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フォントが消える。記憶が消える。

2008-01-30 22:42:53 | 日記・エッセイ・コラム

 志布志の「選挙違反でっち上げ事件」で、鹿児島県警が作成した調書が偽造ではないか?という疑いは、調書の中で二つのフォントが使われていたことで、より確定的になった。
 パソコンのフォントは、かなりの数があり、明朝体、ゴシック体の他に、丸文字、勘亭流、古印体、方隷書等々、私のパソコンにも百種類以上入っている。明朝体でさえ十種類以上ある。

 先日、私が経営するアパートを見に来られた方と話をしていたら
 「パソコンのフォントが消えて困っている」と話された。
 「そのパソコンはWindows98かMEでしょう」と聞いたら、その通り(ME)だった。
 さらに
 「新しいフォントをコピーで追加しませんでしたか」には
 「娘が、使いたいフォントを私のパソコンにコピーした」とのことだった。

 私も、Windows98を使っていた頃、それで困ったことがあった。フォントがどんどん減っていくし、アイコンの文字化けが起きた。インストーラーを使わずにコピーでフォントを追加すると、Windows98このような問題が起こる。
 その当時の経験から対策法を書いた説明書を作り、お渡ししたが、「何故そんなに詳しいのか」と不思議だったようだ。確かに、齢(よわい)六十を超えた人間としては詳しい方だとは思う。
 仕事で関わったことがある、というより趣味の一つがパソコンだ。その他の趣味を支えているのもパソコンだ。
 今は、生活していく上で欠かせないパソコン。我が家にはパソコンが8台もある。私だけでも3台を使っている。音楽、ブログ、ホームページ、写真の作成編集だけでなく、あらゆる情報の収集に使い、銀行振り込み・支払いもパソコンで行う。買い物もパソコン。アパート入居募集も、バンドメンバー募集もパソコンだ。
 毎日、パソコンの前にいる。テレビを見ながら、ウクレレを抱えながら、マウスを動かし、キーボードを叩いている。
 私が維持管理しているホームーページは7つある(私のは4つ)。ただ、ゲーム類は一切やらない。
  知人から、ホームネットワーク作りを頼まれ、システムの復旧を依頼され、ホームページ作りの注文を受ける。自分のホームページよりも良いものが出来上がる。いかに自分のはいい加減だったかだ。
 会社にいた頃は、若い人に依存してきたが、今は、老化した脳をフル稼働している。
 フォントが消えるように記憶が消えるのが恐ろしいので、脳の活性化に、パソコンと音楽は有益と考えている。
 とにかく、私の頭はWindows98、WindowsMEで無いことを願うのみだ。

※参考までにフォントが消えたときの対策を書きました(Windows98、ME)。
 A、Safe モードで起動してから再起動するだけで直す方法
 1,PC の電源を投入します。
 2,メモリーカウントが終わったあたりから Ctrl キーを押し続けます。
 3,スタートアップメニューが表示されるので、「Safe Mode」を選択します。
 4,Windows が Safe モードで起動したら、Windows を再起動します。
   (Safe Mode で起動時に特に実行する作業はありません。)
B、おかしくなったファイルを削除して解決する方法
  エクスプローラで Windows フォルダーを開きます。
  ttfCache ファイルを削除します。(フォントがおかしい場合)
  ShellIconCache ファイルを削除します。(アイコンがおかしい場合)
A、B、どちらかで解決しますが、もしどちらでも解決しないときはフォントファイル自体が壊れていますので、再インストールが必要です。


製紙の偽装 私のセイシ工場は今?

