巨人軍が強い
今、我がジャイアンツが強い。なんと、昨年日本一の中日より上にいる。しかも2位だ。セリーグの順位表を見ると、下の方に阪神タイガースの名前がない。阪神は下から見る癖が身についた。「もしかしたら」と1位を見 ると、タイガースの名前がある。ゲーム差がすごい。V9時代前半のジャイアンツよりすごい。私が知っている阪神タイガースだろうか?
強かったタイガースを思い出す。サードが三宅、ショート吉田、セカンド鎌田、ファースト藤本。センター、並木。ちょっと古いが、昔から、阪神は強くないといけないと思っていた。むろん巨人はその上をいくべきだ。
原監督の続投が決まったときから、予想はしていた結果だが、2位は大健闘だ。なんと、勝ち星の方が多い。原が指揮をしてこの結果は、すごい。
仁志が他のユニホームを着ている
東京ドームの入場券を貰ったので妻と出かけた。野球を見るのが久しぶりの妻は、スターティングメンバー表を見て、仁志が居る方を巨人と思っていた。
初回、横浜の攻撃。仁志が出てきたので、びっくりしている。スコアボードを見直して、
「あれっ、仁志は横浜だったの?いつ、出されたの?」
「原と合わなくて、原が戻ってきたときに出されちゃったんだ」と説明。
あらためて巨人の先発メンバーを見ると、かろうじて知っているのが高橋由のみだと言う。
1番、高橋由(妻が知っている唯一の選手)。
2番、岩館(俺だって知らないと説明)。
3番、小笠原(パリーグの日ハムにいたんだよ)。
4番、ラミレス(ヤクルトにいた)。
5番、谷(やわらちゃんの亭主が、巨人に来ていたので、またびっくりしていた)。
6番、阿部(妻も、名前は知っていたようだ)。
7番、坂本(二岡の故障でチャンスを活かしている選手と説明。モナ騒動はこの時点では知らなかったから)。
8番、寺内(俺も知らない)
9番、グライシンガー(ヤクルトだか、どこからか、今年、来た)
このメンバーでは、妻にとって、ジャイアンツの選手とは思えない。横浜には、仁志の他、村田、吉村など、昔の選手名があって懐かしい。仁志は、息子の家庭教師だったお兄さんの常総学院の先輩で、妻の母親の実家からも近く、馴染みでひいきの選手なのだ。最近の野球事情を知らないから、ショックを受けていた。
巨人軍のパワーハラスメント(パワハラ)をバカハラという?らしい?
原監督と合わない選手の一人が仁志で、横浜に行った経緯を話した。職場の環境を却って悪化させるパワハラ。
巨人の原監督が、選手を正当に評価できないまま指揮をしている状況を「巨人のパワハラ、すなわちバカハラ」と名付けた私には、この日の試合でも、?????があった。
試合には勝ったが、相手が、今は勢いのない横浜だったことが幸いしているとしか思えない。7回の裏まで4-0で勝っていた。
8回の守りにつく時点でトイレに立った。アナウンスが聞こえる。選手交代を告げている。
「もう、守りに入って守備固めかよ」と思わせる。これは客に「帰ってもいいよ」と言っているに等しい。
守備固めでラミレスが残る?原監督の深謀遠慮なのかなあ?
「本当に勝てるのか?大丈夫かよ」と、スコアボードを見ると、なんと守備に一番不安のあるレフトのラミレスが残っている。谷は既に交代。高橋由、小笠原たち主軸が交代。
腹を立てて帰りたいところだが、リリーフ投手は、復帰の上原。上原を見たいと席に座ったとたん、ホームランを打たれ、次は二塁打を浴びる。腰高で投げているように見える。「これは、やばい」と浮き足立つ客席の巨人ファン。
ラミレスを残した疑問は、すぐに解けた。他の主軸打者は、谷のホームランを始め、いいところで打っているが、ラミレスだけが内野フライばかりで、ノーヒット。そのままでは引っ込められないから残したのだろう。
しかし、ラミレスに打順が来る可能性はない。同点以上にされない限り、回ってこない。逃げ切るつもりなら、8回裏の攻撃しかないはずだ。ラミレスの次の5番に上原を入れたくらいだ。他は守備要員だから打てそうにないから、なおさら、回ってくるとは思えない。
追いつかれたり、負けそうになっても、今日あたっている主軸選手は、もう出られないのだ。守備固めにもなっていないし、原監督は何を考えているのか、まったく分からない。
いいところのないラミレスにもう一度チャンスを与えないと、ラミちゃんが怒るのかの知れない。あるいは、谷達は仕事をしたから「もういいよ」と休ませ、ラミレスには、罰則で一番苦手な守備をやらせているのかも知れない、と考えたが分からない。
今年も、野球は悩みと疑問だらけだ。