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天から悲鳴が降りてきた

2009-01-21 13:45:29 | 日記・エッセイ・コラム

 高い天井のウォーターパーク。その高い所から「Photo_3絶叫」が舞い降りてきた。しかも右に左に回りながら。3年前のスパリゾートハワイアンズでのことだ。
 その時は、デパートの懸賞当選による招待客としての宿泊だった。
 10年ほど前までは、古い呼称「常磐ハワイアンセンター」から受けるイメージで、八王子のサマーランドのスケールアップした程度の認識だったが、4,5年前から「ひと味もふた味も違うらしい」と思うようになっていた。
 各地のテーマパークなどが、じり貧になっていく中で、客足を延ばしているのが、東京ディズニーランドとスパリゾートハワイアンズと聞いていたからだ。
Photo_4  ターミナル駅から無料バスを出すなどの営業戦略が当たり、ハワイブーム、フラブームも始まっていたから、ホテルは満室状態だった。
 率直に「楽しい」と思った。これならリピーターも多いだろう。
 
 そして、映画「フラガール」の公開で、今や、予約は半年先までいっぱいと聞く。平日とはいえ、なんとか予約を取って出かけた。
 妻のフラの仲間7人と私たち夫婦。男は私一人だ。

 「よく予約が取れたね。コネでもあるの」とフラ関係者から聞かれた人もいたそうだ。幹事役が半年前に予約を取ってくれた。

Photo_5  もう紹介することもないだろうが、色々な温泉・プールがあり、回りきれないほどだ。
 そして、なんといっても、ショーが最高だ。
 昼間のトロピカルフラショー、夜のグランドポリネシアンショー。フラとタヒチアンとファイアーダンスのショーだ。
 ハワイアンミュージシャンの端くれに連なる私だ。同行の8人は「フラガール」とは言い難いが、フラを愛する「フル(古)ガール」達だから、全員が夢中でショーを観た。
 フラ、タヒチアンの技量は、国内トップクラスであろう。バンドも上手だ。毎日やっているショーだから、踊り・演奏のメンバーは交代で休んでいるのだろう。バンドメンバーは、いくつかの楽器をこなせなければ交代で休むことは不可能だ。何ヶ月もやるのはきついが、1,2ヶ月なら楽しいだろうなと、うらやましさ半分で演奏を聴いていた。
 スチールギターを弾いていた人が、私のバンドに一時所属していた人Photo_10に似ているなと思っていた。その人は、転勤で1年前にバンドを辞めたのだが、そ の時、「いわき市の方へ転勤」と言っていた。少し、太っている印象だったので、確信は持てなかったが、もしやと帰ってきてからホームページで調べた。やはりその人monome氏だった。スチールギターも弾ける人だとは思っていたが、びっくりした。声をかけてくれば良かった。若いono氏がスチールギターを弾くのだと思っていた。ono氏は、カノウプスのスチールギター使用者として知っていたが、ギターを弾いていた。
 
 泳ぐのは数年ぶりで、連続で100m泳げなかった体力の衰えに驚いた。なにしろ最初は下半身が沈んで、プルの底を蹴ったくらいだ。
 3年前、妻が、全館に響き渡るような悲鳴でウォータスライダーで滑り降りた話をした時、フラの仲間たちは、私のいつものオーバーな表現と思っていたようだったが
 「本当だった。絶叫がプール中に響き渡っていたわよ」
Photo_11 と言っていた。プールや風呂では女性陣と別行動を取ったので、私は3年前の恥ずかしさを味わうことはなかったが、悲鳴が、上から下へ、くねくねと周りながら響き渡った様子は想像できた。
 
 遊んで、くつろいで、ショーを満喫。それでいながら、料金が安い。
 妻と出かける温泉の旅はグルメが目的でもあるから、高いのは仕方ないが、昨年の旅行で比較しても、一人分の料金より、ハワイアンズの二人の料金の方がずっと安い。交通費が新宿までの電車賃だけだから、旅行総費用は伊豆で一泊した時の五分の一以下だ。
 食事は贅沢を言えないが、バイキングだから、楽しむことは出来る。一泊二食で一人13,000円は、近所のクアガーデンで食事も含めた費用の4回分以下だ。