2008-01-21 11:38:36 | 日記・エッセイ・コラム

 再生紙を使っているはずの年賀葉書に端を発した、古紙再生率の偽装問題。
 日本製紙だけでなく、業界最王手の王子製紙を始め、ほとんどの製紙会社が偽装を行っていることが分かった。
 日本製紙のホームページに、お詫びの文書が載っている。
 「現状では、古紙配合率を上げる技術がない。品質を維持するためには、配合率を下げるしかない」Photo
 それは、どこの製紙会社でも同じことが言えるようだ。再生紙配合率を数十パーセントにして、ノートやコピー紙、葉書など、書き込みに使えるような高品質の紙作りは過大な要求らしい。
 そこで、いかにも再生紙に見せかけるために、わざと紙に色を付けたりすることもあるそうだ。そんな紙で作られた名刺を大量に使うのが国会議員だと聞いた。
 日本製紙の、お詫びだか、釈明だか、開き直りとも取れるページでは、さらに、
 「たとえ環境偽装だと言われてもそれを否定できるものではない」と続いている。
 「たとえ、言われても‥‥」の箇所がすごい。
 「たとえ」なんて書くからには、言われないことが前提にあったのは言うまでもない。
 また、このような書き込みもあった。
 「将来的には、40パーセント(だったかな)の配合率も可能と考えて受注した」
 今はできないけれど、いずれ可能だから注文を取って(実績確保なのか?)、取りあえず偽装したという説明に他ならない。

 ここにかぎらず、製紙会社の今の技術では、古紙配合率を指定通り上げられないようだし(莫大な投資をすればできるのかも知れないが)、古紙再生には、かえってエネルギー消費を増やすという専門家もいる。だから、灌木材を使う方が環境にやさしいとも言う。
 ならば、なぜそれを主張してこなかったのだ。今頃、「どこだって、できっこない無理な注文だったんだ」と言い訳しても始まらない。業界は「藁(わら)にも縋(すが)る」思いで、学識者まで動員している感がある。
(日本製紙は昨年、100パーセント再生紙は作らないことを発表し、必ずしも環境にやさしいとは言えないからだと、その理由を言っている。その時に、はがきの40パーセントも無理だとは言えなかったのだろうか)
 
 古紙を多量に配合した葉書や、ほぼ再生紙使用のコピー紙、ノートなど、みんなが信じていた。それで、せっせと、紙の分類をして
 「この紙がよみがえるんだ」と思いこんでいた。
 トイレットペーパーぐらいの品質なら、再生は可能なんだろうなあ。どこまで信じていいのか分からない。

 よみがえるといえば‥‥
 私の「セイシ工場」はどうなっているのだろう。せっせと製造しているのだろうか。おたまじゃくしみたいなのが、何匹かは泳いでいるのだろうか?
 再セイシ化や再生率向上の技術が開発されたら、その情報は、真っ先に仕入れたい。
 いや、私くらいの年齢になれば、製造は中止して貰い、それで元気な「※※※」を持つ方が良い。
 ぜったいに、安心だから‥???


えーっ、あれがモーツァルト???

2008-01-10 14:02:14 | 日記・エッセイ・コラム

 正月気分もそろそろ抜けてきた。
 今年の正月も体重が増えた。のんびり過ごし、消費カロリーと比較して、明らかに食べ過ぎPhotoたことが原因である。
 おもち、雑煮、おせち、刺身の朝食。1年で1、2回しかないだろう昼間から飲むお酒。夜は「すき焼き」が我が家の元日メニューだ。

 正月のテレビは、おもしろくない。「これでもか、これでもか」というほど大勢のタレントが出てきて、「ワイワイ」「ガヤガヤ」の番組が多い。お笑い番組も、おもしろい漫才やコントは出てくるが、それ以上の数で、ただ騒ぐだけのタレントが出てくる。
 コント・漫才のバックの飾りも、正月らしくしたつもりなのか?、金ぴかのパチンコ台みたいで、目障りなことおびただしい。
 だから、ここ数年、正月は駅伝三昧になる。
 元日は実業団駅伝。亡父が定年まで勤めていたコニカ(今はコニカミノルタ)を応援しながら、遅い朝食を取る。今年は優勝した。我が家から50メートルしか離れていないコニカ日野工場に、優勝の幕が張られるのを見に行ったが遅かった。
 翌日、翌々日は「箱根駅伝」。今年は棄権や選手の思わぬ不調、故障が多かった。
 寝坊をしたので、今年も、往路・復路のスタートが見られなかった。復路の第1区(総合の6区)が見所だったのに‥‥。
 それにしても、高校から大学、実業団の駅伝で、ケニアを中心とするアフリカ選手の、なんと多く、強いことか。
 相撲はモンゴル、駅伝はケニアに凌駕され、野球は大リーグへ流出していく。

