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写真屋さんに頼めない写真とは?

2007-10-22 14:16:33 | 日記・エッセイ・コラム

 デジタル写真が主流になってしまい、暗室作業など、全く必要なくなってしまった。
 納戸を暗室に改造、二階のトイレを、フイルムや印画紙の水洗場兼用にしたのは30年も前になる。7年前の立て替えを機に、正式な暗室を作るか、迷ったが、結局止めた。
 現像・焼き付け・引き延ばしの「DPE」は手間がかかる。Photo現像液などの薬品を作り、その保管にも気を遣う。一枚の写真を作るまでの時間と工程。そして暗室などの場所の確保。課題は多い。
 撮影も、露出を決め、構図を決め、失敗のないように注意しながら撮る。結果は、現像するまで分からない。
 デジタル写真は撮ったらすぐ確認できる。取り消して撮り直しもできる。構図も後で更生が可能だから、とにかく数多く撮るに限る。
 覆い焼き、増感(減感)現像など、テクニックを駆使して、写真に個性を出せるのが、自前DPEの良さだ。
 しかし、デジタル写真は、大幅な写真の加工が出来るし、暗室が無くても、パソコンさえ達者に扱えれば、誰でも可能だ。

 私が、暗室作業を始めたきっかけの一つで、もしかしたら最大の理由かも知れない、「町の写真屋さんやラボに出せない(頼めない)写真」を焼く、という目的があった。
 そのような需Photo_2要は、かなり多かった。友人や、そのまた友達から、持ち込まれた未現像のネガや現像済みのネガ。趣味?と実益を兼ねた、小遣い稼ぎが可能だった。
 ひところ、ポラロイドカメラの需要は、かなりの部分を「写真屋さんに出せない写真」を撮ることが目的だったと認識している。これは、私が商売上?の経験で感じたものだ。
 どこで手に入れてくるのか、友人たちが持ってきた写真やネガ。暴力団関係の収入源だったようだが、だまされる奴もいた。
 お得意客だったyazawa君。新宿歌舞伎町で、その筋らしい人物から
 「裸の二人が、汗まみれで組んずほぐれつ、マPhoto_3ル秘の写真だ。買わないか」と声をかけられた。すぐ買うことに決めた。
 「警察の目が厳しいから、すぐ開封するのは危ない」とも言われ、お金を出し、すぐ帰宅。ドキドキしながら開封したら、相撲の写真が入っていたという、うそのような話もある。
 返品したくても「うそは言ってない」と言われてしまうだろうか?もっとも、その場所に、もう居ないだろう。

 現在は、デジタルカメラが、私の役得、副収入?を無にした。カラー引き伸し機も押し入れで眠っている。


亀田のあられ、おせんべい

2007-10-18 22:17:40 | 日記・エッセイ・コラム

 亀田と聞くと「亀田のあられ、おせんべい」のコマーシャルソングが浮かぶ。
 「あられの亀田」でなく、「荒くれの亀田」一家が図に乗って、ごうごうたる非難を浴びている。TBSはPhoto_3性懲りもなく、「試合開始はもうすぐです」で引き延ばし、亀田寄りの中継をしたそうだ。見る気もしなかったから、新聞記事やブログなどで知るのみ。
 前回の兄貴の疑惑の試合後、TBSに抗議のメールを送ったが、むろん返事はない。
 騒げば騒ぐほど視聴率が上がるのが狙いかも知れない。私たちは、たとえ見たとしても、賛同はしていないという意思表示に、スポンサー名を覚え、不買などで抗議の声を上げたらどうだろうか。
 さて、試合だが、テレビのニュースやショー番組で見る限り、反則でTKOを狙ったとしか思えない。
 ただ、反則しても勝てない実力の無さを露見した。
 狙いは良かったのかも知れない。減点を喰らっても、内藤選手が出血などPhoto_2で戦えなくなれば、勝てる可能性があったからだ。あのひどい反則でも、減点3だ。即刻、試合停止、反則負け、退場ではないのだから驚く。亀田家のための興行と思いこんでいたから、反則負けはないと踏んでいたのだろう。レフェリーもそう思いこんでいたのだとしたら、退場はないだろう。
 だから、あと、減点をいくら喰らおうが、TKOを狙えた。
 しかし、弱くてはどうにもならない。反則してもダメージを与えられない。
 切腹の話はどうでもよいから、もうボクシングを引退した方がいいのじゃないですか。
 「肘でもええから、目をねらえ」発言と、陳腐な「亀田用語」なる言い訳をした兄貴の処分は軽すぎる。
 内藤という世界チャンピオンがいるなんて認識もほとんどなかったが、内藤選手を英雄にしただけが救いの試合だった。