 今度は2泊しようと決めたが、予約が取れるかどうか、それが問題だ。
 


「妻の鑑」 夫の喧嘩の止め方を学ぶ

2009-01-21 01:38:16 | 日記・エッセイ・コラム

 時間の余裕を見つけては、天然温泉施設やスーパー銭湯へ行って、ゆったりとくつろぐことにしている。むろん、空いている平日に限る。
Photo  最近は、沸かし湯ながら「人口温泉」や「岩盤浴」を時間の制限なく利用できる「おふろの王様・多摩百草店」へ行くことが多い。近所に大学があることで、若い人の利用も多い。概ね、マナーは良いが、たまには注意をしなければならない若者もいる。大きな声で友人と喋る。サウナで寝転んだり、二人分の座を取る。脱衣して体も流さずいきなり湯船に入るなどが多い。
 中高年の、眉をひそめる行為も多い。
 湯船の中であかすりやをやる奴。湯船でタオルを絞る奴。びしょびしょの体のまま脱衣場へ出て行く奴。サウナの後、水もかけず、汗だくのまま冷水浴槽に入る奴。
 4,5時間もいると、注意しなければならない奴が一人、二人ではない。安らぎのために行っている気がしない。喧嘩になるときだってある。
 先日、汗だくで、冷水浴槽に入ってくるおっさんに
 「そこで、水をかけてから入ってくれ」
 と注意したら
 「俺は心臓が強いから、掛け水しなくても、大丈夫」
と抜かした。冷水浴槽の前にある掛け水は、心臓マヒを起こさないように、ぬる水で体を慣らすためにあると思っているのだ。
 「その汗が浴槽に混じるのが迷惑なんだ。汗を流してから入れ」
そう怒鳴ってしまった。
 「喧嘩を売るのかよ」
とつぶやきながらも、仕方なく掛け水をしていたが、その後、さかんに威嚇するような態度を取っていた。

 風呂の中での喧嘩を思い出した。
 結婚間もない、銭湯通いをしていた頃の話だ。
 いつものように妻と銭湯に出かけた。湯船に浸かっていると、浴槽内で言い争いが始まった。ガラの悪そうな大きい体の男と、痩せてはいたが筋肉質の男が、些細なことで言い争いになったのだ。
 大きい方は、腕ぷっしにも自信があるのか、
 「ぶっ殺されたいのか。表に出ろ」
と、怒鳴る声もでかい。Photo_2
 そこへ、壁の上部が開いている隣の女湯から
 「あんた、また喧嘩しているの。いい加減にしな。今度、相手に怪我させたって、あたしゃ、もう治療費払わないよ」
と、怒鳴る声が聞こえた。痩せた方の男が
 「うるせえ、俺が頼んでねえのに、てめエーが勝手に払ったんだろ」
そう応えた。
 女は負けていない
 「なに言ってんだ。何人怪我させりゃ気が済むんだ。相手を半殺しにして、何ヶ月入院させたか、分かってんのかー。今度やったら、何年喰らうことになるか、もう出てこられないぞー!!分かってんのかー」
 銭湯中に響く女性の声に、全員息を呑んだ。いや、そう感じさせるに十分な迫力だった。
 しばらく、ぶつぶつ反論していたが、やがて静かになった痩せた男。
 ふと気づくと、体格で勝る男が浴槽にいない。浴室からも出て行った。

 この出来事以来、妻に、亭主の喧嘩は
 「お父さんやめなよ」と、私を止めるのではなく、相手に
 「やめた方がいいよ。怪我をしても知らないよ」と言うように指導している。
 妻が、それを忘れて私を止める行動に出ると、相手が図に乗る。相手を止めると、ほとんどの場合、相手が怯む。怖じ気づくことさえある。

 あの銭湯の、顔も知らない奥さん。
 「妻の鑑」と、あちこちで言い伝えている。


そんな漬け物はありません!