 正月はクイズ番組も多かった。そこで驚いたのが、日本テレビだったかな?歴史上の有名人の肖像画で、名前を当てるクイズ。
 「大作曲家のモーツァルトの肖像画でしょうか?マルか?バツか?」
 しかし、そこに写し出された肖像画は、モーツァルトであっても、モーツァルトではない。
Photo_2 「正解はマルでした」と司会者。
 明らかに不正解、バツである。肖像画は、番組の意図する大作曲家、すなわちウォルフガング・アマデウス・モーツァルトではなく、父親のレオポルドの肖像画だった。
 テレビ局に、「まちがいだよ」と電話やメールがあったのではないかと思う。「モーツァルトには、ちがいありません」なんて応えていないだろうなあ。
 父レオポルドも優れた音楽家、作曲家、指導者ではあっても、「大作曲家」と呼ぶからには息子のことであるのが歴然なのに、大テレビ局の、数多い番組スタッフが気づかないものなのかと、思った。
 世界中、日本でも、一番愛されているモーツァルトだよ。

 肖像画は怖い。
 有名な足利尊氏像のように、これまで「○○の肖像画」といわれていたものが、違うと判明したものがいくつかある。今回のような取り違えもある。
 ドラマで、近藤勇と桂小五郎、坂本龍馬が一緒に酒を飲むなんてシーンは、作家の脚色だと言えばそれまでだが、別人の肖像をクイズの正解とするのは、困ったものだ。


UFOと異星人は別の問題だ

2008-01-02 15:49:13 | インポート

地球外に生命は存在するか?

 正月になると、遠くの景色がくっきりするほど空気が澄んでいる。
 10年以上前ほど顕著ではない。と言うことは、Photo_3最近、空気がきれいだからだろう。
 それでも、夜見える星の数は増えない。空が明るいからだ。地上の明かりの反射で、漆黒の空にならない。
 私が小学生の頃は、満天の星で、銀河が、「天の川」という形容にぴったりの空が見えた。雨戸を閉める時に、しばし見とれたものだ。毎日、星を見ていた影響だろうか、視力が良くなっていた。小学生の時から、後に老眼でぼやけるようになる50代中頃までの45年間、2.0以上の視力だった。
 小学校時代は、天文観察が一番の趣味で、次が、歴史本を読むことだった。

 星を見れば、当然、「どこかの星に宇宙人がいるだろうか?」と考える。まだ、火星人神話が残っていたから(天文学者や識者は、むろん否定していた)、「空飛ぶ円盤が見えないかな」とも期待していたUfo

 地球外に生命が存在するか?しかも、文明を持つ生命が存在するか?
 肉眼で見える星は、惑星以外は全て恒星で、自らが燃えて光っている星だから、生命の存在はあり得ない。適度な温度、水や大気があり、それを維持できる引力が持てる大きさの惑星や衛星が必要だ。確率はどんどん低くなるだろうが、全くないわけではないだろう。
 文明を持つ生命となると、可能性は、かなり少ないだろうが、いると期待したい。

UFOは時々見るけれど!

 
「UFOを信じるか?」と質問されることがある。子供たちが小さい頃、大いUfo_2に関心があったらしく、「UFOは?」「宇宙人は?」と度々聞かれた。
 UFOは「unidentified flying object、未確認飛行物体」のこと。空に飛んでいるもので(飛んでいるように見えるものも含め)、それが何か確認できないもののことなので、それは充分あり得る。その意味では「信じる」「見たことある」と答えられる。
 光のいたずら、雲の反射、模型飛行機の反射光、流星、風船等々、最後まで分からなかったものもある。
 しかし、証拠として取り上げられるUFO写真のひどさには驚く。写真に詳しい人なら、UFO写真に写る飛行物体の質感・重量感、大きさに違和感を覚えるだろう。また、ピントの怪しさがある。手前にあるのか、奥にあるのか分からない。ブレたフリをしているのだろうが、被写界深度を知らないのか、あるいは無視して作っているから不自然なのだ。

地球に宇宙人が来ているだろうか?

