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夏の停電時は扇風機を使う???

2011-03-20 21:59:28 | 日記・エッセイ・コラム

家庭の太陽光発電がお奨め!
 計画停電には振り回されている。電気・ガス・上下水道が全く使えない被災地と比べたら、贅沢は言えないが、今、仕事は全く出来ない。相手のいる仕事だから、こちらの停電事情だけではない。
 妻の料理教室の一部クラスを、生徒さん達の強い希望でやることになった。停電時間にひっかかる。
 「昼間なら明るい」「ガスは使える」「家にいるより、みんなが集まってワイワイやる方が気が晴れる」等の理由だ。Photo_3
 ところが、どっこい。ガスは使えても、温度・時間などを電気でコントロールしているガスオーブンは使えない。暖房もガスファンヒーターだから使えない。

 我が家は、今、ソーラパネルによる自家発電をしている。停電時には、それを使うことができる。
 住宅販売会社のセールスマンでも勘違いしている人が多い。停電と同時に自動、あるいは手動で切り替えられて、家中の電気使用が可能と思っている 人がいるが、そうではない。
 自立コンセントというのもがあって、ソーラのコントロールパネルで、自立運転切り替え操作をして、その自立コンセントにつないだ機器だけが利用できるのだ。だから、コンセントの差し込みを外せる電気器具だけが利用できる。しかもトータル1.5キロワットまでだ。これは全てのソーラ発電共通。それを、家のメイン電源として、すぐ使えると説明している住宅販売員がいる。詐欺ではなく、無知だということ。
 ソーラーパネル会社のセールスマンは知識があるから、そんな危ないことは言わない。
 取り付けるときは、それを念頭に置く必要がある。

昼間の停電なら自家発電で対応
 
但し、雨天・曇天でないことが条件!
 我が家でも、明るい時間帯の停電なら、長い電源ケーブルを用意して、冷蔵庫、パソコン、インターネット機器、電話などを使えるようにしている。
 さて、料理教室の部屋までは、ケーブルが20mほど必要だ。つなぎつなぎで配線。太いケーブルでないと電圧が落ちる。ガスオーブン、暖房用ガスファンヒーター(ファンを回す電気が必要)につないだ。しっかPhoto_4り使えて、妻も生徒さんも大感激。
 私は、居間でホットカーペットを使い、インターネットで情報を見ながら、作業(といってもヒマになったからブログの更新など)をしている。冷蔵庫も使えて(冬だから運転時間は極小)、それでも使用電力は瞬間最大値で0.7キロワットだった。理論上は、あと800ワットが使える。
 誤算だったのがテレビ。地元のケーブルテレビ契約なので映らない。ケーブルテレビ会社が停電なのだ。ケーブルテレビ経由の電話も使えない。もう1本のNTT電話のほうは使える。
 インターネットは、ずっと使えたことも、途中で切れたこともある。基地局が切れることがあるのだろう。

元を取ってその後の利益は???
 
環境と電力事情改善に貢献、それで良いのいでは
 ソーラーパネルを付けると
 「どのくらいで元が取れますか」
 「この歳では、元が取れるまで生きていられるか分からないから付けません」
と言う人も多い。初期費用も高い。
 昨年、7月中頃に取り付けてからの様子を見ると、東電への支払い額は、これまでの半分。そこへ売電が加わるから、真夏でも四分の一。1、2月は使用量が真夏並みだったが、発電量が夏より多いので、電気代は数千円。今月は、停電と節電の効果?で、2千円以下で済むと予想している。深夜電力のエコ給湯と併用しているから、ガス代は極端に減った。冬は暖房で減り具合が少なくなったが、それでも減った。
 発電可能量で決まるPhoto_5が、うちのように4キロワットクラスなら、ローンでも削減費用で充分まかなえる。
 元をいつ取れるか?
 早ければ7年、遅くとも10年かかることはない。10数年先にはパワーコンデンサーの交換 が取り替えもある。光熱費の削減もそうだが、なにより、環境貢献データが見られるのが心地よい。
 8ヶ月ちょっとで、CO2削減量が407kg。石油換算293リットルなんだそうだ。

真夏の停電の夜は扇風機???
 妻が友人に
 「太陽光発電はすごいよ。夏の電力事情も悪いかも知れない。その時は、昼間だってエアコン使えるよね。停電の夜は使えないけれど、エアコンじゃなくて扇風機にすればいいんだからさ」
などと話している。
 「おーい!停電なら扇風機も使えないよー」
慌てて会話を遮った。