千の風になって!靖国にはいないよ、きっと。

2007-10-17 22:00:41 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年亡くなった友人。その奥さんに、私がギターで弾く「千の風になってPhoto_4」のCDを送って欲しいと言われている。まだ、録音していない。楽譜の手配をしたばかりだ。
 友人の墓参りに行きたいが、小田原へは1日がかりとなる。妻も連れて行きたいが、母親の介護もあり調整中だ。墓の前では、最後まで弾いたり歌ったり出来ないだろう。それだけ、心に訴える詩だ。
 昨年の紅白歌合戦で聴いたとき、脳裏に「靖国神社」が浮かんだ。
 戦争で犠牲になった人々。特に、徴兵で兵隊に取られ、妻や子、年老いた親を想い、死んでいった人たち。このような人は「俺は靖国なんかにはいない」と訴えているのではないだろうか。
 戦争末期には、働き盛りの中年域の人も徴兵された。そして過酷な戦場で、戦死、戦病死、餓死、処刑など、無惨な最後を迎えた。覚悟の職業軍人ならいざ知らず、「戦死したらPhoto_2靖国に帰るぞ」と本気で思った人が、どの位いるだろう。
 悪名高いインパール作戦に代表される、無謀・無策な作戦を立案した参謀(旧陸軍史上、醜悪・最悪・極悪司令官の牟田口廉也は、私が知る限り、人物として、最も軽蔑に値する)などが生き残り、多くの兵が無念きわまりない死を強要された。
 「捕虜になるな。死ね」という、戦場で生き残ることを拒否した「戦陣訓」。この戦陣訓の実行責任者である当時の東条(本来は東條)陸軍大臣(開戦時の首相)。自分は自決に失敗。死に損なった挙げ句、処刑され「靖国」に祀られている。
 拳銃自殺を計りながら、生き残る軍人など聞いたことがない。頭を撃ち抜くことなく、胸を撃って、しかも心臓を外れる自決方法など、死をためらったとしか思えない。後の、「天皇を守るため最後を捧げた」など、とってつけた言い訳も見苦しPhoto_3い限り。
 東京裁判の欺瞞を暴くために、見事に孤高の戦いを続けた偉大なる人物、などと書いてあるのを最近見かけるが、その理論こそ、欺瞞と誤解と独りよがりだ。生き残ってしまったことへの東条の「カッコつけた」カッコ悪さでしかない。
 戦陣訓がなければ生き延びた人が、もっといただろう。民間人も捕虜として保護される確率も高かっただろう。強制自決も少なくなっていただろう。
 「生きて虜囚の辱め」を受けた東条英機。
 かろうじて戦場から帰った父は、こんな奴と一緒にいられないだろうと、亡くなった戦友のことを言っていた。
 心残りと無念の思いで亡くなった多くの徴兵された戦死者。
 千の風になって、故郷の家族、山河を見守っているだろうか。少なくとも「靖国」には、いないと思う。


パソコンはパーソナル根性の略か?

2007-10-15 17:47:34 | 日記・エッセイ・コラム

 別なブログ(当方見聞録)でも書いた鹿児島県警の調書すり替え(断定してもよい)問題。関連する記事やブログが、インターネット上から消えているのが気にかかる。しかも放送局など公共的な機関のものだ。署名ページが他のページと字体が違う。MS明朝からFA明朝に替わっているという内容で、すり替えと断定しているわけではないのに、圧力でもかかったのか、記事が早々と削除されているので、そう、疑っている。
 県警も、あの言い訳は大失敗だと気付いたのだろうか?新しい 記事も見なくなったので、報道してくれるなという動きでもあったのだろうか。私の所へ警察からの圧力はない。
 最近の警察との関わりと言えば、遺失物の件で、日野警察の親切な警察官と仲良しになった程度だ。 
 プリンターを代えてフォントが変ったり、フォント設定をしないとプリントができなくなる悩みは10年前に、充分味わった。
 今は、そんなことがないので、鹿児島県警の言い訳は陳腐だった。Photo_3

