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死刑を回避すべき理由

2009-02-21 00:56:29 | 日記・エッセイ・コラム

 無期懲役が最高刑で、早ければ十数年で出てこられる現状では、死刑制度はやむを得ないと思っている。死刑廃止論の骨子は分かるが、終身の懲役が無い限り、賛成はしかねる。

 江東区の女性殺害事件。トイレに流した。ゴミで捨てた。猟奇的で残酷きわまりない事件で、判決も注目を集めた。

 無期懲役だった!?
 判例では、被害者が一人だと死刑になることはほとんどない。それでも、被害者、そして遺族の心情を考えると、死刑を望んだ人が多かったと思う。
 私は、ここで被告を死刑にすべきだ、いや無期だ、という論陣を張るつもりはない。
 死刑を避けるべき事由として、裁判官が挙げた点で、強い疑問があるのだ。

 計画的な殺人ではない?
 確かに、事前に凶器を用意したりはしていない。しかし、行方不明の捜査で、警察が動き出してから犯行に及んでいる。自分の身に危機が生じ、発覚を避けるために殺して、その後、身の毛もよだつ行為に及んでいる。警察が動き出した時点で、自首することだって選択できたはずだ。誘拐、傷害、暴行だけの罪で済んだところを、「殺人」という手段を選んだ。考える時間があって、結局、犯行に及んだのに、なぜ、「計画的でない」となるのか。

 被告が反省している?
 被告は、逮捕、拘留、起訴されに反省している。捕まるようなことをした反省ではないか?すなわち、捕まらなければ、反省していただろうか、という疑問がある。
 最後まで悪態をついて、反省を示さない奴よりマシということなのだろうか。

 暴行は未遂だった?
 本当にそうだったか?いや、そんなこと関係あるだろうか?連れ去られたときに被害者は怪我をしている。恐怖心は相当なものだったはずだし、気が失われるまで、それは続いていたはずだ。「未遂だった」で減刑を考えるのは、誘拐、暴行の罪状をいうときだけだと思うが、どうだろうか。

 バラバラ殺人のなかでも特異な犯罪。
 裁判官は、「遺族が、ご遺体に会えない残虐な状況ばかりを考慮してはならない。冷静に判例とも照らし合わせて、他の判決との公平性を考える」職業裁判官だ。
 「被害者が一人で、逮捕後、真摯に反省しているから」
 だけが判決理由なら
 「そんなもんなのかな。あんなひどい犯行でも日本の刑は軽いんだね。犯罪が減らないね」とだけ思ったかも知れない。

 「計画的でない」
 「反省している」
 「暴行は未遂だった」
 これが死刑を避けるべき事案かどうか?
 特に、計画的でない、というのには納得できない。 
 とっさに犯行に及ぶような奴のほうが怖い場合もある。しかも、この事件は殺人に及ぶまで考える時間があったのだ。

 裁判員制度で選ばれた一般市民裁判員は、このようなところを、どんどん突いていってほしい。


ごめんなさい!私の間違えかも?

2009-02-17 15:04:56 | 日記・エッセイ・コラム

 私の別ブログPhoto_3きて心配になった。氏の名誉を大きく傷つけてしまう。

 昔から、我が国の風邪の治療に用いられてきた「たまご酒」というのがあったことを思いだしたのだ。
 中川さんが、「たまご酒」を飲み過ぎたなら、「かぜ薬を通常の倍飲んだ」という、ご自身の説明を疑った私が馬鹿だった。確かにおっしゃるとおり、ワインをたしなんだ後、かぜ薬を飲んだんだろう。ただ、「たまご酒」に、たまごを入れ忘れ、量は勘違いで、倍ではなく何倍も飲んでしまったのかも知れない。


世界中に醜態をさらして

2009-02-17 14:32:22 | 日記・エッセイ・コラム
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 中川財務・金融大臣が、辞任を表明した。しかし、すぐ辞めるのではないことを知って唖然。しばらく入院して病院から議会にでるらしい。
 ずっと以前から、アルコール中毒とか、Photo 酒依存症ではないか、という噂を耳にするが、今回のG7での記者会見はひどかった。「風邪薬のせいだ」ということになっているが、きわめ怪しい。
 私の息子は、「酒を飲んで風邪薬を2倍も飲めばおかしくなるに決まってる。そんなことも管理できないのか」と怒っていた。
 私は、かぜ薬の影響ではないと確信している。
 
