昨年の出来事を題材にした百人一首の替え歌で、今年の年賀状に使用した替え歌４首のうち最後の４首目。
そのまんま東氏が、国政選挙に出馬に色気を出し、結局、知事に留まった件。任期途中の辞任意向が批判を浴び、支持率は落ちた。ところが、強運の持ち主で、口蹄疫の問題でマスコミに登場するや、支持率を回復してしまった。
国・政府に対策を迫ったり、畜産農家への保証を迫り、責任を追及するパーフォーマンスが功を奏した形になった。
本来は、宮崎県が対策すべきなのに他力本願。県がすべきことをしてなお、国に補助を求めるべきを、自分の責任には目を向けさせないで、いかにも政府に手抜かりがあるかのように見せる手腕？には恐れ入る。
畜産農家の打撃と落胆は推して知るべしで、多くの人々の同情が寄付などの形になって現れた。
喜ぶ人は一人もいない。利益を受ける人だって、どこにもいない。
いや、そのまんま氏だけが、利用しただけの結果となった。
その手腕を持って、都知事に立候補？
とんでもない！！！
昨年の出来事を題
材にした百人一首の替え歌で、今年の年賀状に使用した替え歌４首のうち３首目。
昨年、テレビにかじりつくように見た「チリ落盤事故」の救出劇。生存が確認されるまでの数日間は無論のこと、その後、掘削孔を貫通させる見込みは「クリスマスの時期だ」と聞いたときも、全員の救出は不可能だと思っていた。そこまで体力・気力が持つとは思えないからだ。現地でも、そのような判断で地下の人々に、救出時期については知らせないことにしたと聞いた。
安全より業績優先のやま（鉱山）の経営。山の怒りに触れたのだろうか。避難場所があり、そこへ非難できたのはなんと言っても幸運だった。しかし、避難場所には食糧がわずかしかなかった（一日分らしい）。その管理もいい加減だったということだろう。当初は、かなり用意してあったのかも知れないが、管理していないから、盗み食い・持ち出しなどで減ったのではないだろうか。それでも、一日分が残っていたから助かった。その後の、管理・運用は、見事で、奇跡の原動力になった。
掘削が、思いの外、早く進み、いよいよ救出となった。
最初の救出。経過時間が、なんと長く感じたことか。途中で止まらないことを祈りながら見ていた。
もうすぐ会えると分かっていても、家族のはやる気持ちは痛いほど分かる。
救出劇を、ショーとして放送した感は否めないが、地球の反対側で起きていることを、家でリアルタイムで見ることができる。それが当たり前だと思っている現代社会。
私が高校生の頃、日米間の衛星中継ができるようになって、最初の放送がケネディ大統領暗殺のニュースと葬儀の生中継だった。衛星中継が行われるようになったと言っても、いつでもできる状況ではなかった。相当の準備が必要だった。9・11テロの時のように、すぐ衛星放送で、現場からの同時中継に切り替えが可能になったのは、いつ頃からだっただろうか。
昨年の出来事を題材にした百人一首の替え歌で、今年の年賀状に使用した替え歌４首のうち２首目。
日本中が地団駄踏んで悔しがった、尖閣諸島にからんだ中国漁船の無法と中国政府の横暴な対応。中国政府は世界一の人口を養うため、そして国民の不満のはけ口を政府へ向けないために、世界中の批判など顧みることない強引な手段に出ている。それでも、中国に遠慮し、へつらい、おもねる国が多い。
資源を持ち、労働力を持ち、軍事力を持ち、それでいながら国民への情報を制限できる国は強い。大部分の国民は、国力を過信し、政府の言うことを信じている。
ＮＨＫテレビで放送中の「坂の上の雲」。時代は日露戦争の前後。日本が世界に認められるようになっていく時代だ。世界の大国を相手に立ち向かう気概を懐かしく、あるいは羨ましく思う人が多いのではないだろうか。
それは、それで心配だ。
「謹賀新年」
左は、昨年の出来事を題材にした百人一首の替え歌で、今年の年賀状に使用した替え歌４首のうち最初の１首。
昨年は、桜が咲く頃でも寒くて、おかげで桜の咲く期間が長かった。春が来ないうちに暑くなってしまった。そしてあの灼熱の夏。長～い夏が終わったら、すぐ寒くなった。しばらくすると暖冬の気配が見えたが、とんでもない。各地で大雪の年末を迎えた。
日本の誇るべき四季がなくなってしまうのではないか。
春先まで真冬並みの服装でいたら、突然、半袖のＴシャツになってしまった感がある。今は寒くて暖房の効いた室内でも、厚手のセーターを着込んでいる。
春・秋のおしゃれなファッションが消えていくかも？？？