※エコ給湯だけでは、冬場の費用削減は難しいのではないかと思う。深夜の沸き増しを毎日やっていると無駄が出る。真冬は、貯めたお湯も、風呂に入る夕方は少し減っている(冷めている)ので追い炊きが必要となる場合がある。我が家のように、家族が、勝って気ままな時間に入浴していると、なおさらだ(停電が始まり、息子や娘も連続で入るようになったが)。給湯が必要なときだけ使うガスの方が経済的な場合もある。
 夏は、深夜炊きの設定を夏向きの経済設定にすれば、無駄なく、お湯が沸かせる。


なんでも「菅の責任」にして済ませるのか?

2011-03-20 00:15:41 | 日記・エッセイ・コラム

 今日の報道で、菅首相が、自民党総裁に対し、副総理で復興対策担当を要請したというのがあった。与野党からPhoto批判されている。
 早速、「姑息、震災・原子力を丸投げ」などの書き込みを見る。抱き込みを計る手段と取られるのは致し方ない。
 ひょっとしたら、原子力行政を進めてきた自民党に「後始末をしろ」ということを暗に示して いるのではないだろうか。それなら、おもしろい策略だ。「知らん顔させないぞ」ということだろうか。それは、谷垣さん、受けられないよ。

 今回の原発事故。東電の処理の遅れが、ここまで大きな問題にした。
 「圧力を逃すためのバルブを開けるチャンスを失った」
 「海水を導入する決断が遅すぎた」
 東電関係者まで、そう発言していた。
 これは、ひとえに、責任を取りたくない。損失を出したくない。会社と幹部の都合。ただ、それだけだ。

 バルブを開ければ、少なからず放射能物質の放出となり、問題になる。現場では責任問題になるから、上へ、そしてまたその上へ、お伺いを立てる。従って、決断が遅れる。
 海水の導入は原子炉廃炉の可能性があり、大損失になる。遅れるどころか決断を渋る。

 「なんとかなるだろう」「なんとかしろ」の指令で、処理が遅れた。

 この言い訳に、菅総理の視察を持ち出してきた。一部のマスコミが、それを利用して、東電をかばっている。本当に、かばっているのは東電でなく、政府だ。むろん以前の政府だ。

 「菅総理が、のこのこ視察に来た。それに振り回されて対応が遅れた」
 これを鵜呑みにする人が多いのにも驚く。
 対応の遅れ。当初、「一時間」だったのが、最近は「一日」の遅れとなっている。首相の視察は、津波被災地を含めても、丸一日もない。
 行かなければ行かないで非難される。一番懸念のある原発は、誰が総理でも行くだろう。
  誰が視察に来ようが、緊急事態を正しく伝え、作業中断などせず、ありのまま、その作業を見て貰い、政府の決断や援助を仰ぐのが筋だ。
 危機を隠すため
 「全力で対処しています。危険な事態にはなりません」
などと、やっていたのが見え見えだ。
 偉い人が来ると、作業を中断してでも総出で迎えるの
が、官公庁・半官半民的大企業のしきたりらしい。私の勤務していた会社の仙台支店長が、仕事優先で(官Photo_2公庁の大きな物件入札があった)、”大企業出身の偉い人”を迎えに行かなかったために、左遷されたことを思い出す。この元支店長は、津波被害の仙台若林区に住んでいて、連絡が取れていない。

 そもそも、「関東地方の電力をまかなうための発 電所」が東北にあることを忘れていないか?福島県民を、これだけ困らせる事態に陥りながら、今日は、二次被爆?を恐れて、非難地区住民の受け入れを拒否したと言う報道があった。民間だろうか?自治体だろうか?
 これも、責任を取らされることを恐れた担当者がやったことだろう。

 責任・処分を恐れて、人としての道義を外す。責任を転嫁する。キャリアとノンキャリアの区別・差別のきびしい会社はそれが多いと聞く。東○瓦斯に勤務している人が、憤っているのをよく聞いた。
 それほどまで、出世がしたいのか!地位を失いたくないのか!と叫びたいが、この就職難の時代では無理なのだろうか。
 私のサラリーマン時代は、恵まれていた。