 国会中継やニュースを見て、中川氏はいつも酔っぱらいの顔をしている。
 「朝から飲んでいるのかな。あるいは、昨夜から朝まで飲んでいるのかな。いずれにしろ酒が残っているんだろうな」と思えて仕方ない。酒にまつわる、だらしのない姿態の映像を見たこともある。当選の報で、ダルマに目を入れるのに、筆をジャブジャブにして、黒い涙が落ちるダルマにした。酔っ払いの余興のようだった。自分の選挙事務所での醜態は、地元では、つとに有名だとか‥‥。
 「当選で乾杯をするのは当然だろう」という人がいたが、普通は、ダルマさんの後だろうが、もう既に飲んでいたのだ。日常的に飲んでいる噂は本当だと思えた。
Photo_2  今回は、
 「体調が悪そうだった」
 「出発前から風邪をひいていた」
と議員・閣僚仲間はかばうが、森元総理は
 「酒には普段から注意していたんだ」と、酒が原因と確信していたように発言していた。

 禁酒宣言を年中やっているそうだが、継続できないというのも有名な話だ。私の予想通り、朝から飲んだり、大事な仕事の前に深酒をするようでは、大臣どころか、公の仕事をする資格がない。
 氏の公式ホームページを見ると最新の記事で
 「水が心配だ」と書いている。
 水を心配する前に、自身の酒を心配したほうがよい。
 「疲労が重なっていると診断された」から治療するなら、この際、アルコール依存をも治療するべきだはないか。 


うちの飼い犬 「いつ喋るようになったの?」

2009-02-10 13:29:20 | 日記・エッセイ・コラム

 振り込め詐欺の横行は目を覆うばかりだ。
 私も、本ブログの東方見聞録「料金未払いのサイトが!」振り込め詐欺? の記事で「Cメールによる詐欺」に注意を喚起しているが、寄せられる情報は
 「電話をしてしまった」
 「ブログを読んで助かった」
 というもので、金銭的な実害報告はなかった。
 先日、ついに、
 「だまされて降り込んでしまった」という情報が寄せられた。

「うそにはうそで対抗しよう」
 「オレオレ詐欺」の被害が出始めた頃、近所に住む歯科医の未亡人が、3000万円の詐欺にあったと聞いた。それ以前から、我が家にも、情報を得ようとする電話、いんちき商品セールス、マルチ商法の勧誘、留守かどうかを確認するような電話、そういった怪しげな電話が多かった。

 娘○○の携帯Photo電話を知らせろという電話などは
 「○○さんの携帯を書いた電話帳をなくして困っている。至急電話したいので教えてください」
と馴れ馴れしい口調だった。
 「どんな関係ですか?」
と確かめると
 「高校の同級生です」と言うが、どうも怪しい。
 「それでは▲▲高校時代の?」と聞いた。
 「そうです。▲▲高校で一緒でした」
 ▲▲高校は、地域で一番の進学校なのだ。私は、駄目を押した。
 「あれっ、間違えた。うちの娘は、▲▲高校は受けられなかったんだ。偏差値が高過ぎて。別な高校に入ったんだ。えーと、なんていう高校でしたっけ?」
 電話の相手は、一瞬、言葉に詰まり
 「ばかやろう」と言って電話を切った。

 かけてくる相手は、なにか情報を掴んでいるのだが、詳しくは知らないはずだ。とぼけた質問やうそを言って確かめるのがよい。

「俺は同業者」
 「税金対策、節税対策を教えます」と「いう電話には
 「あなたは、俺が税務署に勤めているのを知っていて電話してるの?」と応えた。相手はびっくりして、
 「失礼しました」と急におとなしくなり、二度とかけてこなくなる。Photo_2

 「先物取引で確実に儲かりますよ」という電話が会社にかかってきた。
 「あんたの会社はもぐりかい?うちの会社のこと知らないの?先物取引協会の幹事会社だよ。お宅の会社は協会に入ってないから怪しいね。それより、うちの商品を買わないかい。確実に儲かるぞ」と、相手が
 「私は、いいです」と断るまで、喋りまくったことがある。先物取引協会なんて団体がが、あるかどうかは知らない。
 怪しいセールスの電話には、必ず同業者か、それを取り締まる側の職業と名乗るのが一番だ。
 「会員になって商品を売れば、必ず儲かります」などというマルチ商法の業者には
 「俺は特定商取引法を作った作業メンバーの一人だぞ。君の会社の幹部を出しなさい」の一言で、上司らしい人と電話を替わり
 「不適切な表現で申しわけありませんでした」と謝られたこともある。

