寝したりテレビを見たり、ゆったりできるのは、高尾の湯「ふろッぴィ」だ。ここは、くつろげる。
 「薬仁湯」というのがあって、ほぼ、同じ成分の家庭用の「薬用入浴剤」を売っている。我が家ではこれを愛用しているが、息子は「カレーの湯」と言って、あまり好みではないようだ。カレーの香辛料のPhoto_2ような匂いがするからだそうだ。
 「加齢臭を消すためのカレー臭じゃねえの」などと言っている。
 製造元は仁丹。仁丹のネット販売で買おうと思ったら、「ふろッぴィ」より高い。だから、「ふろッぴィ」に出かけたら、必ず買ってくる。
 
 年に1、2回、ここで演奏する機会を貰っている。好きなバンド活動をした上で、昼、夜のステージの合間の約4時間、温泉を満喫できるのがうれしい。風呂好きなメンバーからは
 「ギャラは要らないから、もっとやりたい」との声も上がる。

 自宅で味わう「薬仁湯」で、陽気な女房は「楊貴妃」ならぬ「陽気妃」となる。この数日は、疲れ切っていて、妖気が漂い「妖気妃」となっている。
 「妻が楊貴妃だったなら‥‥」などと、幻想に浸る私は「玄宗皇帝」ならぬ「幻想皇帝」となって、忙しい日々を過ごしている。