2009-01-10 16:17:01 | 日記・エッセイ・コラム

放送禁止の言葉(人名・地名なら避けようがない)
 放送禁止用語は多い。古いドラマや映画の再放送で、音声が「プッツ」と切れたり「ピー」音が入るときは、そんな用語が台詞になっているはずだ。差別的な言葉が一番多い。
 女性器や性交に関する言葉も放送禁止用語だ。映画や放送では、元々使われる機会は少ないが、まれに聞かれる。堂々と言う場合。うっかり言ってしまう場合。それぞれだが、放送界の人を悩ませるのが、人名や地名ではないだろうか。

 人名はきりがない。地名で有名なのが、Photo_2
 キンタマーニ(バリ島)、チンポー湖(中国)、チンコ川(スーダン、コンゴの国境)、ヤキマンコ(ロシア)、レマン湖(スイス)、オマーン港(オマーン)。
 国内でも、漫湖公園(沖縄)というのがある。
 性器の表現ではないが、滑稽なのは、エロマンガ島(バヌアツ)、スケベニンゲン(オランダ)。

 私の亡父が会社員だった頃、アフリカの取引先に、マン○.ナントカ?さんという人がいたそうだ。電話がかかってくると、交換手が困惑した様子で、父の内線につないでくる。
 「あのー、なんとかいう外国の方から電話です」
 父は、交換嬢の様子で相手が誰だかすぐ分かり
 「名前を、ちゃんと聞いてくれないと困る」と、いじわるをする。
 「あのー、片言の日本語なので、よく分からないんですけど……」
 その反応がおもしろかったと、よく思い出話をしていた。
 「片言で分からないのに、俺にかかってきたことは分かるんだから、不思議だよな」
と、子供の私に言って喜んでいた。
 「この父にして、この子あり」
 当然、私も、この種の話が好きになって育った。親父の責任だ。

各地の隠語(ボボとは?)
 大学生になると、全国から学生が来ているから、その地方の言葉・方言を聞くのが楽しかった。むろん、興味津々の年代だから、その言葉を
 「お前の地方では何と呼ぶ」という質問をした。
 九州(熊本)出身のPhotoA君が
 「ボボというんだ」
 私の年代だと、それで思い出すのは「ボボ・ブラジル」だ。
 力道山が健在の頃、既に日本に来て活躍していたプロレスラーである。
 九州では、口にするのも恥ずかしい「ボボ」。それがテレビの中継で連呼される。その名前が出る度に、大人は気まずい雰囲気、子供は笑いを堪える状態だったそうだ。
  地元の新聞では「ポポ・ブラジル」と濁点ではない表記でごまかしたという。

 プロレスは、怒った方が勝つと思っていたから
 「力さん(りきさん)怒れっ!」などと応援していた。テレビのアナウンサーが
 「ボボ、怒った。真っ赤になって怒った」と絶叫していた記憶がある。テレビは白黒だし、黒人選手だから、真っ赤になっているなんて表現を不思議だなと思ったが、当時、九州では
 「真っ赤になったボボ」を別な意味でとらえていたのだ。当時は、そんなこと、知るよしもなかった。
 東京で「オ○○コ・ブラジル」と言っているのと同じだ。大人が慌てるのは無理もないことだ。

各地の隠語(チャンベ漬け、とは?)
 北陸では「チャンベというんだ」と、富山の I 君が言っていた。しかも、言葉を発するのに一瞬の躊躇と照れがある。東京の人間たちは、なんのためらいもなく言える。

 後年、私がサラリーマンになってから、一時期、北陸出張が多かったことがある。
 部署の違う先輩が
 「今度、富山へ出張に行くんだ。初めてなので、名産品を教えろ」と言ってきた。
 「いかの黒造りでしょうかね。あっ、そうだ。この時期なら『チャンベの漬け物』がいいですよ。味噌で漬けたのが一番ですね。××部のKさんが富山出身ですから、念のため聞いてみたらいいですよ」
と親切に教えてあげた。そばに居た別な先輩が大笑いをしていたし、Kさんに確かめると言っていたから、出張前に
 「あの野郎め!先輩をからかいやがって」となると思っていた。

 先輩が、北陸から帰るとすぐに
 「tomiはいないか!!」と探していると聞いた。

 なんと、この人は富山のデパートの食品売り場で
 「チャンベ漬けは、どこにありますか?」とか
 「チャンベの味噌漬けは?」
 蒼白になった店員、後ずさりした店員の反応に気づかず、あちこちPhoto_3 で「チャンベー」と叫び?、挙げ句、駆けつけた警備員やデパートの屈強な男性社員に、警備室に連れて行かれた。当然だ。完全に変質者と誤解されてしまった。経緯を話しても、しばらく信用されなかった。始末書を書いたのか、どうか、解放迄の過程は聞いていないが、1時間近く拘束されていたそうだ。

 その後、先輩は、仕返しの「いたずら」を、何度も仕掛けてきたが、ことごとく返り討ちにした。
 今でも、地方の学校や会社では、他の地域から出てきた後輩に、地元の名産と称して
 「○○を買ってこい」と、いたずらすることがあるようだ。○○とはなにか、ネットで調べてから行動したほうが良い。
  最近、韓国ドラマで、敵役として「チャンベ」さんが出てきたそうだが、日本では話題にならなかった。全国放送網で放送されたら、北陸での反応はどうだっただろうか? 
 