東北・関東大震災 日々感じること

2011-03-18 16:19:54 | 日記・エッセイ・コラム

 11日の大震災発生のその日から、私たち夫婦も、日々の収入がなくなった。
 二人の仕事。妻は「料理教室」「パン教室」。私は「ウクレレ・ギター教室」、「バンド演奏」のステージ。料理は、まだしも、楽器教室などは、完全に趣味の世界だ。こんな状況下では、家で予習・復習をする気にもなれないだろう。
 私も、楽器を触る時間が大幅に減り、楽譜を作ることもなく、テレビで唖然・呆然とする映像を見るだけ。
 最近は、原発の心配ばかりで、気持ちも暗くなるばかり。買い出しに行くにも、ガソリン節約のため自転車で長距離を走る。運動にはなる。
 他の時間は、テレビとパソコンで情報収集をするだけ。
 地震前は、忙しくてブログも更新がままならなかったのに、書く気がよみがえってきた。

物がない
 地震直後から、買い漁り・買いだめの話は出ていたし、「お米、なくなるよ」などの忠告をしてくる人もいた。見事に、数日を待つまでもなく、スーパー・コンビニから品がなくなってきた。「買い漁ることもない。いずれ物流が始まれば、すぐ商品がでてくる」と、買いだめさえしなければいいんだと、衝動は抑えた。

 我が家は、料理教室をやっている関係上、普通の家庭より食材は豊富で、2台ある大型冷蔵庫がいつもいっぱいだ。
 ところが、質の良い食材を種類多く揃えているので、それらの数自体は多くない。
 早速、米びつの底が見えた。妻が「少しはあるよ」と言うので安心していたら、二日分だった。
 「保存期間が長いとまずくなるので、少しずつしか買わない」そうだ。その基準での「少しあるよ」が二日分。


生鮮海産物がある
 生ものは大量に売り場にある。しかも新鮮なものだから物流があるということだ。保存食が不足している。
 それなら、刺身で一杯飲んで、そば・うどんでよい。地震以来、鍋物に煮込みうどん。昨夜の主食はグラタン。朝は餅。昼はスパゲティー。今夜は?
 被災地の方には申し訳ないが、米がないぐらい、どうってことはない。
 トイレットぺーぺーがもう少ないから買いに行った。前日、妻が買いに行ったときは全くなかった。「開店と同時に行け」と言われ、行列に並んだ。たっぷりな在庫品を歩道上に並べだした。行列の最後の人が買い終わっても、まだたくさん残っていた。
 前日、一人暮らしのおばあさんが
 「トイレットペーパーを7袋買った」と自慢していた話を人づてに聞いた。114ロール。長生きするつもりなんだろうね。
 40年前のオイルショック。トイレットペーパー騒動の反省が活きていない。


マナー良いのは被災地だけ?
 昨日行ったスーパーでは、レトルト・カレーを200個ぐらい、棚にある全てを大きな箱に入れている親子を見た。さすがに、たまりかね
 「施設か、被災地に持っていくんですか」と聞いたら
 「自宅用だけでなく友達にも頼まれた分もある」と答えたママ。そばにいた女の子が
 「えーっ、全部、うちのだって言ったじゃない」
 もう、黙っていられない。
 「あんたみたいな人がいるから、物がなくなり、困る人が出てくるんだ」と苦情を言った。知っているスーパーの社長に、「制限しろ」と要請。
 20個ぐらいに減らすようにお願いしたら、大いにむくれていた。
 レジの人も「見たことのないお客です」と言っていた。普段、利用していない客だ。あちこち回って買い漁っていることが分かった。

 海外では、被災者のマナーの良さが驚きと賞賛を受けているという。被災していない人のほうがマナーが悪いのか?

 ガソリンを入れる長い車の列。これは整然と並んでいる。これが海外で驚かれるマナーだ。
 いつから並んでいるかと聞いたら
 「朝の8時。その時は交番の前だった」

ということは、もう3時間以上だ。距離は400メートルほど。あと500メートルある。しかも、あと1時間もすると計画停電だ。間に合うわけもない。ガソリンだって、もう、ないかも知れない。