 「地球外生物が、地Photo球に来ているか?」は、はっきり言って「ノー」だ。
 地球人が、別な天体に行ったのは月だけであり、それもアポロの飛行士のみ。それが現在の地球人の技術。
 太陽系には、他に文明を持つ生命はいないだろう。銀河系で、太陽系の次に近い星からでも、光の速度で何年もかかる。
 そんなところからやってくることができる技術は、一番進んでいるアメリカの航空宇宙工学よりも数十年、数百年も先を行くものだ。想像を絶する技術があるはずだ。そんな、高等技術があるのだから、武力・武器もあるだろう。
 地球に来るのに、なにも、こそこそする必要がない。堂々と姿を見せ、好戦的な生物なら、威嚇攻撃もするだろう、友好的な宇宙人なら、大宇宙ショーでも見せてくれるだろう。
 中世から近世、アフリカの人々を奴隷として捕らPhoto_2えていた欧米人。鉄砲と弓矢の差が、それを可能にしたが、それ以上の、技術、武力の差があるのに、こそっと近寄ってきて、隠れていることはあり得ない。
 もし、古代に来ていたとしても、地球の目印や信号として、地上絵なんか書いて、使うだろうか。しかも、ハチドリやフクロウ人間?などの絵を!
 その時点でも、現代の地球の技術を凌駕しているのだから。
 町村官房長官の「そう考えないと、あの絵の説明がつかない」発言は、ジョークとしても、おもしろくなかった。  


「ジョークの馬刺し」を食べました

2008-01-01 08:07:00 | 日記・エッセイ・コラム

 謹賀新年 2008年初頭に思う

 下の3首は今年の年賀状に書いたものである。小倉百人一首の中にある3つの元歌と替え歌だ。
 昨年は政治と行政の、怠慢、さぼり、無責任をさらけ出した年だった。ここから、材料を取り上げようと思ったが、あまりにもひどくて、正月の替え歌として考えてみると、どんどん怒りがこみ上げてくるので、途中で止めた。

 所信表明をしたばかりの首相が、突然、しかも代表質問の直前に辞意表明。前代未聞。唖Photo然、呆然。笑うしかなかった。国務大臣の相次ぐ不祥事や失言。現職大臣の自殺なども例のないことだ。
 替わった福田首相でさえ、選挙大敗の最大原因、国民の関心事である年金問題を、「(公約破り?)そんな大げさな問題かなあ」と言う始末。

 年金の不明問題は、ここではもう書かない。怒りにまかせて書いていたら、何千・何万字になるか?

 そこで、食の問題に絞った3首を年賀状とした。
 食品表示の偽装問題は、呆れて、笑えて、皮肉を言うのにぴったり。よくも、まあ、こんなに続くものだ。
Photo 「不二家」「赤福」「ミートホープ」「船場吉兆」「白い恋人」「比内鶏」等々。
 「脂を注入した馬刺し」なんていうのも出てきた。不正とは言え、すごいことを考える奴がいるものだ。このアイデアは、素晴らしいジョークだ。私が社長なら、これを考え出した社員に表彰状を出しちゃいそうだ。 

 不正表示に共通する、ワンマン経営、怠慢経営、甘え経営がその根源にある。同族経営が多い。
 お詫びの席で、息子が「正直に言ってくれ」と促したのもあった(ミートホープ)。
 お母ちゃんに「頭が真っ白で‥‥」と、隣で、言う言Photo_3葉を指導されていた息子もいた(船場吉兆)。
 不二家もクリスマス商戦の直前、また問題が発覚。フランチャイズ店の経営者の怒りはいかばかりかと、同情せざるを得なかった。
 それでも、クリスマスケーキは、やっぱり不二家だ。行列ができていた。
 妻がケーキ作りのプロで、家に帰ればいくらでもあるのに、うれしくなり、励ますつもりもあって、並んで買ってしまった。
 私が子供の頃、不二家のケーキは、夢のような食べ物だったのだ。