先住民に国（故郷）を返す運動をしましょう

　ＮＨＫテレビで、反捕鯨団体「シーシェパードSea Shepherd」の狼藉とも言える和歌山県太地町での活動を見た。リーダーの一人「ポール・ワトソン」は、東日本大震災を「天罰」などと唱えているそうだ。あの太った体型を見ると、肉食を、相当たしなむ人物と連想する。
　クジラやイルカは、高等生物だと主張するのは、牛、羊は、どうなのかと聞きたいが、それはひとまず触れないでおく。
　シーシェパードは、オーストラリア、ニュージーランドなどヨーロッパ系、特に英国系の人の活動が目立つ。
　彼らの主張を尊重できるか、どうか。私の判断はただひとつ。クジラよりもっと知的な生物「人間」の生命・財産・所有物を保護活動ができるかどうかだと言える。
　オーストラリア・ニュージーランド・北米・南米は先住民族が住んでいた。その生命を奪い、土地を取り上げ、生活権をおびやかしてきた挙げ句の建国ではないか。
　バッファローなどを乱獲してきた反省に立っているのなら、もっと重要な反省「先住民族に国を返す」ことを考えないのか？
　「シーシェパード」が、生命の保護を主張するなら、今からでも遅くない。先住民に土地を返す運動を先に進めろ。
　漁師に
　「恥ずかしくないのか」
　「仕事に誇りなんか持っていないだろう」
　「子供にも、仕事を続けろと言えるか」
　などとの発言は、あんたらの祖先、いや今の自分たちに言え。
　マオリ、アボリジニ、イヌイット、インディアン、インディオに対する故郷返還の運動と一緒に行え。
　日本に来たのなら、日本の先住民族の勉強くらいしろ。
　今の飽食の生活を捨ててから叫べ！！！