「名前を言わないこと」
 妻がよくやるのが、相手の名のりが遅かったり、声が良く聞こえない時、
 「○○なの?」と子供の名を言ってしまう行為。これは最悪だ。子供の名前を知られてしまう。
 今の振り込め詐欺は、名前から勤務先、卒業校程度は調べているようだが、「振り込め詐欺」以前の「オレオレ詐欺」と命名された頃は、
 「俺、俺、おれだよ」
 「太郎なの」
 「そうだよ、太郎だよ」
 この会話で名前を調べることが「だまし」のスタートだった。

「うちの飼い犬がしゃべる?」
 その頃の、知り合いから聞いた話。
 「おれ、おれ」と電話がかかってきたそうだ。
 「あれ、ヤマト君?」と応じると
 「そう。おれ、ヤマト」と調子を合わせてきたそうだ。
 「あれー、だって、うちのヤマト君は犬だよ。いつから、しゃべれるようになったの」
 「‥‥‥‥」
 その後、電話を乱暴に切られたそうだ。

 先に名乗らない電話には、まずは、このように、とぼけてみよう。名前を知っているようなら
 「友達の△△君から電話があったよ」とデタラメの友人名を言って確かめる。
  
 「振り込んでくれ」とか「訪問する人にお金を払って」と言われたら、もし本当の家族だと信じた場合でも、相手を落ち着かせる意味で、
 「いとこの●●が来てるから相談してみるよ」とか「××叔父さんが、ここにいるから相談してみる」などと、必ずデタラメの名前を言うことだ。
 息子や娘、本人なら、その名前に
 「そんな人、知らないよ。とぼけたこと言ってる場合じゃないよ」と反応するだろうし、詐欺犯なら、
 「いとこの●●でも、他言は無用だ。俺は困る」と、相談することだけに反発し拒否するだろう。
 日頃から、子供や、親戚、飼い犬などの架空名を用意しておけば、とっさの対応が出来る。 


ついに閉鎖!多摩テックよ、お前もか!

2009-02-08 21:11:19 | 日記・エッセイ・コラム

 子供が小さい頃、よく遊びにでかけた遊園地「多摩テック」の閉鎖が発表された。
 車なら5分位で着くが、当時Photoは、駐車場確保に、その数倍の時間がかかったものだ。近くに多摩動物公園もあり、休日は、民間の駐車場(畑の中だったり、民家の庭だった)が、客の奪い合いをしていた。少し遅く行くと駐車場も見つからないくらいだった。
 もっとも今は、遊園地ではなく、併設の温泉施設「クアガーデン」へ行くのだが、それほど混んでいないので駐車場で困ることはない。最近は、天然温泉ではないが、岩盤浴もあって料 金も安い別な所へ行く機会が多くなっていた。
 これからは運動のために「クアガーデ」の温水プールで、泳ごうとしていた矢先の閉鎖発表で、がっかりしている。地域経済にも少なからず影響が出る。

 すぐ近所に出来る予定だった温泉施設の計画はなくなった。もっとも、こちらはほっとしているのだが、計画が潰れたのは、住宅街の中、市立病院跡地の再利用として適Photo_2当かということも含め、近隣の反対が影響したのかと思っていたら、融資が受けられないのが原因なのだとのこと。
 ブームのようでも、温泉施設、スーパー銭 湯は過剰気味になっている。施設が古い順に潰れていくだろう。新しい所や改修した施設は、客を呼べる設備にするための投資が重荷になるだろうから、安い料金維持が難しくなるだろう。

 近隣の反対があっても、結局、建設された近所の高層マンション。
 売れ残りがたくさんある。
 陽当たりの悪くなった近所も迷惑。購入した入居者だって、空き部屋が多ければ、不安だ。不動産会社が安売りをすれば資産価値が落ちる。部屋が埋まらなければ、管理費が集まらず、将来の補修や立て替えが難しくなる。
 近隣の迷惑を犠牲にして建設したのだが、当初から完売の見込みがあったのだろうか。金融不安・不況が始まる前だったが、それでもマンションの供給過多が話題になっていた時期だ。
 温泉施設の融資が没になったのは、不景気でなくとも正解だったろう。
 マンションの計画だって、冷静に判断すれば、没になってもおかしくない。市内の新しいマンションはあちこち売れ残りが目立っていた。融資を受けられたから始めたのだろうが、米国のサブプライムローンと根は同じだ。融資する側は、自分だけは損をしないような手を打ってあるのだ。
 ただ、世界中が不景気になり、自分にも跳ね返ってきて、これから困ることになるだろうが‥‥。