土方歳三が泣いている
 
寄付金なら個人でも方法がある。赤十字、NHKなどが思いつく。
 物資の寄付は、自治体などを通じて行ってくださいとある。
 私の住む日野市。隣の立川市は、非常食、発電機、毛布などを送るニュースを見た。当然、日野市も同様の対策を取っていると思い、市に電話すると
 「受け入れ先の準備が出来ていないので、それを待ってからです」
と回答。
 要するに何もしていないのだ。受け入れ先の準備が出来ないようなひどい状況だからこそ、早い援助が必要なのだ。新撰組の関係で友好都市となっている会津若松市に援助隊が行った。市にある公団住宅に福島の人を迎い入れたようだ
。一部の地域で福島弁が急に聞かれるようになったと、福島出身の人が言っていた。
 しかし、今、緊急の援助が必要なのは、太平洋沿岸の市町村ではないか。市に災害用物資の備蓄がなくても、市民から募るなどの呼びかけくらいしてもよいのではないか。
 募金は、自治体がやらなくてもできる。必要なのは生活物資なのだ。
 神戸淡路大震災の時の対応は全く違っていた。なぜ、こんなに対応が違うのか。友人の日野市議に電話したが
「提案しても、議員で討議しようともしない。同僚議員も熱心ではない」とのこと。
 明日、お互いに、市の防災課に申し入れしようと決めた。 
 阪神淡路震災当時の市長は「中央自動車道に固定資産税を!」で名を馳せた森田市長だった。今の日野市長は健康保険料の大幅値上げには熱心だが、弱者救済には熱がないようだ。人柄は良さそうなので人気はあるが、恵まれた人からの支持が得られればよいと考えているようだ。
 落日の江戸幕府を支えようとした「土方歳三」の生まれ故郷が出身地が売りの、我が日野市。弱者に見向きもしない姿勢を情けないと思っている。

住所欄に、もうひとつ書かなければならい事柄ができる

 住所を書くとき、郵便番号が必要だ。これからは、もうひとつ情報欄が必要になってくる。東電のグループ番号欄だ。トラック便などの配達に必要となってくる。冷凍荷物には必須となる。運送会社は、すぐ、その地区の停電日を調べ、配送するかどうか決める。
 自治会も、○○3丁目東電第2グループ自治会と、○○3丁目第4グループ自治会などになる。
 無論、これは先の話だ。夏にはもっと電力事情が逼迫し、一日まるごと停電になった時の話だ。季節によっては、一日交代停電で2つのグループだけになることもある。
 停電対象になっていない地区がある。停電地区でも停電しない所もある。不動産売買の時、これが価値を左右する。
 「駅まで5分、陽当たり良好、南向きの角地、停電対象外」
これが最高の土地とされる。
 同じ住所地区でありながら、一度も停電しない地区があるのだ。同じ地番でグループが違うのは分かる。変電所が違うからだろう。それでも、同じグループで停電しない。
 病院がある。老人福祉施設がある。そんな理由なんだろうと思うと、そうでもない。有力者が住む地区ではないか、と言う人もいる。
 市の市民生活の担当部署に問い合わせても、他人事のようで、「これは市の管轄外で、問い合わせつもりもない」と答えが返ってきたそうだ。
 市民の生活を守るのが市民部だ。停電の基準を問い合わせ、一方的に、困る人や安泰な人がいつも同じになる不公平をなくすように努力せよ!

 市民部の各課案内を見たら、税を扱う課ばかりだったので、あらためて驚いた。  


山東昭子様は、お心健やかでしょうか?

2011-03-16 20:39:17 | 日記・エッセイ・コラム

 「原発は安全です!」
 こう言い切った、山東昭子元科学技術庁長官。今、この事態を見て、どんな面をしているか。
 「原発は危険です。だから、いくつもの安全対策をしている」なら、まだ分かる。反対意見に Photo_3 対し、いかにも「知らない奴はどうしようもないな。無知な奴め」とでも言わんばかりの態度での発言。その時も、驚いたし、「この人、本当に理解しているのか」と猛烈な反感を抱いたことを今でも忘れない。
 この発言時期が、科学技術庁長官だったか、環境庁の政務次官だった時かは、はっきり覚えていないが、福祉・教育が専門だが、科学技術と環境にも明るいと紹介されている。

 今、このような事態になって、「国の責任だ」という追求に、政府は「痛感している」と答えている。確かに、国の責任は、政府の責任である。
 しかし、????!!!!、ちょと、待てよ。原子力政策を強力に推し進めてきたのは、どの政党政権だった?
 諫早干拓事業の有明海河口堰で見られたように、推し進めるために都合良く作らせたデーターを元に、莫大な保証をちらつかせ地元住民を説得。反対する者には地元の利益を損なう裏切り者扱いするように仕向け、強引な手法も辞さずに推し進めてきた。
 説得する側も、山東大臣のような無知な人間(本当は、頭脳明晰なので知識はあっても、相手が無知に見えて、強気な態度が取れる人らしい)を利用してきた。