 パソコンが趣味というよりも、パソコンで趣味の世界が大きく広がったと言うべきだろう。
 音楽では、録音、再生、加工。作曲に使い、それを演奏できる。楽譜やコード譜の自動作成。インターネットからのダウンロード。1台のパソコンで、みんな可能だ。
 文書を書くのも楽になった。原稿用紙何枚などの字数を限定されている場合は、いったん書きたいことを書いてから、パソコン画面上で、添削する。文字を消したり、増やしたり、移動する。原稿用紙で書いていた時代には考えられない。
 漢字を忘れるという弊害もある。誤変換に気付かず慌てることもある。
 会社更生法を申請した、東海○○社への書類に、倒壊○○社と変換してくれた当時のDOS版ワープロソフトは、「社長の高井が」と書いたつもりの文書も「社長の他界が」と、社長を死亡させてしまう優秀なものだった。

 パソコンを仕事で使い出した十数年前は、扱える人も少なく、機能を熟知している人は、ごくわずかだった。
Photo  私辞書登録や学習機能を知らない人へは、いたずらし放題だ。
 自分の名前を入力して変換キーを押すと、「アホ」「間抜け」などと変換されるように登録しておく。
 今のように変換候補が、ずらっと出て来ない。一字一字確かめる。
 登録した漢字を早く出るようにして、正しい文字は、2,30回押さないと出てこないようにする。その間は、該当文字が無いように見せかける操作が可能だった。
 いびきのohkubo氏(※当ブログの、「いびきでいびり」を参照)などは、自分の氏名、姓や名どころか、氏名に含まれる、どの文字を入力しても、変換キーを押すと、「タヌキ」「たぬき」「狸」「tanuki」になっていた。むろん、私が操作した。
 夜までかかり、会社へ出す報告書をようやく書き上げたが、その後の、報告者名が、どうしても「たぬき」にしかならない。そうなると意地だ。根性だ。一字一字入れようとした。しかし、「おお」と打っても「狸」。「く」でも「ぼ」でも、むろん「くぼ」でも「狸」にしか変換してくれない。悩んだ挙げ句に、役職名の「機械センター所長」とだけ書き、印鑑を押して提出したそうだ。
 「大」や「久」が入力できなければ、報告書自体が出来ない。「だい」なら「大」と変換出来たし、「久しく」として「しく」の字を消せばよかったのにと、後で、ご教授した。
 
 スクリーンセーバーに、文書や音声を入力できることも知らないから、地震予知連発表の緊急地震速報をセットしておいた。そして、事務所内を「大地震が起きるぞー」とパニックに陥れた。
 さすが、所長のohkubo氏。
 「テレビをつけろ」
 慌てた所員に適切な指示をした。
 「学校に子供を迎えに行かなくては…」
 帰ろうと焦るパートさんも、テレビに見入る。
 のんびりしたワイドショーが続く。Photo_4
 「NHKをずっとかけておけ!」
 むろん、NHKだろうが民放だろうが、午後の憩いにふさわしい番組が流れているばかり。

 ようやくパソコンを疑いだして、マウスをいじると「緊急地震情報」は消えた。
 インターネットも無縁の頃。どこにもつながっていないパソコンから流れた情報は怪しいと気付かない。ともかく、緊急情報だから流れたとでも思ったのだろうか。
 笑いを堪えることに必死だった私も、次はテレビも工作しようと考えた。

 この頃、私の周辺でパソコンを使うには、根性と根気がないと続かないと言われた。
 そんな私を、なにを勘違いしたのか、当時の副社長が「パソコンに詳しいから」と、畑違いの「オフィスコンピューター2000年問題」解決のエースとして、システム管理者に抜擢した。かくして、こんな私が会社のコンピューター、ネットワークの計画立案、運用の責任者になってしまった。むろん、後に全社員に配布することになったパソコンに、さまざまな、いたずら、脅かしが組み込まれるようになったのは、自然の流れであったろう。言うまでもなく、その責任は、血迷った人事を断行した副社長が負うべきである。


冤罪事件。警察は捜査しないで操作している!