 会社での「いたずら」を楽しみ、まるで趣味のようにしていたが、その頃のいたずら仲間、S.I君は、なぜか今、社長になっている。
 「昔やったように、ニセの辞令書を作って遊ぼう。社長が見せるなら、みんな信用するぜ」
と誘ったが、一部上場企業の社長がやる遊びではない、と判断しているようだった。


定額給付金???????

2009-01-07 23:22:55 | 日記・エッセイ・コラム
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今年の年賀状用、百人一首替え歌3首の3つ目です。

 定額給付なんちゃら?金が、当初の生活援助金という名目から、経済効果・消費刺激が目的であると変わってきた。高額所得者への給付制限が不可能だから名目を変えたとしか思えない。
 経済効果もほとんど期待できないだろう。
 生活援助が必要な人にだって、どの程度の足しになるのだろうか?ある程度所得のある人には、貰わなくても、いずれは自費で買うことになるだろう必需品購入に使う程度だと思えて仕方ないPhoto 。食費などに消えるだけだと思う。だから消費が増えるとは思えない。高額所得者に到っては、なんの足しにもならない。
 給付されたら「ゲーム器を買って貰える」と言っている子供もいたが、給付金が無くてもいずれ買って貰える。親がゲームを買う(買うのを遅らせる)理由にしているだけのようだった。
 「出るなら貰う」「早くでないかな」という人もいることはいるが
 「必要ない。この時期、他に使い途があるだろう」
 私の周りでも、こう発言する人が圧倒的に多い。
 2兆円が泡と消える?だけのような気がする。ほんの少しの経済効果をいう人もいるが、2兆円あれば、これまでに後退してきた医療、福祉、雇用の対策にどれだけ貢献できるか。たとえ単年度の政策であっても、明るい気分になれる。
 自民党内部でも批判のある「定額給付金」を強引に推し進める政府与党。言い出しっぺの公明党も、批判の多さに戸惑っているだろう。誤算は、腰が定まらない麻生政権下で提案してしまったことだ。
 一時は、麻生総裁誕生で選挙の勝利を期待した自民党。今、総選挙をすれば、大変なことになりそうなのだ。あの程度の民主党が勝ちそうなのだ。
 衆議院解散は野党からだけでなく、自党からもせかされる麻生さん。経済対策が先だと、解散を先延ばしにして、出てきた愚作が「定額給付金」。
 こんなかわいそうな麻生さんを、励まし慰めた1首が、これだ。


金融不安の前に「儲けた」奴ら

2009-01-02 00:07:47 | 日記・エッセイ・コラム
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今年の年賀状用に作った百人一首替え歌3首のふたつ目です。

 世界を席巻したアメリカ発の「金融不安」。その端緒は、低所得者向けの住宅ローン「サブプライム・ローン」だということは誰もが知っている。信用度の低い、常ではとても貸し付けできないような人々へのローンだ。最初は無利子のPhoto_2ような返済で、後に金利が付くから、返済金が急に多くなるが、最初は、借りやすい金額に見える。信用度の低い人へのローンだから、元々金利は高い。そもそも、そこに問題があるのに、返済が厳しくなってくる状況を見て、それを証券化して金融商品に組み入れて、世界中に販売した。
 その後、信用不安から金融不安に陥り、この未曾有の金融恐慌、大不況が始まった。
 金融商品化を考え、実行した者たちは、自分たちの危機は乗り越え、儲けは保全したままだろう。
 誰でも、住む家を自己所有したい希望はある。当分は返せる額を示され、所得も上がるだろうし、不動産価値も上がり続けると説明されれば、無理なローン返済も無理とは思えなくなる。バブルがはじければ、悲劇が起きるのは必然だ。その前に、儲けて逃げた連中。逃げ損ねたけれど、金融不安の原因を作った連中。
 こいつらを、火あぶりにするような必殺仕事人はいないのか?