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ジャイアンツのパワハラ

2008-07-14 13:52:48 | 日記・エッセイ・コラム

巨人軍が強い
 
今、我がジャイアンツが強い。なんと、昨年日本一の中日より上にいる。しかも2位だ。セリーグの順位表を見ると、下の方に阪神タイガースの名前がない。阪神は下から見る癖が身についた。「もしかしたら」と1位を見Photo ると、タイガースの名前がある。ゲーム差がすごい。V9時代前半のジャイアンツよりすごい。私が知っている阪神タイガースだろうか?
 強かったタイガースを思い出す。サードが三宅、ショート吉田、セカンド鎌田、ファースト藤本。センター、並木。ちょっと古いが、昔から、阪神は強くないといけないと思っていた。むろん巨人はその上をいくべきだ。
 原監督の続投が決まったときから、予想はしていた結果だが、2位は大健闘だ。なんと、勝ち星の方が多い。原が指揮をしてこの結果は、すごい。

仁志が他のユニホームを着ている
 東京ドームの入場券を貰ったので妻と出かけた。野球を見るのが久しPhoto_2ぶりの妻は、スターティングメンバー表を見て、仁志が居る方を巨人と思っていた。
 初回、横浜の攻撃。仁志が出てきたので、びっくりしている。スコアボードを見直して、
 「あれっ、仁志は横浜だったの?いつ、出されたの?」
 「原と合わなくて、原が戻ってきたときに出されちゃったんだ」と説明。
 あらためて巨人の先発メンバーを見ると、かろうじて知っているのが高橋由のみだと言う。

1番、高橋由(妻が知っている唯一の選手)。
2番、岩館(俺だって知らないと説明)。
3番、小笠原(パリーグの日ハムにいたんだよ)。
4番、ラミレス(ヤクルトにいた)。
5番、谷(やわらちゃんの亭主が、巨人に来ていたので、またびっくりしていた)。
6番、阿部(妻も、名前は知っていたようだ)。
7番、坂本(二岡の故障でチャンスを活かしている選手と説明。モナ騒動はこの時点では知らなかったから)。
8番、寺内(俺も知らない)
9番、グライシンガー(ヤクルトだか、どこからか、今年、来た)

 このメンバーでは、妻にとって、ジャイアンツの選手とは思えない。横浜には、仁志の他、村田、吉村など、昔の選手名があって懐かしい。仁志は、息子の家庭教師だったお兄さんの常総学院の先輩で、妻の母親の実家からも近く、馴染みでひいきの選手なのだ。最近の野球事情を知らないから、ショックを受けていた。

巨人軍のパワーハラスメント(パワハラ)をバカハラという?らしい?
 原監督と合わない選手の一人が仁志で、横浜に行った経緯を話した。職場の環境を却って悪化させるパワハラ。Photo_4
 巨人の原監督が、選手を正当に評価できないまま指揮をしている状況を「巨人のパワハラ、すなわちバカハラ」と名付けた私には、この日の試合でも、?????があった。
 試合には勝ったが、相手が、今は勢いのない横浜だったことが幸いしているとしか思えない。7回の裏まで4-0で勝っていた。
 8回の守りにつく時点でトイレに立った。アナウンスが聞こえる。選手交代を告げている。
 「もう、守りに入って守備固めかよ」と思わせる。これは客に「帰ってもいいよ」と言っているに等しい。

守備固めでラミレスが残る?原監督の深謀遠慮なのかなあ?
 「本当に勝てるのか?大丈夫かよ」と、スコアボードを見ると、なんと守備に一番不安のあるレフトのラミレスが残っている。谷は既に交代。高橋由、小笠原たち主軸が交代。
 腹を立てて帰りたいところだが、リリーフ投手は、復帰の上原。上原を見たいと席に座ったとたん、ホームランを打たれ、次は二塁打を浴びる。腰高で投げているように見える。「これは、やばい」と浮き足立つ客席の巨Photo_3人ファン。
 ラミレスを残した疑問は、すぐに解けた。他の主軸打者は、谷のホームランを始め、いいところで打っているが、ラミレスだけが内野フライばかりで、ノーヒット。そのままでは引っ込められないから残したのだろう。
 しかし、ラミレスに打順が来る可能性はない。同点以上にされない限り、回ってこない。逃げ切るつもりなら、8回裏の攻撃しかないはずだ。ラミレスの次の5番に上原を入れたくらいだ。他は守備要員だから打てそうにないから、なおさら、回ってくるとは思えない。
 追いつかれたり、負けそうになっても、今日あたっている主軸選手は、もう出られないのだ。守備固めにもなっていないし、原監督は何を考えているのか、まったく分からない。
 いいところのないラミレスにもう一度チャンスを与えないと、ラミちゃんが怒るのかの知れない。あるいは、谷達は仕事をしたから「もういいよ」と休ませ、ラミレスには、罰則で一番苦手な守備をやらせているのかも知れない、と考えたが分からない。
 今年も、野球は悩みと疑問だらけだ。


うなぎに責任はない

2008-07-09 01:45:21 | 日記・エッセイ・コラム

 食品の偽装はとどまるところを知らない。
 うなぎについては、こんなに国産が多いわけないと思っていたが、やはり。
 「浜名湖の近くで外国産うなぎを売るのには抵抗があったから偽装した」という業者の言い訳には、唖然とPhoto_2 しながらも、近年にない傑作で身勝手な理屈と半ば感心?した。
 「四万十川産」を売っていた茨城の加工業者は、会社創設時から、国産なんか売ったことがないようだ。
 「愛知県三河一色産」としていた業者は、うなぎの名産地とは違うが「一色」という同じ地名のある所に会社があると見せかけて販売していた。工作料・口止め料の話が出てきたが、その額を見ると、「国産」とするだけで、いかに莫大なもうけになるのか見当も付かない。

 スーパーの食品売り場でうなぎが大量に並べられる時期になった。
 中国産が多いが、この騒ぎで、国産として陳列できなくなった「うなぎ君」がかなり多いのではないだろうか。それでも、まだしぶとく偽装されたままの「うなぎさん」もかなりあるだろう。そう考えただけで買う気がなくなる。
 日本で生まれても、陽気の暖かい台湾などに送られ育ったうなぎが、再び日本に来る。国内で生育した期間の方が長ければ、堂々と国産と表示できるそうだ。
 そうなると、期間はごまかせる。また、すり替えられても分からない。
 国外へ出て行った量より、再入国とされるうなぎの方がずっと多いのだそうだ。
 
 うなぎ専門店のホームページや広告を見ると、全て「当店では、すべて国産うなぎを使用」と書いてある。とにかく、すべてなのである。