 「予測をはるかに超えた」が言い訳になるのだろう。Photo_4
 確かに、すさまじいほどの津波ではある。万全と説明してきた安全基準・設備が、それに比べたら甘かったということ。

 「原発は安全だ」と言う根拠は何処にあったのか。 安全対策についての詳細説明をするならともかく、問答無用の発言だ。
  テレビで、その発言を聞いたとき
 「安全なものなら、安全基準も設備も必要ないじゃないか」と怒鳴ってしまった。悔しくて抑えきれない気持ちは今でも残っている。還暦を過ぎ、かなり穏やかになってきたつもりだが、山東昭子議員様に出会ったら、横っ面を張り倒してやりたい気持ちは変わらない。

 今、自民党幹部は「自分たちの政権の時でなく良かった」と思っていないだろうか。山東昭子さまなどは、そんなことすっかり忘れ「政府の対応は甘い」などと言ってないだろうか。
 野党自民党は、事故後の処理についてより、この安全基準の甘さ、見込み違いについて政府を追求しろ。
 ”天に向かって唾を吐く”と同じ行為だから出来ないだろう。


命かける作業員、天罰叫ぶ知事!

2011-03-14 22:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

 幹部は、責任を取らされないように、少しでも非難を浴びないように、それを優先した対応を決める。コメンテーター役に、当たらず障らず的な会見対応を命令する。
 会見を担当する人は、幹部の命令に従うだけだから、非難できない。総務・広報関係の職務はつらい。
 一方、安全を守るために 命を賭けて危険な作業に従事する社員と関連会社(以前は下請けと呼ばれた)社員。同じ会社関係者。何人もが負傷している。被爆の恐れもある作業。その勇気にはひたすら感謝するのみ。 復旧作業に従事する人たちもいる。ブルーカラーと呼ばれた人たちだ。
 この方たちでも、将来、会社の幹部になる可能性は少ないだろう。
 本社の幹部と現場の作業員。東京電力のことだ。旧日本軍の参謀と兵士の関係を思い出す。

 東電の計画停電情報がさっぱり分からない。一日3時間程度の停電と発表された。不便なことは当然だが、被災地と比べ、一日21時間も使えると考えれば良い。しかし、自分の地区が、どのグループになるのか、さっぱり分からない。自分の住む日野市は3つのグループに重複している。その中のどれに所属するのか?さっぱり分からない。チェックが甘いと、3つのグループに入ってしまうのではないか。ほぼ、一日中、停電か?そんな不安を感じさせる会社の対応ぶりだ。
 やっと分かったのが、当日の朝9時頃。そして、一日3時間のはずなのに、栄光ある名誉の第にグループは、一日2回の6時間以上となっている。23区も入れて、8~10グループにして、時間を短くすればいいじゃないか、と不満が口に出る。結局は、停電にはならなかったが、明日以降はどうなるのか?
 グループ分けしたのだから、一週間程度でもスケジュールを出せないものか。予定が立てられない。
 「有力者の住む地Photo域や政治家の意見を調整しているのではないだろうか」と言う人もいる。

 その点、東京都は素晴らしい。石原知事の強力なリ ーダシップで指示が出る。批判なんて怖くない。生活弱者が困る内容でも、利益を受ける人が多ければ、それを強引に進めることが出来る。新銀行東京が本来の機能を果たしていないと批判されてもへっちゃら。記者に対してもえらそうな口がきける。日本以外のアジア蔑視も、揺るがない信念だ。

 その石原慎太郎・東京都知事さまが、この14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べられた由。「被災者が気の毒」と付け加えはある。
  
 こんな立派で威厳がある方が、また都知事に立候補してくださる。その会見が始まろうという時に、この大地震が起きた。テレビニュースや新聞の「4選へ立候補」が、目立たなくなった。それで怒り心頭で「天罰だ」発言になったのだろうか?
 
 こんな方に、4期12年も知事をやって頂くのは恐れ多い。
 東電に移ってご指導頂いたらどうだろうか。無論、原発の事故現場最前線、復旧現場のの陣頭指揮で。
 頑張れ!慎太郎。