2007-10-11 14:37:07 | 日記・エッセイ・コラム

アリバイを記録しておこう!でも、無駄かも?
 突然逮捕された時に備え、「いつ、どこで、なにをして、誰がそれを証明できるか」、記録しておかなければならない。
 そう思ってはいたが、富山の婦女暴行冤罪事件ではアリバイが無視された。事件のあった時間に電話をしていた。相手方の証言や通話記録を確かめもしなかった。
 有利な証拠だって無視された。足跡が残されており、靴の大きさが、まったく違うのに無視された。その他にも、いくつかあるようだ。
 真犯人が自白しなければ、永遠に「暴行犯」で過ごさなければならなかった。
 逮捕されだけでも不運で、服役までしたことは、同情の言葉も見つからないが、この方は、その後、幸運(そう言っていいのかどうか)にも、真実が判明した。
 冤罪を晴らせなくて泣いている人がどのくらいいるのだろう。
 警察・検察の、「真実の追求」よりも、「起訴できるか」「公判を維持できるか」を重視する姿勢が見られる限り、冤罪はもっと多いだろう。容易に想像できる。
 被告に有利な条件を伏せてでも、逮捕、起訴、有罪まで持っていき、手柄を上げることを優先する。出世のためだろうか。

プリンターを代えてフォントが変わる?そんな古いパソコンを使ってるの?
 あきれ果てたのは、鹿児島志布志の選挙違反冤罪事件。これは、証拠の無視に加えて、明らかなねつ造が判明した。
 被告の調書がねつ造されていた。県警は認めていない。
 調書の署名ページと、その前までのページでプリント文字が違うという。県警の言い訳がひどい。
 「プリンターが紙詰まりを起こしたので、そのページは別なプリンターと取り替えてプリントした」のだそうだ。
 紙詰まりで、プリンターを取り替えることが、先ず不自然。詰まった紙を取り除けばよい。紙を取り除く手間より、プリンターを取り替える手間の方が大変だ。そのまま、プリンターがおかしくなったのだろうか。署名のページ以外はプリントできたのに?
 極めつけは「プリンターが代わったから文字が変わった」とする言い分。プリンターが代われば、確かに、文字の微妙な大きさ、濃さなど変わるだろう。
 専門家の鑑定では、文字のフォントが変わっているという。MS明朝体から、NECのFA明朝体に変わっているそうだ。
 今のWindows(県警で使っているのは多分これでしょう)では、プリントするとき、パソコンのフォントを使うのが当たり前で、プリンターフォントを使うなんて、10年前のパソコンやプリンターを使っているとしか考えられない。
 違うパソコンで作った文書を印刷したことが歴然だ。同じパソコンで、わざわざ指定フォントを変更するなんてことをするだろうか。しかも特異と言えるFA明朝だ。
 説明した県警の幹部は、これで切り抜けたと思ったろうし、質問者もパソコンが分からないから、それ以上追求できなかったようだ。
 言い訳を考えた人も、これで切り抜けられると思ったかどうか知らないが、県民・国民をなめきっているとしかいえない。
 私だって分かる、プリンターに関する嘘で、とにかく自白したとして、起訴から有罪に持っていけば目的達成とする姿勢。
 ひょっとすると、本当に古いパソコンで、私の知らない機種なので、”そうさ”と入力すると「操作」としか変換されないのかも知れない。「操作官による操作調書」しか作れないのも、それなら仕方ない?

信頼できる警察官は出世しない? 
 踏切で、人命を救助して亡くなった警察官と同じ人たちとは思えない。偉くならなくてもいい、交番勤務で市民を守りたい、という警察官も多い。この人なら、「自白強要」「でっち上げ」「証拠隠滅」なんかしないだろうな、と思う。弁護士が選べるように、取り調べ刑事も選べるようになれば良いのに‥‥‥。
 警察官に限らず、昇進意欲が強くなると、人格まで変わるのを何人も見ている。

 昨日、テレビで、インターネットを使うイジメの特集をやっていた。「警察に相談を」という助言もあったが、
 「取り上げて貰えるのか?」
 「取り上げったあと、冤罪が生まれないか?」
 心配が頭をかすめた。